化粧崩れを防ぐには?綺麗な仕上がりをキープする為のCCクリームの選び方
TPOに合わせてメイク方法を変える必要がありますが、普段メイクなら薄づきで自然な仕上がりになるCCクリームを使ったメイクがおすすめです。
しかし、CCクリームの選び方によっては化粧崩れしやすいこともあるので、製品の特徴をよく把握した上で最適なものを選ぶことが大切です。
ここでは、綺麗な仕上がりをキープする為のCCクリームの選び方をご紹介したいと思います。
化粧崩れしやすいCCクリームの特徴
美容成分配合で水分の割合が多い
美容成分がバランス良く配合されているCCクリームは、肌に潤いを与えて艶やかな仕上がりを目指すことができます。
しかし、美容成分が多くの割合で含まれているCCクリームの場合、時間の経過によって化粧崩れしやすい場合があります。
化粧持ちを重視する場合には、CCクリームに含まれている美容成分の配合バランスを確認すると良いでしょう。
テスターで試して水分量が多いものは、化粧崩れしやすいので注意が必要です。
化粧下地として使うアイテムを使用している
CCクリームはもともと化粧下地として作られたものが進化して、あらゆるタイプの製品が作られるようになりました。
製品の中には多機能でCCクリームひとつでメイク完了するものもあれば、化粧下地クリームのような役割しか持たないものもあります。
化粧下地として使うアイテムでメイクを済ませると、カバー力が低いだけではなく化粧崩れしやすいので気をつけましょう。
皮脂・汗・水に弱く長持ちしない
CCクリームは薄づきで自然な仕上がりが魅力のひとつですが、製品の中には皮脂・汗・水に弱いものがあります。
汗を掻かない状態であれば化粧崩れがさほど気にならないかもしれませんが、気温が高い季節や冬でも暖房が効きすぎる室内にいると汗をかくのでメイクが崩れてしまうことがあります。
季節を問わず気づかないうちに汗をかくことがあるので、メイク崩れしにくいCCクリームを選ぶことをおすすめします。
化粧崩れの原因を教えて
肌の水分をよく拭き取らずにメイクしている
CCクリームにメイク崩れの原因が潜んでいることがありますが、メイクのやり方が原因で化粧崩れしやすくなることもあります。
メイクの前に洗顔と保湿を済ませますが、肌に化粧水や美容液などの水分が残ったままCCクリームを伸ばすと肌馴染みが悪くなることがあります。
CCクリームはもともと薄づきで伸びが良い特徴を持つので、肌馴染みが悪いままメイクを済ませてしまうと時間の経過で化粧崩れしやすくなります。
肌質に合っていないメイクアイテムを使用している
CCクリームは1日中肌に密着させて使用することから、肌質に合うものを使用することが大切です。
たとえば皮脂の分泌が活発な脂性肌の方の場合、水分量が多いCCクリームを使用するとメイク崩れしやすくなります。
また、乾燥肌の方が水分量が少ないCCクリームを使用すると、肌の乾燥によってメイク崩れしやすくなります。
自分の肌質に合ったCCクリームを選ぶことが、綺麗な仕上がりをキープするポイントなのです。
CCクリームを肌によく馴染ませていない
CCクリームは薄づきで伸びが良いのですが、肌によく馴染ませていないとメイク崩れしやすくなります。
特に忙しい朝は、肌にCCクリームを伸ばしただけでよく馴染ませるというプロセスを怠ってしまいがちなので注意が必要です。
綺麗な仕上がりをキープするためには、丁寧なメイクを心がけることが大切です。
綺麗な仕上がりをキープする為のCCクリームの選び方
ほど良い割合で美容成分が配合されたものを選ぶ
肌の乾燥が気になる方であれば保湿成分などを多く含むCCクリームがおすすめですが、混合肌や脂性肌の方は美容成分を多く含む水分量が多いCCクリームを使用するとメイク崩れの原因になることがあります。
肌の乾燥が気にならない場合には、ほど良い割合で美容成分が配合されたCCクリームを使用することでメイクの綺麗な仕上がりをキープするための対策がとれます。
ファンデーションの役割を持つものを選ぶ
CCクリームの中には、ひとつで化粧下地・ファンデーション・コンシーラーなど複数の役割を備えたものがあります。
化粧下地の役割しか持たないCCクリームと比較すると、化粧持ちが良くカバー力があるので化粧崩れを防ぎたい方におすすめです。
化粧崩れしにくくても軽い使い心地で自然な仕上がりなので普段メイクにぴったりです。
皮脂や汗に強いウォータープルーフタイプのものを選ぶ
CCクリームの中には皮脂・汗・水に強いウォータープルーフタイプのものがあります。
脂性肌の方は汗をかきにくい季節でも、1年を通して皮脂の分泌が活発なので皮脂によってメイク崩れしがちです。
しかし、皮脂と汗のどちらにも強いCCクリームなら、綺麗なメイクの仕上がりをキープしやすいでしょう。
肌状態をサポートしてくれるものを選ぶ
肌質に合わせてCCクリームを選ぶことが大切ですが、乾燥肌の方は皮膚の乾燥が原因となって化粧浮きや化粧崩れが生じることがあるので肌に十分な潤いを与えることが大切です。
このような場合には保湿成分を含むCCクリームを使用することで、肌に潤いを与えながら化粧崩れを防ぐ対策がとれます。
反対に脂性肌の方は皮脂の分泌が化粧崩れの原因となっているので、皮脂を吸収するパウダー配合のものなど皮脂をコントロールする働きが期待できるCCクリームを使用することで化粧崩れを防ぐ対策がとれます。
綺麗な仕上がりをキープする為のCCクリームの使い方
①CCクリームを適量手の甲にとって温める
CCクリームを使用する時には、まず手の甲に適量とって体温で温めることでCCクリームの伸びがさらに良くなります。
特に冬など気温が低い時はCCクリームの伸びが悪くなることもあるので、色ムラや化粧崩れを防ぐためにも一旦手の甲にとるというプロセスを大切にすると良いでしょう。
②顔の各パーツにCCクリームをのせる
額・両頬・目元・鼻・顎など顔の各パーツに適量のCCクリームをのせましょう。
皮脂の分泌が活発でメイク崩れしやすいTゾーンと両頬などの広い部分には、やや多めにクリームをのせます。
③指の腹を使ってCCクリームを丁寧に伸ばす
指の腹を使って、各パーツにのせたCCクリームを丁寧に伸ばしていきましょう。
目の周辺や小鼻の部分は凹凸があるので、より丁寧に伸ばすようにすると仕上がりが綺麗です。
広い部分は色ムラがないように、均等に伸ばすように気をつけましょう。
④柔らかいスポンジを使ってCCクリームを馴染ませる
忙しい時はCCクリームを指で伸ばしただけでメイクを済ませてしまいがちですが、スポンジを使用した方が肌馴染みが良くなります。
スポンジは柔らかく肌触りが良いものを選ぶようにすると、CCクリームを伸ばす際に肌にかかる負担を軽減する対策がとれます。
額や両頬などの広い部分はスポンジを使用することで、肌馴染みが良くなり仕上がりが綺麗になります。
また、髪の生え際や皮脂でメイク崩れしやすい小鼻の部分は、スポンジの角の部分を使ってよく馴染ませましょう。
まとめ
CCクリームは薄づきで伸びが良いことから、製品の選び方によってはメイク崩れしやすい場合があります。
ベースメイクアイテムはメイクの仕上がりを左右する大切なものなので、肌質に合う最適なものを選ぶようにしましょう。
その上でCCクリームを使ったメイク方法をマスターすれば、綺麗なメイクの仕上がりをキープすることができるでしょう。