グラフィックボードの交換とドライバの削除!
デスクトップパソコンのユーザーにとってグラフィックボードは、画像処理性能を向上させるため、重要なパーツです。
特に高画質のネット動画の視聴や3Dゲームのプレイには、欠かせないものです。
しかし、グラフィックボードも価格帯で性能が異なり、交換を行うことが多いと思います。
しかし、交換後にグラフィックボードが認識しないといった問題があります。
それはドライバの削除忘れが問題です。
何故、ドライバの削除が必要か?
何故、グラフィックボードの交換を行った際にドライバも削除しなければならないのか疑問に思う方がいます。
そもそも、グラフィックボードをマザーボードに認識させるために必要なソフトがドライバです。
すなわち、グラフィックボードを交換した際は、新たなグラフィックボードのドライバをインストールしなければなりません。
しかし、初心者の方には、新しいドライバをインストールしたのだから古いドライバは削除する必要がないと考えます。
これがそもそもの誤りであり、グラフィックボードを交換し、新旧のドライバが共存していた場合は、ドライバの認識不良が発生します。
グラフィックボードメーカーにはGPUが同じものを使用していることがあり、このような問題が発生してしまいます。
基本としては、グラフィックボードの交換に伴い、古いドライバは削除する必要があります。
ドライバの削除が不要な場合は?
しかし、グラフィックボードの交換をしても、ドライバを削除する必要が無い場合があります。
それは、交換するグラフィックボードがそれまで使用していた機種の後継機である場合です。
このような場合、ドライバ自体が兼用できる設定になっていることがあり、実際にインストールをしてみると、ドライバのバージョンが全く同じことがあります。
この際は、グラフィックボードの交換によるドライバ削除は不要になります。
グラフィックボードの劣化や故障で交換を余儀なくされる場合は、メーカーの異なるものよりも同じメーカーの後継機の購入をおすすめします。
こんな時は削除は必須!
同じグラフィックボードメーカーの後継機に交換しても、ドライバを削除する必要はあります。
これは前談でもありましたようにバージョンの問題です。
基本的にはドライバのアップデートで対応されますが、プログラムが大幅に変更されていた場合は、新規インストールといったことになり、古いドライバがパソコン内に残ってしまいます。
この場合は、グラフィックボードを交換したと、ドライバを確認してユーザー自身が削除をする必要があります。
特に新しいドライバが優先的に認識される保証はなく、古いドライバが優先されることもあります。
そのため、グラフィックボードの動作が不安定になったり、認識しないといった問題に繋がりますので注意することをおすすめします。
ドライバ削除後の対応!
グラフィックボードの交換後に古いドライバを削除して、新しいドライバをインストールすることは当たり前の話です。
しかし、一番重要なことはドライバのバージョンが最新かどうかと言うことです。
基本的にドライバは常に更新されており、グラフィックボードを交換する際に付属のCDからドライバをインストールしたとしても認識しないことがあります。
そのため、グラフィックボードを交換する前、そして古いドライバを削除する前にメーカーホームページから最新版のドライバを入手することをおすすめします。
特に初心者の方はこのことを忘れがちで、グラフィックボードが不良品だと勘違いすることがありますので、注意が必要です。
まとめ
筆者自身、過去のグラフィクボードを交換したところ、認識されないといった問題を経験しました。
結果的には古いドライバと新しいドライバが共存状態にあり、どちらも認識されないといった問題がありました。
その際は、古いドライバを削除して問題を解決しようとしましたが、それでも誤作動を繰り返しました。
結果として、Windowsの更新に伴い、ドライバがセキュリティで認識されなくなたのが問題です。
これからグラフィックボードを交換される方は、ドライバの削除と更新を忘れないことが需要です。