白髪染めトリートメントは、ヘアマニキュアとどう違うの?
最近では「白髪染めトリートメント」を使ってケアしている人を、よく見かけるようになりました。
でも「白髪染めトリートメント」は、「ヘアマニキュア」とよく似ている、というイメージを持っている人が多いようです。
具体的に何が違うのか、分かりにくいという人もいます。
ここでは「白髪染めトリートメント」と「ヘアマニキュア」の違いについて、お話ししていきます。
目次
中に含まれる成分に違いがある
白髪染めトリートメントは天然成分などを配合
「白髪染めトリートメント」は、種類によって成分も変わってきます。
でも基本的には、天然成分で配合されています。
さらにこれだけではカラーが定着しにくいので、他にも「塩基性染料」や「HC染料」も配合されています。
この「塩基性染料」は、分子が大きめで、色素が少ないという面があります。
一方で「HC染料」は、分子が小さいので、髪のキューティクルに浸透しやすいという特徴があります。
そのため髪の表面の内側まで、カラーをつけることができます。
それぞれの特徴を活かした、成分が配合されています。
ヘアマニキュアは主にタール色素が含まれている
一方で「ヘアマニキュア」に含まれている染料成分は、「タール色素」です。
「タール色素」は、化粧品などにもよく使われている色素です。
「ヘアマニキュア」の中には、「白髪染めトリートメント」の成分も配合された、商品も販売されています。
「白髪染めトリートメント」に含まれるメリットを活かして、作られています。
染料成分が「タール色素」である「ヘアマニキュア」より、染まりやすいのが特徴です。
両方とも髪の外側を染めるという点は同じ
「白髪染めトリートメント」と「ヘアマニキュア」は、よく似ていると感じますよね。
私も白髪染めをよく使いますが、いったいどこが違うのか、最初は分かりませんでした。
名前だけが違う、と思っていたこともあります。
でもこのように「白髪染めトリートメント」と「ヘアマニキュア」は、含まれている成分に違いがあります。
その一方で髪の外側を着色していくという点は、同じです。
そのため「白髪染めトリートメント」も、「ヘアマニキュア」として捉える場合もあります。
使い方や頻度に違いがある
白髪染めトリートメントは数日かけて染めるタイプ
「白髪染めトリートメント」は、基本的に数日かけて、少しずつ染めていくタイプです。
一方で「ヘアマニキュア」は、染まり具合が1回で満足できることもあります。
でも商品によって違いがあるので、一概には言えません。
白髪染めトリートメントは、週に1、2回の頻度
少しずつ染めていく「白髪染めトリートメント」は、カラーが定着するまで、続けて使っていきます。
それからカラーの定着具合、色持ちの程度によって、トリートメント剤を使います。
だいたい週に1回から2回くらい使いながら、キープしていくという方が多いようです。
「ヘアマニキュア」の場合、基本的に1回で染めることができるので、白髪が目立ってくるまで、使う必要はありません。
2週間から3週間に1回くらいの頻度で、使っていけば良いです。
自分に合ったタイプを選ぶようにしましょう。
白髪染めトリートメントは色持ちが長続きしにくい
白髪染めトリートメントは1週間から10日くらい
「白髪染めトリートメント」は、前述したような、カラーを定着させる成分が配合されています。
でも色持ちが長続きしにくい面もあります。
色持ちについては、個人差がありますが、だいたい1週間から10日くらいと言われています。
ヘアマニキュアの場合は、2週間から3週間くらい
一方で「ヘアマニキュア」の場合、たくさんの方々が愛用していると言われる「ヘアカラー」より、色持ちは短めです。
でも「白髪染めトリートメント」よりは長く、2週間から3週間くらいは、色持ちすると言われています。
中には「ヘアカラー」の成分が配合された「ヘアマニキュア」も販売されています。
このような商品は、色持ちが少し長続きしやすくなっています。
白髪染めトリートメントの放置時間は約10分
髪質や量によって、放置時間は変わってくる
「白髪染めトリートメント」の放置時間は、商品によって違いがあります。
また髪質や量によっても変わってくるので、一概には言えません。
でもだいたい10分前後、という商品が多いです。
一方で「ヘアマニキュア」の場合、15分程度、という商品が多いです。
濡れた髪と乾いた髪でも、放置時間は違う
「白髪染めトリートメント」も「ヘアマニキュア」も、濡れた髪に使う商品や、乾いた髪にも使える、という商品もあります。
また乾いた髪専用、という商品もあります。
一般的に濡れた髪と乾いた髪では、乾いた髪の方が染まりやすいと言われています。
そのため放置時間も、変わってきます。
白髪染めトリートメントは同時にトリートメントも
白髪染めトリートメントは髪の傷みが気になる人に
「白髪染めトリートメント」は、前述したとおり、主に天然成分が使われている商品がほとんどです。
商品によっても変わってきますが、「白髪染めトリートメント」の方が、トリートメント効果が高いと言われています。
「白髪染めトリートメント」と「ヘアマニキュア」は、前述したとおり、成分に違いがあります。
両方とも髪を傷めにくいと言われる白髪染めです。
地肌がピリピリしにくいです。
でも成分で比較してみると、やはり「白髪染めトリートメント」の方が、髪に優しいと言えます。
そのため白髪染めによる髪の傷みがとても気になる、というような人におすすめします。
でも「ヘアマニキュア」も、無添加の商品もありますし、「ヘアカラー」より、髪が傷みにくいという特徴もあります。
トリートメント成分が含まれるヘアマニキュアも
「白髪染めトリートメント」は、その名の通り、トリートメントができる白髪染めです。
髪のダメージをケアしながら、ツヤ、コシを与えてくれます。
白髪染めを行いながら、トリートメントを行えるというのは、とても嬉しいですよね。
一方で「ヘアマニキュア」にも、トリートメント成分が配合されている商品もあります。
気になる方は、できるだけ肌に優しく、トリートメント効果の高い商品を選ぶと良いでしょう。
商品の価格や入手方法
商品や販売先によって、価格に幅がある
「白髪染めトリートメント」と「ヘアマニキュア」の価格については、「ヘアマニキュア」の方が、少し高めの場合もあります。
でも「ヘアマニキュア」であっても、700円から800円くらいで、購入できる商品もあります。
販売先や商品によってかなり幅があるので、一概には言えません。
両方ともドラッグストアで買える商品もある
「白髪染めトリートメント」も「ヘアマニキュア」も、ドラッグストアなどで手軽に購入できる商品もあります。
でも基本的にインターネット販売という商品もあります。
インターネット販売の場合、セットで買うと送料が無料になるなど、お得になるケースもあります。
そのため上手に買い物をしていくと良いでしょう。
まとめ
「白髪染めトリートメント」と「ヘアマニキュア」は、配合されている成分に違いが見られます。
ですが、髪の外側を染めていくという点では同じです。
そのため同じく捉えるケースもあります。
また商品によって変わってきますが、一般的に「白髪染めトリートメント」は、少しずつ染めていくタイプです。
一方で「ヘアマニキュア」は、1回で染めることができます。
違いをよく把握して、自分に合った物を選ぶようにしましょう。