ホホバオイルをクレンジングとして使っている人必見！正しい使い方と注意点について
ホホバオイルは、一時期「万能オイル」として注目を浴びた自然素材のオイルです。
万能と言われる理由は、頭皮ケアからボディケアまで、幅広く使うことが出来るからです。
スキンケアだけではなく、クレンジングの代りとしても使うことが出来ます。
今回は、「ホホバオイルで化粧を落とすときに注意してほしい事と正しい使い方」についてお話します。
目次
ホホバオイルの安全性と美容効果について
まずは、クレンジングオイルの代りにホホバオイルを使っても大丈夫なのか？をお話しますね。
ホホバオイルは肌に優しい？ホホバオイルの安全性について
ホホバオイルは、昔から栄養素が豊富で美容液や保湿液として使われていました。
ホホバオイルの原料は、ホホバと言う非常に乾燥に強い多年生低木の実から採取しています。
暑くて乾燥している場所を好む木なので、実も耐熱性があるようです。
なんと、半永久的に腐らないと言われており、4日間70度以上の場所に放っておいても成分が変化しなかったという実験結果もあります。
それほど強いオイルですが、古代から愛されており、今でも保湿の良い美容液として愛されています。
また、人工心臓の潤滑油として唯一信頼されているオイルとしても有名です。
古代から愛され、人工心臓にも使われる信頼性の高いオイルというのは、肌に優しいと確信できますね。
肌に優しいだけじゃない！ホホバオイルの美容効果について
古代から美容液として使われてきたホホバオイルには、栄養素がたくさん含まれています。
オイルなので、保湿性がとても高く、皮膚膜の再生や安定を促してくれます。
また、半永久的に腐らないほどの抗酸化作用と弾力を戻すエモリエント作用があるので、アンチエイジング効果があります。
エモリエント作用は、弾力を戻すため、妊娠線やシミやシワにも効果的です。
主な美容効果を紹介しましたが、使い方によっては様々な効果を得ることが出来ますよ。
ホホバオイルはクレンジングオイルとして使ってもいいのか？
上記では、ホホバオイルが肌に良いことを紹介しました。
次に紹介するのは、ホホバオイルをクレンジングとして使用してもいいのかです。
クレンジングオイルとして使ってもいい？
ホホバオイルは、自然の植物性オイルなので肌に使っても大丈夫です。
植物性のアレルギーがない人は、赤ちゃんからお年寄りまで幅広く使うことが出来ます。
幅広く使うことができ、安全性もあり、自然素材なので、クレンジングとして使うことは可能です。
化粧をちゃんと落とすことが出来る？
市販のクレンジングオイルのように合成界面活性剤が入っていないので、少しコツがいります。
しかし、細菌の化粧品はオイルを使ったものが多いですよね。
ホホバオイルで化粧品のオイルを分解して浮かせることは可能です。
また、ホホバオイルは分子構造が小さいため、浸透力もあります。
クレンジングついでに角質まで綺麗にしてくれるのでおすすめです。
ただし、分解することは出来ますが、スッキリ落とすことは出来ません。
ホホバオイルで落とした後は、洗顔料でオイルを綺麗に流すことをおすすめします。
ホホバオイルをクレンジングとして使う場合のメリットとデメリット
ホホバオイルをクレンジングとして使う場合のメリットとデメリットについて紹介しますね。
ホホバオイルを使うことによるメリット
ホホバオイルは自然の物なので、合成界面活性剤が入っていません。
そのため、肌に負担を掛けずに化粧を落とすことが出来ます。
クレンジングオイルにも、肌に負担をかけない商品も多数あります。
しかし、自然素材のみのオイルより優しいものは少ないのではないでしょうか。
また、ホホバオイルは、かゆみやニキビヘアとしても使用できるものです。
ニキビや肌荒れなど、肌のバリア機能が弱まっている時に、合成界面活性剤を含んだものを使うと、悪化する場合があります。
肌への負担を考えると、ホホバオイルをクレンジングとして使うのは、肌へのやさしさになるのではないでしょうか。
ホホバオイルを使うことによるデメリット
ホホバオイルをクレンジングとして使うのに、デメリットとなるのは「浮かした後に洗顔をする」という二度手間ですね。
クレンジングオイルやメイク落としの入った洗顔料を使っている人にとっては、手間のかかる作業だと思います。
また、使い方を間違えると肌トラブルを起こしたり、ベタベタ感が残ったり、メイクがしっかり落ちていなかったりするようです。
肌とホホバオイルの相性や、専門リムーバーが必要な場合など、原因は様々あります。
しかし、正しい使い方をすると、解決する場合もあるので、一度正しい使い方で試してみましょう。
ホホバオイルをクレンジングとして使う場合の正しい方法
使い方を間違えると、肌トラブルなどデメリットが生じてしまう可能性があります。
しっかりと、正しい使い方を覚えて、肌に普段のないクレンジングをしましょう。
クレンジング前に覚えていてほしい注意点
濃いアイメイクなど、部分的に濃くしている場所がある場合は、オイルを付けて、少し馴染ませた後、コットンなどでオフしましょう。
濃いメイクは、オイルを2回使うことで落としやすくなります。
1回のオイルでは、全てを落とし切ることが出来ない可能性は十分あります。
面倒かもしませんが、部分お年をしてからにしましょう。
敏感肌の人の場合は、洗顔でオイルを落とすと、さらに乾燥する場合があります。
乾燥肌は洗顔の回数を減らす必要があるので、蒸しタオルでオイルを浮かしてぬるま湯で洗い落としましょう。
オイル後の洗顔は、おすすめしません。
正しい使い方について
部分落としをしたら、クレンジングの開始です。
- ホホバオイルを適量、手に取ります。
- まずは鼻周りを円を描くようにマッサージして、化粧を分解します。
- 口周りまで円を描くように広げていきます。
皮膚が薄い部分なので優しくマッサージしましょう。
- おでこも円を描くように落としていきます。
眉毛にマスカラなど塗っている場合は、小さく円を描き、しっかり落としましょう。
- 中心から外に伸ばすようにしながら、頬や他の部分についているファンデーションを溶かしていきます。
小顔マッサージ方法などをしながら落とすと、時間短縮にもなりますね。
- 洗顔フォームでオイルと分解された化粧を落とします。
クレンジングとして使う方法は以上です。
入浴中に、化粧を落とす場合は、湯船につかる時にオイルパックをすると効果的です。
オイルパックをしながら、顔マッサージをする習慣をつけると、化粧だけではなく、毛穴に入った化粧や余分な皮脂を浮かすことが出来ます。
やっぱり二度手間は面倒！そんな時はオイルを作りましょう！
洗顔フォームを使って、オイルを流すは面倒ですよね。
そういう場合は、オイルと一緒に液体石鹼を混ぜて、オリジナルのオイルを作りましょう。
作り置きすることはおすすめしませんが、すぐに使う場合はおすすめです。
ホホバオイル量を増やすと、しっとりしたクレンジングオイルになります。
逆に、液体石鹸を増やすと、さっぱりしたクレンジングオイルになります。
液体石鹸を増やし過ぎると、落ちにくい可能性があります。
分量の基本は、１：１です。
落ちにくい失敗したオイルにならないように少量ずつ調整してくださいね。
まとめ
ホホバオイルは、クレンジングオイル以外にも、頭皮から足まで全身のスキンケアとして使うことが出来ます。
ホホバオイルを購入する際は、クオリティの高さを証明する「オーガニックマーク」の付いている商品や、口コミの高いものを選びましょう。
クレンジングオイルの代りに使う場合は、正しい方法で落として、肌トラブルを起こさないように注意してくださいね。