お肌の保湿力をアップさせたいなら…美容液もオーガニックで決まり!
女性の美肌への欲求が高まるにつれて、様々なコスメが開発され、発売されてきました。
選択肢が増えるのは嬉しいことですが、情報が多すぎてどんなものを選んだらいいかわからなくなってきますよね。
そんな時、是非試して頂きたいのが「オーガニック」の化粧品。
近年のオーガニックブームで、豊富な製品が販売されています。
中でも注目したいのは、美肌の栄養ともなる美容液。
オーガニックで肌に優しく、保湿力にも満足できる美容液を見てみたいと思います。
目次
「オーガニック」ってどんな意味?
コスメに限らず、シャンプーやヘアケア製品にまで「オーガニック」と記されているものが数多く見られるようになってきました。
なんとなく肌や髪にいいんだろうな、と感じても具体的にどのようなものかはっきりしません。
オーガニックとはどのようなものを指すのでしょうか。
「オーガニック」は「自然派」より厳しい規定!
肌に優しいというのが枕詞の「オーガニック」。
これは日本語に訳すと「有機」という意味です。
有機栽培という言葉などに使われますね。
「有機」と言われてもピンときませんが、これは「3年以上化学農薬や化学肥料を使用していない畑で、これらのものを一切使用せずに植物を育てるという栽培方法をとっていること、さらにそこで栽培された植物を原材料として製品を加工する」ことを意味しています。
オーガニックと同じような意味合いで「自然派」や「無添加」といった言葉も見られます。
しかしこれらはオーガニックより「緩い」意味合い。
より厳密に審査され、肌に良いものを選ぶなら「オーガニック」の方が安心です。
日本製のオーガニックは要注意?
オーガニックは化学農薬や肥料を3年以上使用していない畑でとれた原材料を使用すると記しましたが、この規定は実はヨーロッパやアメリカの審査機関のものです。
日本国内には「オーガニック」を規定する機関がなく、ヨーロッパやアメリカのように明確な基準がありません。
ですから日本国内で作られたオーガニックコスメはどのような意味合いで「オーガニック」を使っているかは生産者に依るところが大きくなります。
化学肥料を使用していても、割合が少ないから大丈夫と考えて「オーガニック」としている場合もありますし、本当に100%有機栽培を行っている場合もあり得ます。
ですから、日本産の「オーガニックコスメ」を購入する際はアメリカやヨーロッパ地域の認定機関の認定を受けているものか、細かく成分につい情報が開示されている商品を選ぶことをおすすめします。
勿論日本以外でも、認定機関のない国のオーガニックコスメには注意してくださいね。
代表的なオーガニック認定機関には次のようなものがあります。
- フランス…「ECOCERT(エコサート)」。
世界最大規模のオーガニック認定機関です。
- ドイツ…「BDIH」。
自然療法先進国ドイツでは、化粧品メーカーが集まってオーガニックのガイドラインを作成しました。
- ドイツ…「demeter(デメター)」。
「バイオダイナミック農法」を推奨しており、もっとも厳しいオーガニック認定基準を持ちます。
オーガニック化粧品は肌にいいの?
敏感肌の方や、乾燥肌の方は通常の化粧品ですと肌に刺激を感じることがあります。
これは化粧品に配合されている化学物質が肌に合わないことが考えられます。
このような方はなるべく肌トラブルを起こす可能性の低い化粧品を使用することがおすすめ。
つまり、あれこれと化学物質が入っておらず、肌に優しい成分で作られている化粧品です。
オーガニック化粧品は化学成分が全く入っていないというわけではありませんが、通常の化粧品のように強い成分が使用されていないので、肌への負担がすくなくてすみます。
化学成分の全てがお肌に悪いというわけではありませんが、化学的に精製された成分は特定の効果を出すために、肌に強く働きかけます。
効果が期待できる反面、反作用が大きくなる可能性があるのです。
肌トラブルを解決したくて特定の化粧品を使用したけれど、症状がさらに悪化してしまったというようなことも起こり得ます。
オーガニック化粧品はそのようなトラブルを避けたい方にぴったりなのです。
オーガニック化粧品の力で肌力アップ?
洗顔後はすぐに化粧水をたっぷりとつけ、美容液で栄養を与えて、乳液やクリームでしっかりと保湿…。
どこででも推奨されるスキンケアですが、これを肌への「甘やかし」だと見る考え方があります。
肌は本来自分で美しくなるための力を持っており、あまりに手をかけすぎるとその力が失われてしまうというのです。
オーガニック化粧品は植物由来のものですから、ケミカルコスメに比べると効果は緩やか。
しかし、肌本来の持つ機能を蘇らせ、肌が自分で美しくなろうとするのをサポートしてくれる力があると言われています。
オーガニック化粧品は肌内部に働きかけ、内側から肌が本来あるべき状態に戻るようバランスを整える助けとなるのです。
ですから、化粧水にしても美容液にしても、効果に即効性はほとんどありません。
緩やかに肌に働きかけるので、「本当に効いているのかな?」と不安になる方もいるでしょう。
しかし、継続して使用し続けることで肌本来の保湿力や皮脂と水分のバランスが整い、トラブルの少ない肌に鍛えていくことができるのです。
オーガニック化粧品で気をつけるべきことは…
お肌が自分で保湿力を高めるのを助けてくれるオーガニック化粧品。
購入する際に気をつけたいポイントを見てみたいと思います。
オーガニック化粧品は…コストがかかる?
オーガニック化粧品の原材料はとても手間暇かけて作られた植物。
大量生産も難しく、通常のケミカルコスメよりもコストがかかりますから、それが価格に反映されています。
つまり、少々お高いものが多いのです。
日本製ですとそこまでではないかもしれませんが、海外の厳しい基準で作られたものなどは、ドラッグストアなどで販売されているものよりも値段が高めに設定されています。
オーガニック化粧品は長く使い続けることが重要。
コスト面を良く考えて選ぶのがおすすめです
使用期限がある場合がある
厳しい基準で作られたオーガニック化粧品ですと、防腐剤が添加されていないものがあります。
このような製品は使用期限が決まっており、それを守らないと品質が劣化する恐れがあります。
期限が無い場合でも、オーガニック化粧品は早めに使い切るように心掛けましょう。
オーガニックな美容液でお肌の保湿力をアップさせる!
美容液はお肌へ栄養を与えてくれるもの。
オーガニックな処方で作られたものなら、お肌に優しく働きかけるので、敏感肌の方でも安心して使用できます。
健康的な美肌を作るオーガニック美容液を見てみたいと思います。
MotherWood & Silk Essence(マザーウッド アンド シルクエッセンス)
「ピュアノーブル」のオーガニック美容液です。
ヤマニンジンの植物コラーゲンをタップリと配合。
お肌にうるおいを与え、しっかりと保湿して弾力のある肌へと導いてくれます。
原材料は20年以上農薬を使用せずに使われてきた畑で栽培されています。
ですから、かなり厳密な「オーガニック」と言えますね。
防腐剤等も一切添加されていませんから、冷蔵庫での保管が推奨されています。
天然成分でしっかりと納得のいく保湿効果が実感できますよ。
月桃ナイトリペアオイル
沖縄の素材をふんだんに使用した美容液です。
フランスのオーガニック認定機関「エコサート」のお墨付き。
保湿成分として、沖縄の「海ブドウ」が使用されています。
ゆったりとした気分で癒されながら保湿ケアすることができる美容液です。
沖縄のリゾートホテルでもアメニティとして使用されています。
まとめ
お肌自らの保湿力をアップする手助けをしてくれる「オーガニック美容液」。
通常の美容液よりも穏やかな効果ですが、その分じっくりと肌に効いてきます。
日本でオーガニック美容液を探すなら、海外の認定機関のマークがついているものですと安心です。
意外と小さな会社が多いのでホームページなどで情報を確認するのもおすすめです。
お肌が敏感になってきたと感じたら、ケミカルコスメから離れてオーガニックにチェンジしてみると、元気な美肌が回復するかもしれません。
オーガニック美容液を是非試してみて下さいね。