白髪染めでヘナを使う時のポイント
白髪染めでも人によっては合わない場合もありますが、そういう時はヘナなども試してみるといいでしょう。
ヘナだと一般的な白髪染めに比べて肌に負担をかけないで染める事ができます。
これまで普通の白髪染めで肌や髪を傷めたりしてしまった人にはちょうどいいのではないでしょうか。
ただいくつか気を付けなければいけない点もありますので、よくわかったうえで使うようにするといいでしょう。
肌に負担の少ないヘナ
白髪染めでヘナという言葉を聞いたことがある人も多いと思いますが、主にインドや中東などに生息しているミソハギ科の木を指しています。
ヘナは低木ですが熱帯地方でよく見られ、葉っぱの部分を乾燥させたものを使って髪を染めていきます。
染料としては天然のものを使っているため、一般的な白髪染めなどと比べると肌への負担もかなり軽減できるでしょう。
敏感肌やかぶれやすい人にはおすすめかもしれません。
ただそうはいってもアレルギーなどがまったくないわけではなく、ヘナそのものに反応してしまう人もいますのでパッチテストなどは必ず行うようにしましょう。
染まるまでの時間
ヘナで髪の毛を染める場合はやや時間がかかってしまいますので、その辺もよく把握しておいた方がいいでしょう。
一般的な白髪染めの場合はだいたい1時間もあれば染まりますが、ヘナの場合2、3時間は必要です。
普段忙しくて時間のない人にとってはやや不便に感じるかもしれませんが、その分しっかりと色はつきますのでそういう点ではメリットもあるでしょう。
ただ1度色がついてしまうとなかなか落ちませんので少し注意が必要かもしれません。
失敗しても修正するのが難しい場合もあるでしょう。
その後にカラーなどを使って色を調整しようと思ってもできない事もありますので、初めての場合は特に気を付けたほうがいいかもしれません。
褐色かオレンジに近いです
ヘナの場合、白髪染めで使うにはやや物足りないと感じてしまう人もいるかもしれません。
天然素材で髪にも優しいですが、色素を使うため白髪を黒く染めるのでなく褐色やオレンジに近い色になってしまう事が多いようです。
人にもよりますが、好みの色でない場合はよく考えてから使った方がいいでしょう。
ヘナの特徴として1度染まってしまうとなかなか色が抜けませんので、その辺は慎重になったほうがいいかもしれません。
また日ごろからオレンジや褐色が好みという場合や、パーソナルカラーで肌の色に合うというのならヘナを使ってみるといいでしょう。
黒く染まると思ったらオレンジだったという事のないように、事前によく把握しておくことも大切です。
2、3日は続きます
ヘナの場合は天然色素を使っているため肌への負担も少なくて済みます。
ただそのぶん臭いなど少し気になることもありますので、染める前にだいたい知っておくといいでしょう。
白髪染めなどを使う場合はどうしても薬剤の臭いがしてしまいますが、ヘナの場合もやはりそれは避けられません。
ヘナの場合は特に天然素材独特の臭いがあるのが特徴です。
人によっては気になることもあるようですが、数日でなくなっていきますのでしばらく待つようにしましょう。
だいたい2、3日は続きますので、気になるようなら外出を控えたりするのもいいかもしれません。
また土日に仕事が休みなら、そうした時間を利用して染めてみるといいでしょう。
まとめ
一般的な白髪染めでかぶれたりした人はヘナなども使ってみるといいでしょう。
天然素材で作られているため肌にも負担が少なく、安心して使う事ができそうです。
ただ人によってはヘナでもかぶれることがあるためパッチテストは必ずしましょう。
ヘナの場合は褐色に染まるため黒くしたい人には物足りないかもしれませんが、体に負担をかけたくない人にはおすすめです。