かゆみが出た?白髪染めが合わない時の対処方法
白髪染めは、当然ですが必ずしもすべての人にすべての製品があうわけではありません。
中には、この白髪染めは合わないという方もいるのです。
そんなあわない白髪染めを使用していると、肌がかぶれてかゆみが出たりすることもあります。
でも白髪はあるわけですから困るでしょう。
そこでここでは、白髪染めが合わない時の対処法について紹介します。
白髪染めが合わない時にはその白髪染めをやめる
白髪染めが合わなくて、肌にかゆみが出たりしたら、まずその白髪染めを使用することはやめましょう。
白髪染めが合わない時には、基本的には肌は炎症を起こしているような状態になります。
そんな状態なのに、その原因となったであろう白髪染めをそのまま使い続けていても、それで肌が良くなるということはまずありません。
慣れてきて、次第にそうならなくなるかもしれないと考える方もいるかもしれませんが、別に肌が刺激に慣れるという事はそうそうないです。
だから、もし一度それを使用して肌が荒れてしまったというのであれば、これから先もずっとソレを使い続けたところで、どんどん肌が荒れていってしまうだけだと言えます。
それはやはり、困るでしょう。
なのでそうならないように、まずはその白髪染めを使用することをやめて、肌を落ち着けることを考えるべきなのです。
使い続けるとどうしようもなくなることも
でも当然、白髪染めをいったん止めると、そのせいで次第に白髪が目立つようになってきて、それが嫌だという方もいるでしょう。
確かにそれは嫌かもしれません。
でも、肌にかゆみが出たりして、その白髪染めが肌に合わないことが分かっているのに使い続けていたら、どんどん肌の状態はひどくなります。
そうすると、抜け毛が増えたり、あるいはますます白髪が増えたりして、よりひどい状態になることが多いです。
またそうなった肌は、たとえば白髪染めを使う事をやめて、しばらく肌を休ませたとしても、そうそう回復しないでしょう。
ただ足をひねっただけならば、しばらく安静にして放っておけば回復しますが、たとえばそれがひどくなり骨折してしまったら、なかなか自力で回復させるのは難しいというのと同じことです。
そうして後で後悔しないためにも、肌にかゆみが出たりして、その白髪染めが合わないなと思った段階で、白髪染めの使用はいったん停止するべきだと言えるのです。
しばらくしたら違う白髪染めを使用してみる
そうして、白髪染めの使用をやめて、しばらく肌を休ませていったら、次には違う種類の白髪染めを使ってみると良いでしょう。
白髪染めが合わないというのには、2種類あります。
その白髪染めの製品が合わないという方と、そもそも白髪染め自体合わないという方です。
でも、1種類使用して、それが肌に合わなかったというだけでは、実際に自分がどちらのタイプなのかわかりません。
もし、たまたまその白髪染めが肌に合わないだけなのに、白髪染め全体をやめてしまっていたら、いささか勿体なくなるでしょう。
だから、きちんと判断するためにも、しばらく間を開けたら、一度別のタイプの白髪染めを使用してみるべきだと言えるのです。
それでもなお肌が荒れるのであれば、それはそもそも白髪染め自体があわないという事になります。
前者であれば、そのまま自分の肌に合うような白髪染めを使用し続けていけば良いですが、では後者の場合はどうしたらよいでしょうか?
後者の場合は、そもそも白髪染め自体が肌に合わない可能性が高いわけなのですから、どうしようもなく思えます。
でも、まだやれることはあるのです。
ヘアカラーをヘアマニキュアにしてみる
もし、ある一つの白髪染め製品が肌に合わないというのではなく、白髪染め自体が肌に合わないということが分かったら白髪染めのレベルを一つ落としてみる事をおすすめします。
たとえば、おそらくほとんどの方が、白髪染めをする際には、ヘアカラーで白髪染めをしていたでしょうから、それをヘアマニキュアにしてみるのです。
ヘアカラーは刺激が強い
ヘアカラーは、ヘアマニキュアに比べると、しっかりと髪の毛を染めていく力が強いです。
だから、白髪染めをした後でそれが落ちづらいという特徴を持つのですが、そうして染める力が強いものと言うのは、えてしてその分刺激も強かったりします。
それは、ヘアカラーにおいても同じことです。
なので、ヘアカラーと言うのは、ヘアマニキュアに比べると刺激が強いと言えるのです。
そんな風に刺激が強いものを使用していたら、それが肌に合わない事も出てくるでしょう。
でもそれは逆にいけば、その刺激を少なくしていけば、肌に合わないということがなくなる可能性もあるということになります。
だから、ヘラカラータイプの白髪染めをして肌が荒れてしまったという方は、ヘアマニキュアタイプの白髪染めをしていくと良いでしょう。
表面を染めるだけなので刺激が少ない
ヘアカラータイプの白髪染めは、髪の毛のキューティクルを開いて、中までしっかりと染めていくというスタイルの白髪染めになります。
対してヘアマニキュアタイプの白髪染めは、髪の毛の表面だけを染めていくような白髪染めになります。
髪の毛の表面だけを染めていくということは、いちいちキューティクルを開くということがないことになります。
キューティクルを開くためには、髪の毛に強い刺激を与えないとなりません。
それをしなくても済むわけなのですから、ヘアマニキュアタイプの白髪染めの刺激が強くないというのは当然なのです。
その分落ちるのが早くなるので、必ずしも良いことばかりではありませんが、ヘアカラータイプの白髪染めで肌が荒れてしまう人は、必然的にこれを選ぶしかありません。
それでも荒れる場合はシャンプータイプを
もしかしたら、ヘアカラータイプの白髪染めだけではなく、ヘアマニキュアタイプの白髪染めでも肌が荒れるという、特別に肌が弱い方もいるかもしれません。
もしそうしてヘアカラータイプの白髪染めだけではなく、ヘアマニキュアタイプの白髪染めでも肌が荒れるというのであれば、その時にはどうしたらよいのでしょうか?
ヘアマニキュアタイプの白髪染めでも肌が荒れてしまうというのであれば、それよりもさらに刺激が少ないタイプの白髪染めを使用するしかないでしょう。
では、ヘアマニキュアタイプの白髪染めよりも刺激が少ないタイプの白髪染めとは、どのような白髪染めになるのでしょうか?
それは、シャンプータイプの白髪染めです。
あるいはトリートメントタイプの白髪染めになります。
効果はさらに弱くなるが刺激も弱くなる
シャンプータイプの白髪染めやトリートメントタイプの白髪染めは、シャンプーやトリートメントになるので、他のタイプの白髪染めと比べてはるかに刺激が少ないです。
なので、他のタイプの白髪染めが肌に合わなかったという方でも、このタイプの白髪染めであれば、肌に合う可能性も出てきます。
その分効果が出るまでに長い時間が必要になったりはしますが、肌が荒れてしまうことに比べたらそんなことは何でもないことだと言えるでしょう。
まとめ
白髪染めが肌に合わない時には、まずはその白髪染めの使用をやめます。
そして、刺激の強さをだんだんと落としていくようにいろいろ試していくと良いでしょう。
もちろんそれは、荒れ具合が激しくない場合の話です。
いきなりすごく肌が荒れてしまっているという場合には、使用をやめた段階で病院に行くのが一番適切な対処法になります。