脂性肌でもテカらない!崩れない!ファンデーションを塗る前にしたい3つのこと

脂性肌

あなたの肌タイプはなんですか?

普通肌、乾燥肌、脂性肌?

私はというと、残念ながら脂性肌です。

もちろん普通肌以外はそれぞれ悩みがあると思いますが、最も辛いのは脂性肌なのではないかな、と思っています。

とにかくメイクが崩れるの厳しい・・・。

どんなに綺麗にメイクしたって、数時間後には汚くなってしまいます。

ファンデーションの毛穴落ちやヨレは日常茶飯事なのです。




私の脂性肌の歴史

私は若い頃から脂性肌です。

小学生低学年くらいまでは、他の子供と変わらないツルツルとした美肌を持っていました。

しかし中学年になると、顔がテカるようになってきました。

毛穴の開きも大きくなり、おしゃまなクラスの女子から、「○○ちゃんの顔っていつも光ってるねー、鼻のてっぺんも黒っぽくて、墨で塗ったみたい!」などとからかわれたりもしました。

子供って本当に残酷ですよね。

「えへへへ・・・」笑って誤魔化していましたが、心では泣いていました。

中学生になるとニキビが花ざかりに。

本当にこれには悩まされました。

赤く腫れ上がったニキビは痛みを伴い、また外見上もきつかったと思います。

同級生でもニキビに悩んでいる子がいましたが、私のニキビは群を抜いていました。

高校生になると赤ニキビはやや減りましたが、油田のようにわく皮脂は相変わらず。

おしゃれにも気をつかうようになっていましたので、あぶらとり紙が手離せませんでした。

可愛い女子はみんなお肌ツルツルで、それに憧れた私は校則ギリギリの薄いパウダーをはたくようになりました。

でもこれが皮脂と混ざり、余計に汚い顔になってしまうのです。

いろいろな方法で試してみましたが、解消することはできませんでした。

そして社会人になり、毎日しっかりとメイクをして出勤するようになりました。

どんなに気合を入れてメイクをしても、お昼休憩の時に鏡を見ると、ファンデーションがヨレて悲惨なことになっていました。

いっそファンデーションを塗らない方がキレイなのではないかと、ノーファンデ生活も試しましたが顔がテカテカすることは変わらず、ポイントメイクだけでは地味な顔が余計地味になるのでやめてしまいました。




脂性肌で親を恨む

大袈裟だと笑われるかもしれませんが、「なんでこんな肌に生んだんだ!」と親を責めていた時期もありました。

本当に嫌だったんですね。

親は、「そんなの気にすることないよ、かわいいよ。」とかフォローしてくれるのですが、それが余計に私をイライラさせました。

なんのスキンケアもしていない父親の肌には吹き出物ひとつなく、母親は肌の乾燥に悩んでいました。

私の顔だけギラギラです。

なんで・・・。

家でもあぶらとり紙を使っていましたし、脂性肌におすすめの化粧品もたくさん購入しました。

でも20代の私の肌はいつもギラついていたような気がします。

脂性肌についての知識を得る

そんな私のあぶらギッシュな肌が少し落ち着いたのが30代に入ってからです。

それまで大人ニキビが常にどこかにある状態だったのですが、いつのまにか出来にくくなっていました。

40歳を前にした現在は、大人ニキビができることは稀になりました。

ただ脂性肌が改善されたかというとそうではありません。

私の肌はまぎれもない「脂性肌」です。

ただ年齢的に皮脂の分泌量が減ったのだと思います。

顔のギラギラが減少すると途端にメイクが楽しくなってきました。

お昼にはメイクが崩れているということも少なくなりました。

ですが、夕方頃にはやはりファンデーションがヨレたり毛穴に詰まったりして汚顔になります。

それでも私にとっては大躍進です。

精神的に余裕の出来た私は、脂性肌でもメイク崩れせず、ファンデーションがキレイにのる方法を調べることにしました。

脂性肌の原因は間違ったケアにあり!?

脂性肌のファンデーションの上手な使い方の前に、まずは根本的なことを確認しておく必要があります。

脂性肌の原因ってなんでしょうか?

もちろん持って生まれた肌質なのは当然ですが、実は乾燥も皮脂を過剰に分泌させる原因となっているのをご存知ですか?

私はこのことをつい最近まで知りませんでした。

小学生、中学生など思春期に皮脂が多く分泌されるのは成長ホルモンの影響を強く受けていますが、大人になってからのそれは、実は乾燥が原因だということが往々にしてあるのです。

私は学生の頃のケアを大人になっても続けていました。

あぶらとり紙を頻繁に使い、洗浄力の強い洗顔フォームでこまめに洗顔をし、乳液やクリームはベタつくので使用を控えていました。

肌は水分が失われると、それを補うために必要以上の皮脂を分泌します。

私は間違ったスキンケアをすることで、悩みのたねであった脂性肌を自分自身の手で助長させていたようです。

脂性肌に悩む大人の方は、今一度自分の行っているスキンケアについて見直してみてくださいね。

脂性肌でもファンデーションをキレイに塗るための3つのこと

では、私なりに調べて実行している脂性肌のためのファンデーションを塗る前にしたい3つのことを紹介したいと思います。

1、乾燥は大敵!洗顔石鹸でやさしく洗おう

先ほども述べたように、乾燥は皮脂を過剰に分泌させる原因になります。

まずはメイク前の洗顔からです。

洗顔フォームを使っている方は洗顔石鹸にチェンジされることをおすすめします。

洗顔フォームの多くには、合成界面活性剤が配合されています。

合成界面活性剤とは、食器洗いなどに含まれているあの成分です。

油汚れをしっかり落とし、お皿をキュキュット音がするほどにします。

これほどの洗浄力のあるもので洗顔をすると、皮脂だけでなく保湿成分まで全て洗い流していまいます。

ただ、洗顔フォームの中にも合成界面活性剤の含まれていないもの、また洗顔石鹸の中にも合成界面活性剤が含まれているものがあるようなので、成分表をしっかりと確認することを忘れないでくださいね。

2、徹底保湿をして潤いを与えよう

洗顔後はしっかりと保湿をするようにしてください。

脂性肌のメイクはスキンケアが要です。

ここを適当にこなしてしまうとファンデーションが上手にのらないばかりか、数時間後にはヨレや毛穴落ちという大惨事を起こしていまいます。

化粧水はチープなものでけっこうです。

その代わりに惜しみなくたっぷりとつけてください。

何度か繰り返して手に取り、包みこむようにして馴染ませてくださいね。

最後は必ず乳液を塗りましょう。

ベタつくからといって省いてしまうと、せっかく肌に染み込んで水分が蒸発してしまいます。

乳液は乾燥を防ぐための必須アイテムなのです。

3、ティッシュオフの習慣を

乳液のあとは、必ず化粧下地を塗るようにしてください。

化粧下地を塗るのと塗らないのでは、ファンデーションの仕上がりに歴然とした差がでます。

化粧下地はノンコメドジェニック処方と表記されているものがおすすめです。

これは、「毛穴をふさぐ成分が配合されていない」という意味です。

乳液のあとにベタつきが気になるなら、一度ティッシュオフをしてから塗ってください。

ティッシュオフをすることで余分な皮脂を取り除くことができ、後から塗るファンデーションのもちもよくなります。

ベタつくときはあぶらとり紙などではなく、ティッシュを肌に一枚のせ軽く上からおさえるようにしましょう。

脂性肌のテカりやベタつきを防ぐ習慣にしてくださいね。

まとめ

いかがですか?

脂性肌に悩む方は、どんなファンデーションを選べば良いか、どんな塗り方のテクニックを使えば良いか、などに意識が向きがちですが、実はファンデーションを塗る前のケアにポイントがあったのです。

上記の3つのことはとても簡単にできますが、その効果はなかなかのものです。

私もかなりメイク崩れが改善されました。

是非一度ためしてみてくださいね。






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