その使用法であってる? ホホバオイルは濡れたままの状態で塗るのがおすすめです。

ホホバオイル

近年注目を集める「オイル美容」。

美容効果が高いとされる天然オイルを肌や髪に塗布する美容法です。

天然オイルを使用するなら身体によさそうですし、安心ですよね。

しかし、意外と正しい使用法をしらないままオイルを塗っている方は多いのではないでしょうか。

オイルの保湿効果を最大限に引き出す使用法と、オイル美容に最適なホホバオイルについて見てみたいと思います。



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ボディにも、髪にも!天然オイルは最高の保湿剤!

最近はコスメやフェイスケア、ヘアケアにおいて、「オイル美容」が注目を集めています。

どのようなものかといいますと、ヘアケアやフェイスケアに「天然オイル」を使用すること。

使用法は様々です。

天然成分100%のオイルはお肌に安心ですし、高い美容効果をもつものもあります。

ですから身体のどの部分にも使用でき、安心というわけなのです。

例えば、フェイスケアなら化粧水や乳液などでケアしたあとの仕上げとしてオイルを塗ります。

または化粧水や乳液に直接オイルを混ぜて使用する事もできます。

自由な使用法が試せるので、一本持っていればあらゆる場面で応用が効くのです。



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オイル美容におすすめのオイルは…ホホバオイル!

天然成分で優しく身体や髪をケアできる天然オイル。

そんな天然オイルには様々な種類があります。

オリーブオイル、アルガンオイル、マカダミアナッツオイル…。

気分によって数種類取り揃えて使用するのもいいかもしれませんね。

しかし、オイル美容のベースとしてしようするなら、おすすめは断然ホホバオイルです。

ホホバオイルはキャリアオイルとしてしようされる安定性の高いオイルです。

オイル美容初心者ならまずホホバオイルから始めると満足のいく結果を得られるのではないでしょうか。

ホホバオイルってどんなオイル?

ここでホホバオイルについてご紹介したいと思います。

美容に興味のある方なら、ホホバオイルという言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

ホホバオイルとは「ホホバ」という植物の種子から抽出された天然オイルです。

「ホホバ」はアメリカ合衆国・カリフォルニア州とアリゾナ州、そしてメキシコ北部にまたがる砂漠地帯に植生するツゲ科の多年草です。

砂漠地帯の乾燥・猛暑の中にあって、樹齢は200年と言われています。

特に乾燥に強く、年間降水量がわずか20ミリもあれば生育できるのです。

ネイティブアメリカンにとってなくてはならないオイルだった!

灼熱の砂漠でも青々と生い茂るホホバ。

その種子から抽出されたオイルは、数千年前よりその地にすむネイティブアメリカンの人々によって大切にされ、崇められてきました。

ネイティブアメリカン達はホホバオイルを「砂漠からの黄金の液体」と呼び、食用以外にも肌や髪の毛の保湿、火傷の治療などに使用されてきました。

その様子は1600年代に新大陸を訪れたスペインの宣教師の記録にも見ることが出来ます。

砂漠地帯の厳しい環境の中で生き抜くために、ホホバオイルは万能薬として重要な役割を果たしていたのです。

ホホバオイルに優れた保湿効果があることを発見!

ホホバオイルが注目を集めるようになったのは1971年の「マッコウクジラの捕鯨禁止」以降です。

マッコウクジラからはマッコウクジラオイルがつくられており、このオイルはあらゆる場面で使用されていました。

機械の潤滑油、時計の油等、用途は100以上と言われています。

それが捕鯨禁止によって抽出できなくなるため、すぐにでも代わりとなるオイルを見つける必要が出てきたのです。

そこで白羽の矢が立ったのがホホバオイルです。

ホホバオイルはマッコウクジラオイルと類似点が多く、マッコウクジラオイルが使用されていたほとんど全ての場面において使用することが出来ました。

ホホバオイルの有効性が判明し、原材料となるホホバの本格的栽培があちこちで行われるようになります。

そしてこれをきっかけにホホバオイルの研究が進み、アリゾナ州立大学の研究によりホホバオイルの優れた効能が明らかにされました。

以降ホホバオイルは食用・スキンケア・ヘアケア・医療現場など様々な用途で使用されるようになったのです。

ホホバオイルのここがすごい!

様々な効能を持つホホバオイルですが、まずなんといっても注目すべきはその保湿力の高さ。

ホホバオイルは「オイル」と言われますが、正確には「ワックス」です。

オイルよりも保湿力が高く、浸透力に優れています。

ホホバオイルのポイントは「ワックスエステル」。

これは人間にも含まれている成分で、植物界においてはホホバオイルだけがこの「ワックスエステル」を含んでいるのです。

人間の肌に含まれているものと同じ成分ですから、当然浸透力も高く、保湿効果は抜群。

安心して使用することが出来ます。

さらに、ホホバオイルのすごいところは「安定性」です。

オイルは酸化しやすいものが多く、劣化すると効果がなくなってしまうのがデメリットです。

しかしホホバオイルは抗酸化力に優れており、高い安定性を持っています。

抗バクテリア力も高いので、品質変化が起こりにくいと考えられます。

この性質からキャリアオイルとして使用されることが多いのです。

ホホバオイルは濡れたままつけるのがおすすめです

ボディケアやヘアケア、フェイスケアを行うのは入浴後という方が多いのではないでしょうか。

入浴後のケアにオイルを使用している方は、どのタイミングでオイルを塗っていますか?

お風呂からあがって、綺麗に体を拭いてから?

あるいはしっかり髪を乾かしてから?

もしこのような使い方をしているなら、オイル美容効果が十分に生かされていない可能性があります。

オイルは「濡れたまま」つけるのがおすすめなのです。

入浴後は乾燥している!

入浴後は身体が潤って、しっとりしているような気がする…。

それはお風呂の湿気にごまかされているだけで、実際のお肌は乾燥しています。

髪も同様。

水にぬれて、とても無防備な状態になっています。

ですから、入浴後は一刻も早く保湿し、ケアしてあげる必要があるのです。

特に肌は一度乾燥すると硬くなり、化粧水や美容液の浸透が悪くなってしまいます。

入浴後のケアはスピードが命と覚えておきましょう。

浴室の中からケアを始める!

入浴後は浴室から出て、ゆったりとヘアケアやスキンケア…。

このような方は、どんなにしっかりとケアしてもその効果を最大に引き出すことにはなっていません。

お風呂から出てしまうと、浴室との温度差で毛穴が閉じてしまいます。

こうなるとスキンケア成分が十分にいきわたらないのです。

入浴直後はお肌が一番清潔で、毛穴がしっかり開いているはず。

また、身体もしっかり温まってホカホカしているはずなので、美容効果が高いのです。

このタイミングでケアを行うと美容効果がぐっとアップします。

ホホバオイルはこう使う!

美容効果アップの使用法は…

最も効果的なオイル美容はお風呂からあがって、濡れたままの肌にホホバオイルを塗布すること。

タオルで水滴をぬぐってはいけません。

ホホバオイルには皮脂のバランスを整える働きがあります。

さらに濡れたままの肌に使用することにより肌の上に油脂膜を張り、入浴後の乾燥を防いでくれる効果があるのです。

こうすることで外の刺激から肌を保護するだけではなく、内側からの水分の蒸発を防ぎます。

入浴後すぐオイルって、べた付かない?

このような心配をされる方もいるかもしれませんが、大丈夫。

ホホバオイルはとても肌馴染みが良いので、べた付かずさらっと肌に吸収されます。

水分がある方がオイルの伸びも良いですし、お肌全体にしっかりとオイルを行きわたらせることが出来ます。

ボディだけではなく、顔、髪も同様にケアできます。

浴室でホホバオイルを塗布し、脱衣所ではかるく水分を抑える程度に留めましょう。

こうすることでお肌が柔らかくなり、オイル美容の効果がはっきりと実感できるはずです。

まとめ

天然オイルを使用し、肌にも安心なオイル美容。

ホホバオイルなら安定性が高く、肌への馴染みも良いので使用しやすく、おすすめです。

オイル美容を実践する際は使用するオイルをきちんと選ぶことが大切。

ホホバオイルは人気が出たため、様々なメーカーから販売されています。

お肌に優しく効果的なホホバオイルが欲しいなら、まず天然成分100%のものを選ぶこと。

さらに、高温圧搾や加熱処理を施しているものは品質が変化している恐れがあるので避けましょう。

綺麗な黄金色で、未精製のものがおすすめです。

オイル美容を始めるなら、まずはホホバオイルを試してみて下さいね。






ホホバオイル