グラフィックボードのジャンク品は本当に使えるのか?
デスクトップパソコンを利用し、インターネットで動画の視聴やネットゲームをされる方は、多いと思います。
しかし、マザーボードにオンボードのグラフィックボードでは、能力が不足し、パソコン自体の動作が重くなったり、モニターの映像が不安定(映像が飛んだりするなど)になったりします。
そこで、グラフィックボードを後付けすることで問題を解決することができます。
しかし、グラフィックボードは高額で、ジャンク品の使用を検討すると思います。
そこで、ジャンク品が使えるかどうか説明したいと思います。
目次
ジャンク品と言っても全てが不良品ではない
そもそも、新品のグラフィックボードは安価なもので1万円以下、エントリークラスで2万円前後から4万円前後、ミドルクラスで5万円前後から10万円未満、ハイエンドクラスになれば10万円から100万円以上を価格が様々です。
また、価格に比例し、性能も変化します。
特に高額なグラフィックボードほどGPU(グラフィックボード用のCPU)の性能やメモリ(グラフィックボード専用のメモリ)が変わってきます。
一般家庭でインターネットや動画視聴をするくらいであれば、1万円以下のグラフィックボードで十分です。
しかし、3Dグラフィックを多用するネットゲームの場合はグラフィックボードの性能が重要になります。
しかし、予算も限られる場合、ジャンク品を使用する手があります。
ジャンク品と言っても中には掘り出し物がわんさかあります。
ジャンク品と言っても、全てが不良品ではありません。
古いパソコンに新しいグラフィックボードは使えない場合がある
実際は、パソコンパーツの性能向上と共に型落ちしたものや最新のマザーボードとの互換性がないといった点から中古良品からやジャンク品に格下げされてしまったものが非常に多いです。
一般家庭で使用されるデスクトップパソコンだって、毎年のように買い替えするものではありません。
平気で4年から10年は使用可能です。
実際には、その間にグラフィックボードやその他パーツの仕様や規格の変更および互換統一など様々なことが起こっています。
6年前に購入したデスクトップパソコンへグラフィックボードを後付けしようとしても、適合するものは既に生産中止や販売終了になっています。
4年も経てば中古グラフィックボードもジャンク品として格安で販売
そこで救いの手を差し伸べ得くれるのが、ジャンク品のグラフィックボードです。
中古ショップでも型落ち品はなかなか売れないのが現状です。
そのため、買い取った当初は高値で販売しても4年も経てばジャンク品として格安で販売します。
ジャンク品にすると意外に売れるんです。
販売当初は高性能だったものが紛れているからです。
パソコンを自作する方にとってジャンク品は魅力的
特に古いパソコンを利用している方や型落ち品やジャンク品でパソコンを自作する方にとってジャンク品は魅力的なものです。
ジャンク品の価格は、新品の価格より遙かに安いです。
数百円程度から3000円程度で購入可能です。
ジャンク品を上手く利用することで、高性能なCPUやメモリ、グラフィックボードを手に入れれば、最新機種と大差ない性能の自作パソコンが仕上がります。
投資費用も数万円程度に収まります。
また、使用するOSも気にしなければ、動作も安定し、性能不足を感じることは無いでしょう。
条件がよければ、ネットゲームですら快適に楽しむことが出来ます。
ジャンク品のグラフィックボードはあっという間に価格が下落
特にジャンク品のグラフィックボードは、毎年リリース最新製品によりあっという間に価格が下落します。
グラフィックボードのジャンク品は動作に問題ないものが結構見つかるので、予算が限られている方や高性能なものは不要という方に非常におすすめしたいと思います。
また、古いパソコンをお使いの方はジャンク品からグラフィックボードを探すことをおすすめします。
まとめ
筆者自身は、グラフィックボードを購入する際は中古品を探しに行きます。
特に専門店のジャンク品がワゴンセールされていると必ず中身を確認して、掘り出し物が無いか物色します。
今では、スマートフォン片手に性能が高そうなジャンク品を見つけると、グラフィックボードなどはスペック表を確認します。
実際にこの方法で掘り出し物を手に入れることが出来たり、ジャンク品を利用して高性能な自作パソコンを組み上げたこともります。
興味のある方は、一度実践されては如何でしょうか?