肌の悩みに合ったBBクリームの選び方と使い方の6つのポイント
現代女性は忙しいですから、朝は出勤前の準備や家事、育児など、時間に追われていてメイクの時間も取れない方も多いです。
そんな女性達の救世主となってくれるオールインワン化粧品が人気を高めています。
ベースメイクでも時短メイクが可能なBBクリームが人気です。
肌の悩みもしっかりカバーしてくれますから、お悩み別の選び方や使い方のコツを紹介しましょう。
BBクリームの魅力
多機能で時短メイクできる
化粧下地やファンデーションなど、1つでベースメイクの全てをまかなってくれるのがBBクリームです。
最近は保湿や美白などの機能も付いた多機能タイプが登場していて、1つで6役も8役もこなしてれて、どんどん便利になってきています。
1つで多くの機能があるということは、それだけ使う化粧品が少なくてすむということでもあり、スキンケア後にBBクリームを塗るだけでベースメイクできてしまって、手間と時間の節約になります。
また、BBクリームさえあれば他のベースメイク化粧品が不要となります。
化粧品代の節約にもなってくれて化粧品の数が減りますから、ドレッサー周りのスペース確保にもなります。
肌をきれいに見せてくれる
BBクリームは肌色のクリームで油分も適度に含んでいて、カバー力が高いタイプもあります。
伸びのいいタイプが多いですから肌に均一に伸びてくれて、肌の色むらやデコボコをきれいにカバーして滑らかな肌に見せてくれます。
また、コンシーラー効果もありますから、ニキビ跡や薄いシミ程度ならしっかりカバーしてくれて、肌のアラを隠してくれます。
美容液成分が入っていて油分を適度に含んでいますから、肌の乾燥を防いでくれて長時間潤いが続きます。
ファンデーション効果もありますから、BBクリームを塗るだけできちんとメイクした状態となり、オフィスメイクとしても充分通じるほど仕上がりがきれいです。
化粧崩れしにくい
スキンケア後の整った肌にBBクリームを塗ることになります。
しっかりと肌に密着してくれますから、少量でもきちんとメイクが乗ってくれて薄付きなのにきちんとメイクしたように見せてくれます。
よりきちんと感を出すなら、BBクリームの上からフェイスパウダーを重ねてあげるときれいに仕上がります。
肌への密着度が高いということは、化粧崩れしにくいということにもつながります。
しっかりと肌にフィットしていますから長時間メイクが長続きしてくれて、化粧直しの手間を省いてくれます。
また、美容成分が入ったタイプなら乾燥しませんから、ベースメイクの白浮きなども防止してくれます。
年齢肌女性が選びたいタイプ
年齢肌に悩む女性は、なるべくメイクでシミなどの悩みを隠したいことでしょう。
BBクリームにはそんな大人の女性の肌に向いたタイプというものがあります。
まず、ベースメイクの厚塗りが見た目年齢を引き上げてしまいますから、厚塗りにならないタイプを選びましょう。
伸びの良いテクスチャーのものなら少量でも均一に伸びてくれますから、肌表面を滑らかにフラットに見せてくれて、色むらや凹凸をカバーしてくれます。
また、年齢と共に肌の潤いやハリが失われてしまいます。
メイクして時間が経つとくすみが目立ち疲れた顔になってしまう方は、美容成分がたっぷりと入ったタイプがおすすめです。
保湿や美白、ハリアップのエイジングケア成分が入ったタイプだと、潤いとハリを1日中キープしてくれて、若々しい透明肌でいられます。
そして、年齢肌が一番避けなくてはならないのが紫外線です。
紫外線はシミを作り肌を老けさせてしまう元凶ですから、UVカット効果のあるBBクリームがおすすめです。
あまり強力なタイプだと逆に肌に負担になってしまいますから、SPF20から30程度あれば充分です。
BBクリーム選びの時にはUVカット効果がどのくらいあるかもチェックして、適切なタイプのものを選びましょう。
乾燥対策に有効なタイプ
メイクが時間と共に白浮きしたり部分的にひび割れたりするのは、肌の乾燥が原因になっています。
ガサガサの肌だとメイクが密着しにくく、短時間で化粧崩れを起こしてしまいます。
そんな乾燥肌に向いたBBクリームは、保湿成分がたっぷりと入ったタイプです。
セラミドやヒアルロン酸、コラーゲンの3つは保湿に優れた成分ですから、これらが配合されているタイプならしっかりと乾燥を防いでくれます。
メイクしている間でもスキンケア効果でメイクを長持ちしてくれて、潤った肌でいられます。
また、目元は特に乾燥しやすいですから、アイクリームや保湿クリームで保護した後にBBクリームを塗ると効果的です。
毛穴を目立たせないタイプ
毛穴の開きや詰まりなど、毛穴トラブルを抱えている方もたくさんいらっしゃいます。
BBクリームは肌を均一に見せる効果がありますから、多少の毛穴ならフラットに目立たせない作用があります。
また、皮脂がたくさん出て毛穴が目立ってしまう方は、皮脂を吸着するパウダー入りのものを選びましょう。
皮脂の分泌が少なくなると、BBクリームのファンデーション成分が毛穴に落ち込むのを防いでくれて、毛穴の目立ちを抑えてくれます。
また、BBクリーム後にフェイスパウダーを重ねることで、毛穴カバー力がさらに上がって、きめ細かな肌に見せてくれます。
シミやニキビ跡をカバーするには
濃いシミやニキビ跡をカバーするには、やはりコンシーラーを使うのが一番です。
しかし、薄いシミ程度ならBBクリームでも充分カバーできますから、まずはカバー力の高いBBクリームを使いましょう。
多少シミなどが目立っていてコンシーラーを使うほどではない場合には、BBクリームを重ね付けしてあげると効果的です。
チョンとシミが気になる部分にBBクリームを少量乗せてあげて、肌になじませてあげましょう。
あまり重ねすぎると厚塗りになってしまいますから、薄くなじませるのが上手な使い方です。
しわを目立たせない工夫
しわを隠そうとしてその部分だけBBクリームを厚く塗ってしまうと、時間が経つと化粧崩れしてしまって、しわの溝がくっきりと目立ってしまいます。
しわの部分ほど薄く塗るように気をつけて、化粧崩れさせないようにしましょう。
また、BBクリームに特殊なパウダーが配合されているタイプなら、光の効果でしわを目立たせなくしてくれます。
BBクリームの上にフェイスパウダーを重ねてあげると、薄くヴェールを張ったような効果で、しわがぼやけてさらに効果的です。
くすみを飛ばしてくれるタイプ
肌がくすんでいると疲れた印象を与えて、老けて見られる原因にもなります。
BBクリームでくすみ対策をするなら、肌のトーンに合っていて肌が明るく見えるタイプを選びましょう。
最近はブライトニングパウダー配合のものがあり、パウダー成分が光をきれいに反射させてくすみを飛ばしてくれて、血色良く見せる効果がありますから、肌に透明感が出てきます。
自分で工夫するなら、血色を良く見せるカラー下地のパープルを取り入れてあげて、BBクリームの前に薄く伸ばしてあげるとくすみ予防になります。
まとめ
時短メイクに役立つBBクリームは種類が豊富ですから、自分の肌の悩みに合ったものを使うことで、肌をきれいに見せてくれます。
また、少しの工夫で悩みも気にならなくなり、美肌を引き立ててくれます。
せっかく時短メイクできる便利アイテムですから、上手に取り入れて手間を省くのが得策です。
多機能なタイプもたくさんありますから、自分なりの逸品を見つけてメイクに生かしていきましょう。