メイクを始めたての10代女子におすすめ!まずはBBクリームから探してみよう
10代のお肌はまだまだ元気。
だからこそメイクアイテム選びは慎重にしなければなりません。
せっかく素の美しさがあるのですから、それを生かしたメイクが理想ですよね。
ですから10代のお肌にはがっつりファンデーションよりも、BBクリームがおすすめ。
10代のお肌は他のどの年代のお肌とも違います。
どのような点に気をつければいいのか、見てみたいと思います
10代はさびつかない!
人間の身体は日々さびついています。
「活性酸素」というものの働きで、生きているだけで体が酸化していくのです。
酸化が進むと細胞が傷み、再生されなくなります。
これがいわゆる「老化現象」です。
人間を老化させる「活性酸素」に対抗してくれるのが人間の体内にある酵素のうちの「代謝酵素」と呼ばれるもの。
これは活性酸素が体を酸化させるのを防ぎ、細胞を守ってくれる働きがあります。
非常に頼もしい酵素なのですが、この「代謝酵素」は20代を過ぎると減少していきます。
そのため20代を過ぎると体はどんどんさびつき、老化していくのです。
10代ですと、この「代謝酵素」はまだまだ元気。
細胞の再生も早く、健康でいきいきとした肌が保たれています。
お肌はいつも生まれ変わっている!
40代以降になると、お肌の悩みがいきなり顕著になります。
それはお肌の生まれ変わるサイクルが長くなり、新しいお肌がなかなか生まれてこないから。
古い肌が剥がれ落ち、新しい肌に生まれ変わることを「ターンオーバー」といいます。
お肌は「表皮」「真皮」「皮下組織」から出来ています。
さらにこの「表皮」は4層の構造になっており、一番内側から「基底層」「有棘層」「顆粒層」「角質層」と呼ばれています。
このうち「基底層」で生まれた細胞は形を変えながら表面に押し上げられていき、無核となり死んだ状態で「角化細胞」となります。
やがて新たにできた細胞がこの「角化細胞」を押し上げていきます。
そして押し上げられた「角化細胞」は垢となって剥がれ落ちていくのです。
これが肌の生まれ変わりのシステムで、「ターンオーバー」と呼ばれます。
表皮は絶えず生まれ変わっているので、傷がついても再び綺麗な状態になることが出来るのですね。
ターンオーバーの乱れが肌の乱れ!
正常なお肌のターンオーバー周期は28日と言われています。
これより早すぎても遅すぎても綺麗なお肌になれません。
ターンオーバーが早すぎると細胞が核をもったまま表面に押し上げられてしまいます。
核を持った細胞は未熟。
「角質」としての機能を果たすことができません。
セラミドなどの保湿成分が無く、肌を保護する十分な力が足りないのです。
肌はごわつき、外的刺激に弱く、乾燥しやすくなってしまいます。
一方ターンオーバーが通常より遅くなると、古い角質が肌に堆積していまいます。
新しい細胞が出てこないので肌はくすみ、シミが増えたり濃くなったりします。
10代の方ですとそこまでターンオーバーの遅れが生じることはないでしょうが、間違ったスキンケア等でターンオーバーの周期を乱してしまうことはあるので、注意が必要です。
美しく健康な肌でいるためにはお肌のターンオーバーがしっかりと行われていなければならないのです。
将来のお肌のためにはとにかく保湿を!
まだまだ細胞も元気に活発している10代。
ホルモンやそれに伴う皮脂の分泌も盛んです。
そんな10代で気をつけたいのがスキンケア。
この時期のスキンケアが将来のお肌に大きく影響します。
まず、皮脂が多く分泌されるのは仕方ありません。
男性ホルモンが活発になりニキビなどのトラブルも起きやすくなるのです。
しかし、お肌が油っぽいからといって保湿を怠るのはNGです。
オイリーな肌はきちんと洗顔し、清潔に保つことが第一。
しかしその後の十分な保湿やクリームも省いてはいけません。
洗顔後に化粧水などで保湿しなければ、肌は水分を失い、乾燥してしまいます。
乾燥した肌はとてももろく刺激に弱い状態です。
その状態をなんとかしようと肌はさらに多くの皮脂を分泌します。
これによってオイリー肌がさらにひどくなり、肌表面はテカっているのに内部はカラカラに乾燥しているという矛盾が生じてしまうのです。
皮脂の過剰分泌は毛穴を広げ、その中に皮脂や汚れをため込みます。
毛穴の奥深くに入り込むと通常の洗顔で汚れを完全に落とすことが困難になり、毛穴はさらに広がっていきます。
汚れや皮脂が毛穴の中で酸化すると黒くなり、せっかくの綺麗なお肌も台無しに。
このような事態にならないためにも洗顔と保湿ケアを徹底しましょう。
10代のお肌はオイリーに傾きがちですが、洗顔のしすぎや保湿ケアを省くことはさらなる皮脂分泌を招くことになるのです。
10代のお肌は軽めのメイクがおすすめ
肌がまだまだ新品の状態の10代。
まだまだ隠す必要はありません。
顔に厚くファンデーションを塗ると、却って顔を老けた印象にしていまいます。
元気な肌を生かしたナチュラルメイクがおすすめです。
ニキビ跡や毛穴など、隠したいものがある!
という方はファンデーションよりはカバー力のあるBBクリームがいいでしょう。
ファンデーションとは異なり、美容液成分や保湿成分が配合されていますし、UVカット効果も高いものが多いです。
ひと塗りで自然なツヤや潤いを与えてくれるBBクリームなら、肌本来の美しさを邪魔する事なく美肌に仕上げてくれるのです。
10代におすすめのBBクリーム
ファンデーションを塗りたくはないけれど、お肌を綺麗に見せたいという方にピッタリのBBクリーム。
10代ならばカバー力をがそこそこあり、ツヤや保湿効果が高いものがおすすめです。
今後の肌のことを考えて、お肌に優しい成分がいいですね。
おすすめを見てみたいと思います。
ホワイトニングBBオルビス
全ての製品がオイルフリーというオルビスのBBクリームです。
こちらは新技術を駆使し、持続性ビタミンC誘導体が配合されています。
ですから塗るだけで美白効果があるのです。
皮脂の分泌が多くお肌のベースが崩れやすい10代も安心して使用できる、化粧崩れ防止パウダーが配合されています。
テカる肌を抑え、つけたてのみずみずしさが夜まで持続。
軽やかなテクスチャーで、肌を塞ぐ感じがありません。
汗や皮脂に強いので、夏にもおすすめです。
SPF40・PA+++。
ピュアミネラル BB ウォーター ジェルメイベリン ニューヨーク
つけ心地の軽い、さっぱりした使用感のBBクリームです。
ミネラルジェルなので肌に優しく、しみこむように肌に馴染みます。
厚塗り感は全くなく、肌に負担がかかりません。
その秘密は、水。
BBクリームの半分以上が水分で構成されているのです。
ですからしっかりと潤って、透明感のある仕上りになります。
SPF35・PA+++。
薬用BBミネラルジェルエテュセ
やさしさと綺麗を追求した、美容液ベースの薬用多機能型BBクリームです。
肌に優しい100%ノンケミカル処方。
凹凸クリアコンプレックス配合で毛穴やニキビ跡など、10代の気になるお肌の悩みをしっかりカバーしてくれます。
また、クリアパウダーがなめらかに広がってお肌の凸凹を修正しながら光を拡散。
フォギーで艶めく肌が完成します。
さらに嬉しいのはクレンジングが不要ということ。
通常の洗顔料で落とすことができます。
お肌が敏感な方、トラブルがある方におすすめのBBクリームです。
まとめ
まだまだ元気に活動する10代のお肌。
評価が高いからといって、高年齢向けのメイクアイテムを使用するのはおすすめできません。
特に20代や30代に人気のある、カバー力高めのファンデーションは10代のお肌にとっては負担になりますし、べた塗りで老けた印象を与えてしまうかもしれません。
10代のうちは、ベースメイクはBBクリームで軽めに抑え、お肌のコンディションを整えるのがおすすめ。
厚塗りせず、素肌の美しさを生かすメイクを心がけて下さいね。