肌が弱い人にBBクリームがおすすめである4つのポイントは?
現代の女性には肌トラブルがつきものです。
乾燥肌や敏感肌だけでなく、しつこいにきび、また、アトピーに悩まされることもあります。
肌の調子がよくないときにメイクをするのはなんだか怖い人もいるのではないでしょうか。
そうかといってすっぴんで外出するのも抵抗がありますよね。
そんなときはBBクリームが心強い味方になってくれます。
目次
事前の準備さえきちんとすればBBクリームは肌を保護してくれます
乾燥肌やアトピー、にきびになりがちな肌の人は特に、メイク前には事前に適切なスキンケアをすることが大切です。
逆にBBクリームの場合、事前にスキンケアをしっかりすれば肌を保護することができます。
BBクリームではなんだかきちんとメイクしたように見えない、なんて思っている人はつけ方を見直してみましょう。
確かに、BBクリームの上手なつけ方というものは存在します。
BBクリームのつけ方のコツとしてはまず、手や首の色と合う色のものを使う、薄い膜をつけるように塗ることです。
また、顔の上の5箇所、つまり額、鼻、あご、右側、左側にいきなりBBクリームを1滴ずつ置くのはおすすめしません。
BBクリームを肌に乗せた瞬間から肌に吸着するまであっという間だからです。
手の甲の上でBBクリームを5等分してから、それぞれのパーツごとに塗っていくときれいに仕上がります。
と、ここまでBBクリームのつけ方について書きましたが、BBクリームがいかにきれいに肌に乗るかは、BBクリームのつけ方そのものよりも、BBクリームの土台となる肌がきちんと整えられているかにかかっています。
事前のスキンケアが鍵です
朝出かける前にBBクリームをつけるときのスキンケア方法について書きます。
事前のスキンケアでは洗顔はしません。
よほど汚れが気になる場合でも、ぬるま湯で30秒~1分ほどすすぐぐらいでよいです。
その後肌を引き締めるために冷水を少し顔に当てるのを忘れないようにしましょう。
それ以外はコットンやティッシュにふき取り化粧水をたっぷりしみこませてふき取るだけです。
私は、男性用の汗拭きシートでにきび肌用のものを、代わりに使っています。
いずれにしても顔をふき取るときはごしごしこすらず、顔を少しずつ押さえながら、顔の余分な油をコットンや汗拭きシートに移していくイメージで使うようにしましょう。
こうして顔の余分な皮脂を取り除いたあとは化粧水をつけます。
保湿成分が多い化粧水を使うなら、その後乳液を使わなくてもBBクリームが十分に乳液代わりになります。
また、ぬるま湯で顔をすすいでいた場合はタオルで顔の水分をふき取らずそのまま化粧水をつけましょう。
BBクリームをきれいに顔につけるには、化粧水が十分に顔にしみこむのを待つことです。
ここでどれぐらいの時間を取るかが肌にとって勝負です。
顔にまだみずみずしさが残っているけれど水滴はもう残っていない状態がベストなので、時間としては1分間ぐらいです。
乳液は事前に必要な場合・いらない場合
化粧水に保湿成分、例えばオイルやグリセリンが入っているものを使っている場合、乳液は要りません。
顔に余計に油分が残ってしまい、比較的短時間でBBクリームが浮いてくるようになってしまうからです。
そうでなく、水のような手触りの化粧水ならば乳液も併用しましょう。
BBクリームにも乳液の役割はありますが、乳液そのものにはやはり叶わないからです。
また、BBクリームは比較的肌への刺激が少ないですが、肌への負担が全くないわけではありません。
なので、肌とBBクリームの間のクッション材として乳液をつけましょう。
乳液を、普段の半分だけ使用するようにすると、BBクリームを塗ったときちょうどよくなります。
また、手のひらで1分間ほど顔を押さえて、手のひらの熱と圧力で乳液が顔にしみこむようにしましょう。
それでも乳液が気になるようでしたらティッシュで軽く顔の表面を押さえます。
メイクはあまりしたくないときのファンデーション代わりに使えます
メイクをすることが好きではないという以外にも、肌に負担をかけたくないという理由でメイクを敬遠する人はいます。
BBクリームは肌をきれいに見せつつも日中の刺激から肌を保護する役割があるので、肌が弱い人にもおすすめです。
紫外線対策におすすめ
BBクリームは肌の上に薄い膜を作ることで紫外線が肌に吸収されないようにします。
せっかくメイクをがまんして肌への負担を減らそうとしても、紫外線で顔が乾燥したり、肌荒れするようになったりしては元も子もないので、BBクリームはおすすめです。
アレルゲン対策にも使えます
BBクリームは紫外線だけでなく、外出時の粉じんが素肌に直接つかないようにしてくれます。
特に乾燥肌というわけではなくても、肌が環境の変化に敏感ならつけておくといいです。
化粧崩れがめだたない
特にパウダータイプのファンデーションは時間が経つと、油分とともにパウダーが顔の表面に浮き出てしまい、かえって肌が汚く見えてしまうことがあります。
BBクリームは浮きにくいですが、気になる場合ティッシュで軽く押さえて上から少し塗りなおすだけですぐに自然な仕上がりになります。
CCクリームよりも肌への負担が少ないです
似たような製品としてCCクリームがあります。
肌をきれいに見せたい人はCCクリームとどちらがいいか迷うこともあるかもしれません。
肌が弱くて悩んでいて、かつきれいに見せたい場合はBBクリームのほうがよいです。
CCクリームの「CC」とはカラーコントロールのことです。
クリームの中に顔色を補正するカプセルがたくさん入っており、塗った瞬間に肌の上ではじけます。
このカプセルが毛穴に詰まりやすいのです。
見方を変えれば、すぐにでも毛穴をカバーしたい人には便利な製品とも言えます。
ですが、夜寝る前に毛穴からCCクリームを完全に除去しにくいため、にきびなどの吹き出物の原因になる可能性があります。
肌が弱い人でもBBクリームは安心して使えます
肌が弱く、メイクをすることに不安がある人にもBBクリームをおすすめできるポイントがあります。
メイベリンのピュアミネラル BB モイストなら洗顔料で落とせます
メイクをすることに不安感がある人の中には、メイクを落とすときに使うクレンジング剤の肌への負担が気になるという人もいます。
クレンジングでは直接肌を何回もこするため、摩擦で肌の表面がめくれたり、傷ついたりしがちです。
また、特にオイルタイプのクレンジングはもともと肌に必要な油分まで落としてしまうので、乾燥肌やにきびの原因になってしまうことがあります。
洗顔料で落とせるBBクリームを使用すれば、塗っている間はきっちり肌をカバーしていてもクレンジング剤を使わなくてすみます。
私は、メイベリンのピュアミネラル BB モイストを使っています。
洗顔料で簡単に落とせるのに、にきび跡などをきれいに隠せるのでとても満足しています。
にきびができにくい処方で作られているのも注目ポイントです。
スキンケア効果のあるものもあります
天然由来の、スキンケア製品にも使われているようなオイルが入っているBBクリームなら、肌をきれいに見せながらコンディションを整えてくれます。
私は、例えばホホバオイルやオリーブオイルを肌につけて寝ると、ほんの1滴しかつけていなくても翌朝すぐににきびができてしまいます。
そんな私ですが、オイル入りのBBクリームは使用しても全く問題ありませんでした。
毎晩洗顔して落としてしまうからということもあるかもしれません。
オイル美容はしてみたいけれどもにきびができやすくて不安な人は、BBクリームなら気軽にオイルを取り入れられます。
まとめ
メイクをすると肌に余計な負担がかかるというイメージが強いですが、BBクリームはむしろ、つけたほうが肌にいいのが特徴です。
ファンデーションよりも手軽だけど、下準備をきっちりしておけばメイクをした感じが出せるので、単品使いでも安心です。
ナチュラルメイクとしてBBクリームを活用し、健康的な肌を楽しみましょう。