グラフィックボードのネット購入と保証について!
デスクトップパソコンで、高画質なネット動画の視聴や3Dネットゲームのプレイ、そしてデジタルハイビジョン動画の編集にはどうしても高性能なグラフィクボードが必要になります。
その際に問題となるのが販売価格ですが、最近ではネット通販で安く購入することが出来ます。
しかし、ネット通販でグラフィックボードなど高額商品を購入する際は保証に注意が必要です。
個人販売または並行輸入ではないか?
実は、グラフィックボードを含めネット通販で多いのが、個人販売や並行輸入といった問題です。
これらの多くは、個人的に輸入して販売しているだけであり、メーカー保証が受けられません。
そのため、保証書に販売店名や販売日などの記録がなく、真っ新な状態です。
基本的にメーカー保証は1年ですが、これらの方法で販売されたグラフィックボードは1週間程度の期間しかありません。
そこで個人販売や並行輸入の可能性を排除するため、販売登録者をチェックします。
会社名がある場合はグラフィックボードの正規取扱店に指定されているか確認をします。
また、輸入業や古物商などの登録がある場合は、購入しないことをおすすめします。
基本的に個人輸入品の転売や並行輸入の可能性が高いです。
また、販売者が個人名かつマンションやアパートが住所登録されている場合は、絶対におすすめしません。
正規販売店でも保証書に販売印がある?
それでは、正規販売店でも安心かというといろいろと問題があります。
正規販売店の場合は、間違いなくメーカーから直接購入や日本法人を通過して納品されています。
しかし、ネット通販で問題なのが保証書に販売印を捺さないことです。
メーカー保証書には、販売店名や販売日が記載されるようになっています。
しかし、ネット通販の場合は、購入者の前でパッケージを開封して保証書に捺印することが出来ません。
これは、グラフィックボードのように精密機械や高額商品などの場合、パッケージを開封した時点で新古品または中古となるからです。
そのため、ネット通販でグラフィックボードを購入する際は、商品説明に『販売店および販売日が記載された証明書が同封される』または『販売シールを同封します』といった記載がある店舗で購入することをおすすめします。
しかし、大手販売店だから安心と思っている方は、注意が必要です。
万が一のために、納品書や配達記録は残す!
ネット通販の場合で販売証明や販売シールがなかった場合、納品書や配達業者の配達記録を保証書と一緒に保管することをおすすめします。
万が一、グラフィックボードが故障した場合、これらの記録が販売店や販売日を証明する証拠となり、メーカー保証を受けれることになります。
納品されたから捨てることは絶対におすすめしません。
また、ネット通販なら購入履歴が残るから大丈夫と思っていても安心はできません。
あくまで、電子データであり、一定期間を経過すると表示がされなくなります。
そのため、一番証拠能力が高いのが紙媒体となります。
メーカー保証は基本1年ですが、紙媒体でも20年は保存可能です。
Yahoo!ショッピングならプレミアム会員になれ!
実は、販売記録が消えて証拠能力が無くなる購入記録ですが、Yahoo!ショッピングの場合、プレミアム会員になると購入者は保証を受けることが可能です。
また、グラフィックボードや高額商品の場合、別に保険加入することが可能なので非常におすすめです。
会費は月額300円ですが、購入した商品全てで保証がされるため、高額なグラフィクボードも安心して購入可能です。
また、グラフィックボード以外にも家電製品やブランド時計の保証も受けられるので便利です。
たった、300円なんてポイントキャンペーンで直ぐに回収可能です。
まとめ
筆者自身、高額商品は全てYahoo!ショッピングで購入しています。
グラフィックボードもその中の一つです。
保証を受けるためにプレミアム会員に登録した上、納品書や配達記録も全て保管しています。
本業が製品の品質保証ということもあり、万が一に備えて徹底して対策を行っております。
基本的に1年間問題が無い精密機器はメーカーの設計耐用年数まで使用可能です。
また、メーカー保証が切れても瑕疵担保責任が存在し、設計時点からの不良などがあった場合はメーカーが保証する義務は残ります。
これは、多くの方がご存知の某社のFF式ファンヒータの回収問題を見れば分かります。
メーカー保証は重要なことなので、皆さん徹底して対策することをおすすめします。