白髪染めトリートメントは雨を浴びても大丈夫?色落ちする?
白髪染めの手間をできる限り削減しつつ、髪の毛に与える負担もなるべく少なくしたいと思った時、まず頭に浮かぶのは白髪染めトリートメントですよね。
最近では白髪染めトリートメントにもいろいろなものが出てきていますから、選択肢も豊富ですし。
ただ、いざ白髪染めトリートメントを使うとなると、一つ疑問が生じてきます。
それが、雨で落ちてしまうことはないのかという点。
実際白髪染めトリートメントは、雨で落ちてしまうことはないのでしょうか?
白髪染めトリートメントは雨でも大きく落ちることはない
まず結論から見ていくと、白髪染めトリートメントをしていても、別に雨でそれがすべて落ちてしまったり、顔に黒や茶色の液体が垂れてしまったりするというようなことはありません。
別に白髪染めトリートメントは、そうして雨で大きく色落ちしてしまうということはないのです。
そもそも白髪染めトリートメントを使用する際には、基本的にはそれを塗布した後にシャワーなどで洗い流しています。
洗い流しているのですから、もし雨などで簡単に全部落ちてしまうのであれば、そうしてシャワーをあてる際にすべて落ちてしまうに決まっています。
でも実際にそれではすべては落ちていない。
ということは当然、別に雨が当たったくらいですごく落ちてしまうということはないことになります。
なんのダメージもないわけではない
ただ、では白髪染めトリートメントをしている髪の毛に雨が当たっても、何の影響もないのかというと、必ずしもそうとは言えません。
白髪染めトリートメントは、多少なりとも雨の影響は受けるんです。
つまり、大きく色を落としてしまうということはないまでも、多少なりとも色が落ちることはあるということ。
もちろん洋服に色がつくというくらいに落ちてしまうことはそうそうありません。
ただ、色の成分は多少なりとも流されていきます。
なので、本来であれば10日くらいはもつ白髪染めトリートメントが、9日とか8日くらいで塗りなおさないとならなくなるということはあるんです。
そこまで大きな影響を受けるわけではありませんが、影響がないということはないのです。
だから、できれば雨には当たらないほうが良いでしょう。
違うかたちで色落ちを促進することもある
雨で白髪染めトリートメントが大きく流されてしまうということはありませんが、それでも全く影響がないわけではありませんし、違う形で影響を受けるということはあるんです。
たとえば、雨があたると当然髪の毛が濡れますよね。
でも、屋外でいちいち髪の毛を拭いていられるかというと、拭くものを持っていないからそうもできないということも多いものです。
それが、悪影響を与えることがあるんです。
髪の毛を濡れたまま放置していると、それが乾く際にすごく乾燥してしまうことがあります。
そうしてすごく乾燥している髪の毛は、ダメージにすごく弱くなります。
その結果、白髪染めの色が抜けやすくなってしまうことがあるんです。
頭皮を冷やしてしまうということもある
また、雨というのは基本的には冷たいものです。
もちろん季節や住んでいるところによってはあまり冷たくはないこともありますが、基本的には多少冷たいです。
そうした冷たいものが頭に付着するわけですから、頭も冷たくなります。
冷たくなると、そこは血管が閉じていく。
結果、血行が悪くなるんです。
血行が悪くなると、髪の毛には思うように栄養が行かなくなります。
折角栄養を摂取していても、それがきちんと頭皮に届かないのであれば意味がありません。
なので、頭皮の結構に関しては気をつけないといけないんです。
そんな頭皮の血行を悪くしてしまう可能性のある雨には、なるべく当たらないようにするに越したことはありません。
場合によっては大きく色落ちすることも
たしかに、基本的には雨が当たったくらいで大きく色落ちしてしまうものではないのが、白髪染めトリートメントになります。
ただ、場合によっては雨が当たったくらいで大きく色落ちしてしまうこともあるんです。
では、どういう場合に、雨が当たったくらいで大きく色落ちしてしまうようになるんでしょうか?
最初にきちんと流せていない場合
それは、割とシーンが限られてはきますが、白髪染めトリートメントをした後で、きちんと流せていなかった時になります。
きちんと流せていないということは、あまりきちんとついていない部分も流せていないことになりますよね。
最初にきちんと流せていれば、多少なりともしっかりとついているところだけが残ることになる。
そういうところはそうそう簡単には落ちないんです。
もちろんそもそもが白髪染めトリートメントなので、しっかりとキューティクルを開いて髪の毛の奥に色を浸透させるというヘアカラータイプの白髪染めよりは落ちやすいです。
でも、だからといってそんなに簡単には落ちません。
しかし、最初にきちんと流せていない場合には、すぐに落ちるところもなんとか髪の毛に引っ付いている状態になるんです。
本来であればそれはシャンプーやシャワーで落ちるはずだった。
そんなようなところなのですから、当然雨で落ちてしまうこともあるんです。
だから、そういう状況であれば、雨が当たっただけで割と落ちてくることもあるんです。
服などにシミがつくこともある
もしそういう状況の場合には、たとえば髪の毛から垂れてきたものが、服にシミを作ってしまったりすることもあります。
別にあまり高価な服を着ていない場合にはそれでも問題ないかもしれませんが、高価な服にそうして予期せぬシミがついてしまったりしたら落ち込むものです。
ましてやそれは白髪染めのシミになりますから、しっかりと黒ずんでしまったりして目立つことも多い。
なので、そうならないように、白髪染めトリートメントを塗布する際には、きちんと丁寧に洗い流すことをおすすめします。
確かに塗布する際にはともかく、流すときにまで気を使っているという方はあまりいないものです。
でもそれはすごく大切なことになるので、きちんと気を使って流していってください。
汗でも同じことが言える
ここまで見てきたのは雨に関してでした。
でも雨と同様に髪の毛を濡らしてしまうものが一つあります。
それが、汗です。
雨と同じように、汗でも、状況によっては色が大きく落ちてしまうことがありますし、大きく色を落とすまではなくても、白髪染めにとって多少なりとも悪い影響を与えられてしまうことがあるんです。
とはいえ、汗をかかないように過ごすのもあまりおすすめできません。
汗をかかないように意識して過ごすと、やはり老廃物が溜まり血行が悪くなりがちになります。
それはそれでよくないのです。
では、どうすればいいでしょうか?
汗をかいてもすぐにふけるようにしておく
その答えは、汗をかいた後の対処法にあります。
雨でぬれるのが悪いのは、雨でぬれたせいで頭皮が冷えたり、あるいは濡れたものを放置して、それが乾く際に乾燥してしまったりするからでした。
ということは、濡れてもすぐに拭けば、そこまでのダメージをおわないということになりますよね。
それは、汗でも同じなのです。
だから、汗で色落ちしないようにするには、最初にきちんと洗い流すことはもちろんのこと、汗をかいてもすぐに拭けるようにしておくのがおすすめです。
まとめ
雨や汗で白髪染めトリートメントが大きな影響を受けるということはそうそうありません。
でも、小さな影響は与えられてしまうわけですから、濡れた髪はすぐに拭けるようにしておくに越したことはありません。
確かにタオルは多少かさばるものではありますが、雨が降ったりいきなりたくさん汗をかいたりするというのは往々にしてあるものがですから、用意しておくべきなのです。