全身の潤いケアに役立つ!ボディケアに使うオールインワンゲルの選び方
オールインワンゲルは化粧水・美容液・クリームなどの役割がひとつになったアイテムなので、忙しい毎日を過ごしている女性に支持されています。
肌の乾燥が気になる時は顔だけではなく身体も十分に保湿することが大切ですが、オールインワンゲルは身体にも使用することができます。
ここでは、ボディケアに使うオールインワンゲルの選び方をご紹介したいと思います。
乾燥しやすい身体のパーツとは
ひじ・ひざ・かかと
身体のパーツの中には乾燥しやすくなる部分があります。
ひじ・ひざ・かかとは角質が厚いパーツなので、保湿をしたとしても角質層に保湿成分が浸透しにくいため乾燥しやすいのです。
また、皮脂の分泌が少ないため水分を保持する働きが弱く、カサカサした状態になりやすいのです。
角質除去のアイテムを使って余分な角質を削るケアをする方がいますが、角質ケアの後は皮膚がますます乾燥しやすくなるので十分に保湿することが大切です。
太もも
太ももは皮脂腺が少ないことから水分を保持する働きが弱い部分です。
また、ケアすべき範囲が広く、ボディケアの習慣がある方でもお手入れが行き届かないこともあります。
忙しい毎日を過ごしていると腕や膝下などに潤いを与える簡単なケアだけで済ませてしまいがちですが、太ももこそ丁寧に保湿すべきパーツです。
ボディケアの際には十分な量の美容製品を使って丁寧に保湿してあげましょう。
首
首の皮膚は顔の皮膚に比べて薄いことから、保湿をしたとしても乾燥しやすい部分なのです。
また、スマートフォンを操作する時間が長くなると、俯いた状態でいる時間が増えるので首にシワが寄りやすくなります。
首は年齢が出やすいパーツなので、丁寧に保湿するなど毎日のボディケアを徹底して実践する必要があります。
手
手は身体のパーツの中でも最も頻繁に使う部分なので汚れやすく、1日に複数回手を洗うことがあります。
手を洗った後にこまめに保湿をすれば良いのですが、家事や仕事をしている時は頻繁に保湿することができません。
手は洗剤に触れる機会も多いことから、化学成分の影響を受けやすく乾燥しやすい部分です。
手をケアする時にはいきなりクリームを塗るのではなく、十分に保湿した後でクリームで蓋をして水分蒸発を防ぐ対策をとると良いでしょう。
ボディケアに使うオールインワンゲルの選び方
ポンプ式で使いやすい容器に入ったものを選ぶ
ボディケアに使用するオールインワンゲルを選ぶ時は、使いやすさを重視することが大切です。
顔に比べて身体は保湿する範囲が広いので、スパチュラを使用して容器からゲルを取り出すタイプのものは少々使いづらいかもしれません。
ポンプ式でワンプッシュすれば適量のゲルが出てくるタイプのものなら手軽に使用できるでしょう。
大容量でポンプ式のオールインワンゲルならボディケアの際にたっぷりとゲルを使えるので、全身に十分な潤いを与えることができます。
伸びが良く全身に手早く馴染むものを選ぶ
オールインワンゲルはこってりとした使い心地のものや、さらっとした使い心地で伸びが良いものがあります。
ボディケアに使用するオールインワンゲルを選ぶ時には、伸びが良く保湿成分が肌に馴染みやすいものがおすすめです。
さらっとした使い心地でもしっとりした仕上がりが目指せるゲルもあるので、手軽なお手入れで乾燥しがちな部分も十分に保湿することができます。
潤い成分が贅沢に配合されたものを選ぶ
ボディケアに使用するオールインワンゲルは、保湿成分が贅沢に配合されたものがおすすめです。
自然由来の保湿成分がバランス良く配合されたゲルなら、肌に優しく働きかけながら潤いを与えるので艶やかでしっとりした素肌を目指すことができます。
保湿成分の中でもセラミドは水分を油分で挟み込むので、肌の水分を維持する働きをサポートします。
全身の乾燥が気になる時にはセラミド配合のオールインワンゲルを選ぶことで、肌に潤いを与えると同時に水分の蒸発を防ぐ対策がとれます。
品質が高くリーズナブルなものを選ぶ
○オールインワンゲルは、配合成分によって価格に大きな違いがあります。
顔は身体に比べてゲルの使用量が少ないので、ひとつの製品をある程度長持ちさせることができます。
顔に使用するゲルが高価なものだったとしてもすぐに使い切ってしまうことはありませんが、ボディケアは1回のお手入れでかなりの量のゲルを使うので、高価なゲルだとお手入れが長続きしないことがあります。
ボディケアには高品質でリーズナブルなゲルを選んで十分な量を使って肌を保湿してあげましょう。
オールインワンゲルを使ったボディケアのやり方
①入浴を済ませて肌を清潔な状態に整える
皮膚の表面に汚れや余分な皮脂がついたままの状態では、ゲルの保湿成分が角質層に浸透しにくくなります。
オールインワンゲルで全身を保湿する際には、まずは入浴を済ませて肌を清潔な状態に整えることが大切です。
お風呂上りは肌が清潔な状態で適度に温まっているので、ゲルの保湿成分が角質層により浸透しやすくなります。
②適量のオールインワンゲルを手にとる
適量のオールインワンゲルを手にとったら首・肩・腕・デコルテ・胸・お腹というように、それぞれのパーツにゲルをのせていきます。
乾燥しやすいパーツはより多くのゲルを使うと良いでしょう。
③各パーツごとにゲルを伸ばしていく
各パーツごとにゲルを伸ばしていきますが、手のひらを使ってゆっくりと下から上に丁寧に伸ばしていきましょう。
④各パーツにゲルを丁寧に馴染ませていく
今度は各パーツにゲルを丁寧に馴染ませていきます。
手のひらを使って円を描くようにゲルを馴染ませていくと、角質層に保湿成分が浸透しやすくなります。
適度なマッサージによって血行がサポートされるので、保湿成分が肌に働きかけやすくなります。
⑤油分を含む美容クリームを肌に伸ばす
オールインワンゲルは保湿成分を含んでいますが、身体の乾燥をより防ぎたい場合にはゲルを馴染ませた後で油分を含む美容クリームを肌に伸ばすと良いでしょう。
油分が水分を覆うので、角質層に浸透させた保湿成分が蒸発するのを防ぐ対策をとることができます。
オールインワンゲルの後には美容クリームがおすすめ
シアバタークリーム
シアバターとは種子からとれる植物性油脂のことで、高い保湿力を備えることからシアバタークリームを肌に伸ばすことで長時間肌の水分を保持する働きを期待することができます。
シアバターに含まれる脂肪酸は人間の皮脂と似た働きをするので肌馴染みが良いところも魅力です。
アロエクリーム
アロエにはいくつかの種類がありますが、中でもアロエベラは保湿力が高いことから抽出された成分が保湿クリームに配合されることが多いのです。
油分を多く含むクリームが苦手な方であれば、アロエクリームを使用することで肌により潤いを与えることができます。
オリーブオイルクリーム
オリーブオイルには人間の皮脂の成分に似たオレイン酸が含まれているので、肌馴染みが良いことで知られています。
肌を保湿した後にオリーブオイルクリームを馴染ませることで、水分の蒸発を防ぎながら潤いを持続させることができます。
まとめ
顔と違って身体はケアする範囲が広いことから、お手入れが行き届かないことで乾燥している部分があるかもしれません。
オールインワンゲルには保湿成分をはじめとするいくつもの美容成分が含まれているので、肌の乾燥が気になる時に最適なアイテムです。
ボディケアに使用するゲルの選び方にはちょっとしたコツがありますが、最適なゲルを使用して丁寧なケアをすることで全身の潤いをキープすることができるでしょう。