韓国、アジア、そして世界へ!海外で高評価のBBクリームはどれ?
忙しい朝やちょっと軽めのメイクをしたい日にぴったりなのがBBクリームです。
洗顔後に一通りスキンケアしたら、あとはささっと塗るだけ。
ワンステップでメイクが完成してしまう、お手軽な時短アイテムです。
日本や韓国ではなくてはならないBBクリームですが、他の国々ではどうなのでしょうか。
BBクリームについてと、海外で評価の高いものを見てみたいと思います。
美容大国韓国!
韓国と言えば、美肌で美しい女性が多いイメージですよね。
KPOPの流行や韓流ドラマの人気もあって、韓国のスターは海外でも大人気です。
韓国はとても美意識の高い国。
そんな韓国の大スターたちはもれなく美男美女です。
特に女性はお肌も美しく、すらっとした色白美人ばかり。
そんな韓国女性スターに憧れる女性は多いのではないでしょうか。
美しいのはアイドル歌手や女優ばかりではありません。
一般の韓国女性も、美肌や美髪にこだわりを持つ方が多くいます。
美人の絶対条件は美髪と美肌。
韓国では「美」が絶対的な価値を持ちますから、女性は真剣に美容に取り組んでいるのです。
美しくなければ、損をする?
日本でも「美人はお得」というイメージがあります。
しかし大っぴらにそのような差別をする人はあまりいません。
差別を受けたとしても「…のような気がする」とちょっとモヤッとする程度です。
これに対し、韓国の人々はとてもストレート。
大陸気質なのか、日本人に比べると意志表現がはっきりとしています。
ですから美人と美人でない人の扱いがあからさまに異なることもあるようです。
さらに、社会的にも「美」は重要なファクター。
韓国は世界でもトップクラスの美容整形大国です。
高校や大学入学を機に、「顔にお直しを入れた」という人は珍しくありません。
韓国の人気の街「江南」には美容整形クリニックが乱立しており、中国や日本から整形ツアーに訪れる人も多いようです。
女性が美しくあれば、あらゆる場面で優遇されるのが韓国。
就職、結婚、ちょっとしたお店の買い物まで美人のほうが優遇されます。
メンタルが弱いととても馴染めそうにありませんが、だからこそ韓国女性達は美しくなるのに真剣。
お肌に良いものを食べ、スキンケアをし、着飾るのです。
そんな韓国だからこそ、革新的なコスメアイテムがいくつも生まれてくるのではないでしょうか。
BBクリームは韓国からアジアへ!
BBクリームはもともとドイツの皮膚科医が開発したもので、術後の肌のケアや回復を助けるために使用されていました。
これに目をつけたのが韓国の化粧品会社です。
医療用のクリームを美容用に改良し、販売しました。
これが韓国セレブの間で噂になり、すぐに一般の人々の間でも大ヒット。
日本にまで広がり、BBクリームはメイクを変える革新的なアイテムとして人気を集めました。
その後、BBクリームは東南アジア諸国にも広がり、ヒットを続けます。
アジア諸国では女性の「美」に対する概念にはある程度の共通項が見られます。
肌の色も近いですし、西洋のコスメより気軽に使用できるのもヒットの要因の一つです。
得に重視されたのは「美白効果」と「UVカット効果」。
アジア諸国では、色白が美人の条件となっている場所が多いです。
ですから、塗るだけでUVケアできるBBクリームは大きな支持を集めたのですね。
BBクリームのここがすごい!
アジア諸国に広がったBBクリーム。
どんなものか簡単におさらいしておきましょう。
BBクリームは「blemish balm」の略で、「傷隠し軟膏」というような意味です。
前述の通りドイツの皮膚科医によって開発されたもの。
韓国化粧品メーカーが美容用に改良し、化粧下地、UVカット効果、スキンケア効果、ファンデーション効果などを併せ持つマルチクリームとして販売しました。
カバー力は高めで、これ一つでメイクアップが終了します。
シミやそばかす、ニキビ痕などお肌の気になる部分をひと塗りでしっかりとカバーしてくれます。
韓国や日本では、西洋ブランドのコスメの重たいテクスチャーを好まない女性が多かったので、BBクリームの軽めのテクスチャーはかなり好評でした。
現在もお化粧はBBクリームのみ、という人は多いのではないでしょうか。
がっつりメイクをしたくない、朝は忙しいからメイクは手早くしたいという人にとっては欠かすことのできないアイテムです。
BBクリームは世界へ!
マルチな機能を持ち、肌を美しく見せるのにスキンケアもしてくれるBBクリーム。
画期的なアイテムだけに、あっという間にアジア中に広がりました。
そして、BBクリームの人気の波は西欧にも波及します。
日本や韓国でBBクリームが販売され始めたのは1985年のことです。
これにおくれることおよそ15年。
2012年にはついに西欧でもBBクリームが販売されるようになりました。
欧米のBBクリームとアジアのBBクリームは違う?
西欧でも発売されるようになったBBクリーム。
あっという間に人気になったかというとそうでもありません。
まず、成分が異なっていました。
アジアで販売されていたBBクリームはカバー力に加え、肌の美容効果や補修効果が高いものでした。
これに対し、西欧で販売されたものにはスキンケア効果が不足していたのです。
また、西欧ではアジアほど「美白」に注目しません。
ですから「美白」がウリのBBクリームはさほど人気を集めませんでした。
同じBBクリームでも、ターゲットが北米などのものは美白機能が入っていないものがあります。
色味の少なさもマイナスポイント…?
BBクリームの13パーセントは韓国の化粧品メーカーが占めています。
これらのBBクリームはアジア向けであるため、色相の数が限定されています。
あらゆる人種を持つ西欧では、色味があわない人が続出。
もともとアジア向けに販売されたものですから当然ですが、化粧下地で色味が合わないと使用する意味がありませんよね。
色味の少なさが西欧の顧客にとってはマイナスポイントだったようです。
マルチ機能はやっぱり人気!西欧で人気のあるBBクリームは…?
色味の問題があるとはいえ、一本で化粧下地やスキンケア、コンシーラーの効果を持つBBクリームは魅力的です。
韓国化粧品メーカー以外に、大手海外ブランドもBBクリームを製造・販売しました。
現在海外のコスメ通販のサイトを見ても、BBクリームというカテゴリーが存在し、あらゆるブランドの製品を見ることが出来ます。
特に人気のBBクリームを見てみたいと思います。
トップ シークレット UV プロテクター 50 BB
大手コスメブランド「イヴサンローラン」のBBクリームです。
くすみや色むら、毛穴など凸凹のない均一な肌に仕上げてくれます。
強力なUVフィルターと紅藻エキスの働きで、紫外線だけではなく外的ストレスからも肌を長時間プロテクトしてくれます。
軽い感触で心地よく肌に広がるミルキーテクスチャー。
ウッディフルーティの香りで癒されますよ。
173の口コミのうち、5つ星をつけている人が112人もおり、かなりの高評価を得ているBBクリームです。
ランジュリー ド ポー BBベース ビューティーブースター
「ゲラン」のBBクリームです。
1本で肌の美しさを底上げし、ナチュラルに輝かせてくれるBBクリームです。
肌に溶け込むように馴染みます。
さらっとしたテクスチャーで快適な使用感。
乾燥しがちな肌を保湿しながら、ハリ感をアップさせてくれます。
カバー力より、肌の美しさを重視する人におすすめです。
SPF30・PA+++。
140の口コミのうち、5つ星をつけた人が92人。
4つ星をつけた人が21人です。
「完璧な仕上がり!」という人もおり、こちらも高評価のBBクリームです。
まとめ
アジアだけではなく、世界中の女性にとってスタンダードとなりつつあるBBクリーム。
一本でUVケア、スキンケア、コンシーラー、ファンデーションなどの機能を持つ優れたアイテムです。
西欧での販売は2012年からと遅めですが、美容愛好家からの評価は高いようです。
この度ご紹介したのは西欧ブランドのBBクリームですが、韓国ブランドですと,元祖BBクリームと言える「ミシャ」も評価が高いようです。
多くのブランドがBBクリームを販売してくれると、選択の幅が広がるので助かりますよね。
自分にぴったりのBBクリームを見つけてみて下さいね。