効果が倍増する! オールインワンゲルの正しい使い方と活用法

オールインワンゲル

1つで化粧水からクリームまでのスキンケアができてしまうのが、オールインワンゲルのいいところです。

忙しい朝にパパっと塗ってそのままメイクできますから、大助かりだという女性も多いことでしょう。

そんなオールインワンゲルも使い方次第で、保湿力やハリがアップしてくれます。

さっと塗っているだけではもったいないオールインワンゲルの使い方を紹介しましょう。



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ベーシックなオールインワンゲルの使い方

正しいオールインワンゲルの使い方をするだけでも、肌への保湿力が高まって健やかな肌でいられます。

普段の基礎化粧品の使い方と大して変わりませんから、意識してやってみましょう。

洗顔後には急いで塗ろう

普通の基礎化粧品を使う時と同じで、オールインワンゲルも洗顔して清潔な肌になった後に塗るのがセオリーです。

ただし、洗顔した後は肌の潤いを守る成分も洗い流されていますから、一刻も早く保湿してあげる必要があります。

肌からはどんどん水分が蒸発していますから、洗顔したらすぐにオールインワンゲルを使うのがベストです。

いつものスキンケアでも洗顔後に急いで化粧水を塗るのと同じで、肌内の水分を留めておくためです。

洗顔してから15分くらい経ってしまうと元々あった肌の水分まで蒸発してしまいますから、乾燥しやすくなります。

オールインワンゲルでスキンケアしていて何となく肌がかさつくという人は、洗顔からスキンケアまでに時間が空いてしまっている可能性があります。

すぐにスキンケアできない時は肌が水分不足にならないように、化粧水を先に塗ってからオールインワンゲルを塗ってあげると乾燥対策になります。

同じような理由で、お風呂上りにもなるべく時間を置かずに夜のスキンケアをしてあげるようにしましょう。

塗る量は少なすぎても多すぎても駄目

オールインワンゲルは適量を塗ってこそ、保湿やハリアップなどの効果が得られます。

使う量が少なすぎると肌に必要な栄養を与えられませんから、乾燥や小じわなどの肌の悩みを生み出してしまいます。

保湿クリームなどを使う感覚でオールインワンゲルを取り出しているなら、量が少ないかもしれません。

スキンケア全ての役目をするためには、保湿クリームよりもやや多めの量が必要です。

逆にしっかり保湿したいとか肌の悩みを早く改善したくて、塗る量を増やしてしまうと肌に負担がかかってしまいます。

夜のスキンケアならまだしも、朝のケアで多く使ってしまうといつまで経っても肌に浸透してくれなくて、べたつきが残ってしまいます。

その状態でメイクしてもファンデがよれたりムラになってしまいます。

適量はオールインワンゲルの種類にもよりますから、説明書を確認してみましょう。

たいていはパール大2つ分から、さくらんぼ大というケースが多いです。

顔の中心から外へ向かって塗る

オールインワンゲルに限らず、化粧品は顔の中心から外側へとなじませるように伸ばすのがセオリーです。

頬のたるみなどが気になっているなら持ち上げながら伸ばしてあげると、リフトアップにもなります。

伸ばす時には肌をこすってはいけません。

ゲルには適度な粘性がありますから、それを上手く利用して指を滑らせるような感じで伸ばしてあげると肌にダメージを与える心配がありません。

目元や口元は乾燥しやすいですから、少量重ね付けしてあげると保湿効果がアップします。



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メイクで気になるゲルのモロモロを防ぐ方法

朝のスキンケアでは、オールインワンゲルをしっかりと肌に浸透させてからメイクするようにしましょう。

肌表面にゲルが残ったままメイクを始めてしまうと、ファンデーションが肌に密着しにくくなります。

ダマになったりムラになりますし、ジェルのカスがポロポロと垢のように出てきてしまいます。

白っぽいカスはカルボマーというゲル化剤で、たいていのオールインワンゲルに含まれています。

潤いを肌にしっかりと閉じ込めて乾燥を防いでくれて、肌のベールとして役立ってくれます。

白いカスが出るのはきちんゲルが浸透せずに、他の化粧品の成分と交じり合っているからです。

また、カルボマーは乾くとごく薄い膜を肌に張って保護していますが、こすりすぎると膜がはがれてカスとなって出てきてしまいます。

メイク前の対策として、しっかりゲルが浸透して肌表面がサラっとしてきてからメイクするようにしましょう。

肌をこすったり触ったりしてしまうと、カスが出やすくなりますから注意が必要です。

オールインワンゲルを賢く使い分ける

多機能タイプのオールインワンゲルが増えてきたおかげで、化粧下地や日焼け止めなどの効果があるタイプもあります。

このようなタイプは朝のスキンケアに適していますが、夜には向いていません。

UVカット成分が寝ている間に肌に負担をかけてしまいますから、夜のスキンケアには使わないのがおすすめです。

逆に夜のスキンケアに向いているのは、保湿力が高くて効果が長続きしやすいタイプです。

UVカット成分が含まれておらず、肌に負担をかけないタイプがおすすめです。

寝ている間に肌に栄養をたっぷりと与えてあげると、肌の悩みも改善しやすくなり肌のコンディションも整ってきます。

朝用には化粧下時やUVカット効果があるものを使って、ベースメイクの手間を省きましょう。

夜用には肌を回復させる時間帯に合わせて、美容成分がたっぷり含まれているものがおすすめです。

朝用と夜用を賢く使い分けることで、肌へのダメージを回避して潤いやハリツヤのある肌を保ちやすくなります。

スペシャルケアとして活用する方法

マッサージやパックなど、普段のスキンケアとは違った方法でオールインワンゲルを活用しましょう。

マッサージでハリのある血色のいい肌に

オールインワンゲルの美容成分をたっぷりと肌に届けるためにも、マッサージで肌の血行を良くしてあげましょう。

専用のマッサージクリームを使ってる人もいるでしょうが、オールインワンゲルは美容成分が豊富で潤いを閉じ込める作用が高いです。

粘性のあるゲルは弾力がありますからクリームよりもマッサージしやすく、しっとりとしたハリのある肌になれます。

マッサージをする時には、スキンケアに使っている量よりも多めに肌に乗せてあげましょう。

肌との摩擦が起きては大変ですから、指のすべりがよくなるようにケチらずたっぷり使うのが大切です。

肌の血行が良くなってむくみが取れますから、フェイスラインも引き締まってくれます。

くすみなども予防できて血色のいい肌になれますし、たるみケアにも役立ってくれます。

手間いらずのパックとして使う

スキンケアで単になじませるだけよりも、パックとして使ってあげれば美容成分がしっかり浸透してくれて、もっちりつや肌になれてしまいます。

パックは肌が温まっているお風呂上りが最適です。

たっぷりとオールインワンゲルを肌になじませてあげたら、美容成分を閉じ込めやすいようにラップパックすると良いでしょう。

呼吸できるように鼻の部分に穴を開けたラップを顔に貼り付けて、15分くらいパックするだけです。

パック後にべたつきが気になるようなら、軽くティッシュで押さえてあげれば洗い流さずにすみます。

ラップの代わりにシートマスクを使ったり、シリコンマスクを使うなどの方法もあります。

お風呂上りにパックできなかった場合でも、パックしながら蒸しタオルを使うと同じような効果が得られます。

蒸しタオルのスチーム機能でグングン美容成分が浸透してくれますから、水分も美容成分も一緒に閉じ込めてくれて、美肌効果が倍増します。

まとめ

ちょっとしたオールインワンゲルの使い方に気をつけるだけでも、美容効果が高まってくれます。

それほど手間がかかりませんから、時短スキンケアをしながら肌の状態を引き上げてくれます。

マッサージやパックにも活用してあげれば、オールインワンゲルのよさをさらに生かせます。

たった1つの化粧品でここまで活用範囲が広いものはありませんから、自分なりの使い方を見つけてみましょう。