BBクリームの根強い人気の秘密とは?その魅力に迫る!
韓国コスメブームとともに人気が出たBBクリームですが、今でもその人気は根強くどんどん進化しています。
このBBクリーム1つで保湿から下地、日焼け止め、ファンデーションと何役もこなしてくれるので肌に負担をかけずにメイクができる優れものなのです。
BBクリームのメリット、デメリットを知った上でその魅力とは何なのかを探ってみましょう。
BBクリームの役割
韓国コスメから人気が出たBBクリームですが、実はドイツ発祥の医療用クリームが元となっています。
BBとはBlemish(傷)とBalm(軟膏)の頭文字を取ったもので、もともとはレーザーやピーリングなどの美容施術により痛んだ肌を補修し、赤みを消す目的で作られました。
それに目をつけた美容大国である韓国が、開発を重ねて一般用にも使用できるようにしたものが今出回っているBBクリームです。
保湿クリーム、下地、日焼け止め、コンシーラー、ファンデーションと1つで5つもの役割を備えています。
BBクリームが知られるようになってからもう何年も経ちますが、その人気が続いているのは、やはり効果が高くその使い勝手が良いからでしょう。
高いスキンケア効果
BBクリームはメーカーにもよりますが、コラーゲン、ヒアルロン酸、セラミドといった美容と保湿成分がたっぷりと含まれています。
そのため朝の洗顔後は簡単な保湿ケアの後、そのままBBクリームをつけるだけで1日潤いを保ったまま綺麗なナチュラルメイクでいられます。
長時間メイクをしている方に特におすすめできます。
下地と日焼け止め要らず
化粧下地にはファンデーションと密着させる効果があるのですが、BBクリームにはその両方がすでに含まれているので下地をあえてつける必要はありません。
またUV機能も備えているので、日焼け止めを塗る必要もありません。
高いものでSPF50もあるので、紫外線が強い夏でも安心して使えます。
つける回数が減るので肌への負担をかなり軽減することになり、それだけでも自然にスキンケアができるのです。
高いカバー力
基本的にBBクリームは薄づきのファンデーションですが、重ねて塗ることでそのカバー力を高めることができます。
よく動く目の周りや口に周りは薄く、頰や小鼻などの隠したい箇所がある場合は重ね付けするようにして自分で調整が可能です。
薄づきでワントーン肌色がアップするのでとても使いやすいのです。
BBクリームの使い方
BBクリームの使い方は洗顔後の保湿した肌に塗るだけですので、とても簡単ですが、ちょっとしたコツで1日中綺麗にメイクを保てます。
化粧水をなじませてから適量を塗る
BBクリームは洗顔後に化粧水をつけた後に塗れますが、化粧水を十分なじませてから塗りましょう。
すぐに塗ってしまうとクリームがよれてしまいます。
また乾燥が特に気になる方は、ご自分の美容クリームなどを塗ってから塗るとさらに保湿効果が高まります。
適量はメーカーにもよりますが、だいたいパール一粒くらいの量です。
スポンジや指で上からトントンとなじませる感じでつけると効果的です。
こするようにつけると肌を傷める上に、せっかくの美容成分が浸透しないので気をつけましょう。
最後に軽くフェイスパウダーをはたくとさらに綺麗に仕上がります。
しっかりメイクの時はファンデーションと合わせて
普段のメイク時は、BBクリームだけで十分ですが、デートやパーティなどでしっかりとメイクしたい場合はリキッドや粉のファンデーションと合わせると効果的です。
ただし厚塗りになりやすいので、塗る量には注意しましょう。
色味の補正もできて、バッチリメイクになるのでTPOに合わせて活用しましょう。
ほかのクリームとの違い
最近では、BBクリームの他にもCCクリーム、DDクリーム、またEEクリームというものまで出てきています。
それぞれのBBクリームとの違いをみてみましょう。
CCクリーム
CCクリームは下地とコントロールカラーが一緒になったもので、ファンデーションの機能はありません。
Color Control(肌色調整)やColor Correcting(色味補正)といった意味を持っています。
ナチュラルに薄くカバーしたい方に向いています。
DDクリーム
DDクリームはアメリカで発売され、人気が出たクリームでDaily Defense(毎日の保護)、Dynamic Do all(何役もこなす優れもの)といった意味が込められています。
BBクリームに似ていますが、さらに抗酸化成分を含み、アンチエイジング効果を狙った商品です。
EEクリーム
EEクリームはEver Effect(さらに効果的)という、BB、CC、DD、全てのクリームの機能を備えているクリームです。
BBクリームが向いているのはこんな方
いろんなクリームが出回っていますが、ドラックストアやショッピングモールなど誰でも気軽に手に入れられるのは、やはりBBクリームです。
BBクリームが向いているのはどんな方でしょうか。
乾燥肌の方
その保湿力は素晴らしく、普通のファンデーションを使用すると夕方には乾燥してしまう方も、BBクリームであれば潤いを保ち続けます。
また重ね塗りの必要がないので肌への負担が少なく、肌の弱い方でも安心して使えます。
ナチュラルメイクにしたい方
ファンデーションを塗ってしまうとどうしても厚塗り感が出てしまって、肌も重く感じてしまいます。
BBクリームは普段使いにぴったりで、自然な感じに仕上がります。
メイクはあまり好きではないけれど、すっぴんにはどうしても抵抗のある方におすすめできます。
長時間メイクをしている方
仕事が忙しく、どうしても夜遅くまでメイクをしている方は、やはり肌にかなり負担がかかっています。
BBクリームであれば、美容成分も含まれていますので、通常のメイクに比べて軽く、負担も軽減することができます。
とにかく簡単に済ませたい方
朝からスキンケアをして、下地や日焼け止めを塗ってからメイクに取り掛かるとやはりかなり時間を要します。
BBクリームは1つで5役も担っていますので、時短メイクを好む方にぴったりです。
子育て中の方や朝時間がなくて美容にまでゆっくり時間をかけていられない方に向いているでしょう。
BBクリームに向かない方とは
やはり保湿力が高いので、残念ながら脂性肌の方にはあまりおすすめできないと言われています。
塗った直後はしっとりと仕上がっても、時間が経つにつれベタつきが気になるからでしょう。
でも脂性肌の方でもオイルフリーのBBクリームを使えば、マットでサラサラな仕上がりになるので大丈夫です。
様々なメーカーから脂性肌用のBBクリームが発売されていますので、自分に合ったものが見つかるはずです。
またBBクリームは薄づきですが、カバー力はあるので塗る量を間違えるとかなりの厚塗り感が出てしまいますので、塗る量にはくれぐれも注意しましょう。
学生さんなど、ほんの少し肌色をカバーしたい程度ならCCクリームの方が向いているでしょう。
まとめ
1つで様々な役割を持つBBクリームですが、今は進化していろんな肌質の方にも対応できるようになっていて、ますます人気が高まっています。
BBクリームの魅力とメリットを知れば、以前断念したことがある方ももう一度使ってみたくなるはずです。
スキンケアをしながら、綺麗に欠点もカバーできるBBクリームを是非活用してみてください。