白髪染め後のトリートメントは付属品が良い?別のものが良い?
白髪染めには、多くの場合でトリートメントが付属しているでしょう。
それがある時点で、白髪染めをした後にはトリートメントをするべきだという事は分かるでしょうが、そこで使用するトリートメントは、そのままその付属品の物を使うべきなのか、それとももっと高価な物を使用するべきなのかということは迷うことでしょう。
そこでここではそれについてみていきます。
付属品を使うのが正解
基本的には、白髪染めをした後のトリートメントは、付属品のトリートメントを使用するのが正解になります。
それにはいくつかの理由がありますが、一番大きいのは、それは髪の毛のペーハー値のバランスを整える力が優れているからだと言えます。
白髪染めでもなんでも、髪の毛にカラーを入れた後には、髪の毛のペーハー値のバランスは崩れています。
なので、まずはそのバランスを元に戻さないとなりません。
そのバランスを元に戻さないと髪の毛は痛みやすくなりますし、そして何より色も抜けやすくなってしまうでしょう。
でもそんな風に髪の毛のそのバランスを整える力というのは、基本的には市販のトリートメントよりも白髪染めに付属しているトリートメントの方が高いと言えるのです。
なので、それを使用するのが一番適切なのです。
市販のトリートメントは保湿力などが高い
白髪染めに付属しているトリートメントには、そのように髪の毛のペーハー値を整える力が高いと言えましたが、では逆に、市販のトリートメントはどんな効果があると言えるのでしょうか?
市販のトリートメントは基本的には保湿力などに優れていると言えるでしょう。
保湿力などの美容成分に関して言えば、市販のトリートメントの方が基本的には優れていることが多いはずです。
もちろんそれは価格や、そのアイテム次第ではあるのですが、基本的には市販のトリートメントの方がその力は優れています。
白髪染めのすぐ後には別に保湿は求められていない
でも、残念ながら、白髪染めをした後の髪の毛が求めているのは、そういう力ではなく、髪の毛のバランスを整える力だったのです。
確かに、白髪染めをした後には髪の毛は乾燥しているでしょう。
白髪染めと言うのは、いうなればヘアカラーですから、その分だけ髪の毛に与える刺激が強いのは当然です。
強い刺激を受けると髪の毛は乾燥したりもします。
乾燥すると栄養分が足りなくなり、白髪が増えたりもしますから、保湿をするのは大切なことになります。
でもそれは、白髪染めをしたすぐに後にするようなものではないのです。
白髪染めをしたすぐ後には、付属のトリートメントでケアをしていってください。
市販のトリートメントは次の日から
市販のトリートメントは、次の日から使用していくと良いでしょう。
付属のトリートメントはそもそも1回分しかついていないでしょうし、白髪染めをしたすぐにアトにソレを使用したら、もう使い終わってしまいます。
しかし先述のように、白髪染めによって髪の毛はそれなりに大きなダメージを受けることになります。
そんな大きなダメージを受けた髪の毛に対して、それ以外のケアをしないでも良いのかと言うと、まずそんなことはありません。
白髪染めをして、その後で付属品のトリートメントでケアをしたとしても、まだまだそれ以外のケアも必要になります。
ではそこでのケアには何を使用すれば良いのかと言うと、そこで満を持して市販のトリートメントを使用するのです。
白髪染めをした次の日からは、市販のトリートメントを使用していってください。
そこでは保湿が求められる
白髪染めをした次の日からは、髪の毛には保湿が求められます。
ダメージを受けている髪の毛は、さらにダメージを受けやすくなります。
なので、白髪染めをした後の髪の毛は、紫外線などによるダメージもたくさんうけてしますでしょう。
でもそうしてダメージが蓄積されていくと、ますます白髪が増えることが予想できますから、なんとかしてそれに対策していかないといけません。
それに対策するために出来るのが、市販のトリートメントを使うこと、つまり保湿をすることなのです。
保湿をしっかりとしていけば、それがバリアになるので、紫外線などのダメージも必要以上には受けなくなるでしょう。
紫外線のダメージを必要以上に受けなくなれば、それ以上ダメージが蓄積されることはなくなっていきます。
むしろ、トリートメントに含まれる保湿成分以外の髪の毛の補修成分などにより、白髪染めによるダメージも軽減されていくでしょう。
白髪染め自体は、今後も続けていかないとならないものですから、そうして出来るだけダメージを減らしておくことは大切です。
そのためには是非、白髪染めをした次の日からは、市販のトリートメントでケアをしていってください。
同じ日に2個使うのはおすすめしない
市販のトリートメントと、白髪染めに付属しているトリートメントでは、そのように目的が違うと言えるのですから、逆に考えれば、たとえば白髪染めをしたすぐ後に白髪染めに付属していたトリートメントをして、その同じ日にしばらくしてから市販のトリートメントを使うのもアリなように思えるでしょう。
そうすれば、白髪染めに付属してきてトリートメントを効果的につかえつつ、さらに市販のトリートメントの力もより活かせるようになるのではないか?
と思ってしまうのも仕方ありません。
でもそれは間違いないのです。
白髪染めをしたその日には、白髪染めに付属していたトリートメントだけを使用するのが良いでしょう。
つけすぎると負担になる
なぜなら、たとえトリートメントとは言っても、それをつけすぎると髪の毛の負担になってしまうからです。
たとえばどんなにおいしいものでも、どんなに栄養があるものでも、それを食べすぎると途中からはもはやそれは自分を苦しめることになりますよね。
それと同じことが、髪の毛でも起こってしまうことがあるのです。
それでは市販のトリートメントの効果はもちろんのこと、白髪染めについていたトリートメントの効果もきちんと出なくなってしまう可能性があります。
そうしてそれぞれのトリートメントの効果が出なくなっていけば、当然その分だけ髪の毛は傷んでいきます。
そうさせないためにも、トリートメントを同じ日に二個とも使うというのは避けた方が良いでしょう。
付属のトリートメントは1回で良い
たとえば白髪染めに付属していたトリートメントが、余ってしまうこともあるでしょう。
女性であっても髪の毛が短い方はいるでしょう。
でも基本的には白髪染めやそれに付属するトリートメントは髪の毛が長い方の分量になっていますから、当然短い方がそれを使用すると余ることがあります。
トリートメントが余ってしまうと、ついつい次の日もソレを使いたくなるかもしれません。
でも、たとえ白髪染めのトリートメントが余ったとしても、それを次の日に使うのはおすすめできません。
白髪染めに付属した後のトリートメントはペーハー値を整えるためのもので、それはすでにすんでいるのですから、それよりも市販のトリートメントを使った方がよほど有意義で効果的です。
なので、それを使うメリットがないのです。
まとめ
白髪染めのすぐあとには、白髪染めに付属していたトリートメントでケアをしていくべきだけど、白髪染めをした次の日からは、一般的な市販のトリートメントを使用してケアしていくというのが、ここでのおすすめの方法になります。
その時々の髪の毛の状態に合わせてケアをしていった方が良いに決まっていますから、是非参考にしてみてください。