グラボを始めて聞く人に分かりやすく5つのポイントで説明します
グラボとはグラフィックボードの略でパソコンを使用した時に画面に綺麗に映し出すための部品の事をいいます。
通常のパソコンでも搭載されている機能ですが、パソコンに搭載されていなかったり、映画などの映像を楽しみたい、臨場感のあるゲームを楽しみたい、本格的な映像編集をしたい人はグラボを追加した方が良いでしょう。
快適なパソコン環境を整えたい人は検討してみて下さい。
グラボとは
グラボはデスクトップ型のパソコンに追加搭載できるアイテムです、必ずしも必要な訳では有りませんので、画面を増やしたり、性能をもっと追加で増やす事が出来ます。
今のパソコンでは物足りない人や綺麗な映像を確保したい人におすすめです。
ゲームを楽しみたい人に必要
グラボは3Dの映像を映し出す事に優れています、内蔵のグラボだけでは処理能力が不足する事があり綺麗に映像が映らない場合があります。
綺麗な映像で迫力のあるゲームを楽しみたいなら追加する事を検討してみて下さい。
複数の画面に表示したい
複数の画面に表示させたい場合には高度な環境が必要です、出力ポートが対応できない場合は追加する事を検討して下さい。
テレビに接続したい場合も同じで出力端子を確認して対応してみて下さい。
グラボの種類
グラボは大きく分けて2社から発売されています、ジーフォースとレイディオンと言う会社です。
2社の性能の差はほとんどないため、自分の好みで選んで良いと思いますが、初心者の人であれば万人向けと言われるジーフォースがおすすめ、価格帯などで選ぶならレイディオンをおすすめします。
ジーフォース
最もシェアされている開発スピードが速いGPUと言われています。
描画スピードも速くグラフィック表示も2D・3Dとも安定感があり、映像や動画もオールマイティに評判の良いブランドです。
普及率が高いのでトラブルが起きたときのサポートも比較的対応しやすくなっています。
レイディオン
以前はジーフォースよりも優れた製品を作っていましたが、今では追いつかれてしまい同等の状況になっています。
こちらも描画や動画の能力に優れています、ジーフォースよりお値段が低いので予算で選ぶならレイディオンが良いと思います。
グラボのメリット
グラボのメリットは簡単に高性能のグラボを搭載することが出来る事です、家庭でも仕事でもハイクオリティな映像は綺麗でリアリティがあります。
追加で搭載するので取り外しが可能だし、持ち運びが可能です、必要な時だけ使用する事が出来ますが面倒臭いのがデメリットでしょうか。
パソコンの能力を上げるのではなくグラフィック限定なので勘違いしないように注意して下さい。
価格も接続ケーブルも色々なので購入時にはしっかり確認するようにして下さい。
映像が美しい
とにかく映像を再生する時に画像が綺麗なのが楽しめます。
そのためDVDやブルーレイなどをパソコンで見ることをおすすめします、またTVも地デジキャプチャーを付けて見ると美しい画像で見れるので是非、試して見て欲しいです。
イラストやデータ作成が楽
2Dや3Dの作成や編集がスムーズになります、画像のデータはどうしても重くなるため処理が遅くなりますがグラボを搭載していれば動作が速くなります。
仕事などで遅いのは特に困りますし、快適な作業環境を整えるためにも搭載しておけば楽チンです。
グラフィックゲームが快適
グラボで一番活躍すると言っても過言ではないゲームでの使用は3Dによる臨場感溢れたリアリティを追求するのに必要なアイテムです。
映像が綺麗なだけでも楽しいですし、中には水準を満たしていないと動作しないゲームもあるのでゲーム好きな人は搭載しておいた方が良いでしょう。
家庭用でも使えます
家庭でも複数の画面を使用したり、TVに繋げて綺麗な映像を楽しんだりする時に搭載しているとより楽しむ事が出来ます。
グラボを搭載すると負荷が大きくても速度は遅くならないと言うメリットもあるので快適さを求めるなら家庭でも使用する事をおすすめします。
グラボの選び方
自分がどのくらいの性能を求めているかによって価格が変わってきますので自分の考えをしっかりと決めておきましょう。
性能は初心者用取り合えずお試しで使って見ると良いでしょう、中級者用は価格もそこそこで色々と試してみると自分の好みが分かってくると思います、上級者用は自分の好みや価格なども分かっていると思うので楽しむ事を考えて下さい。
価格
グラボの価格は一万円代から購入が可能です、性能は価格と比例していますので高性能を求めるなら価格も高くなっていきます。
初心者の人なら一万円くらいのもので十分に性能も良いものが買えます。
二万円代から性能が高くなっていき、描画や画質に納得いくものが買えるので価格にこだわらない人は選ぶ幅が広がります。
ゲームで決める
ゲームをやるために購入する場合はメーカーが発表している要件を確認して選べば簡単です。
あとは自分の好みの性能やデザインなどを選ぶなど、予算を考えて購入すれば良いだけです。
出力端子
グラボは出力端子が違います、必ず自分のパソコンの出力端子を確認して下さい。
使用する端末に合う出力端子かどうか、必要な出力端子数があるかチェックしましょう。
解像度
グラボを使用した場合の解像度は種類によって違います、せっかく映像を綺麗に見ようと思っても解像度が悪かったらガッカリしますので必ず確認したい項目です。
フルHDモニターであればぼぼ対応していますが、4Kは対応していないグラボもあるので注意が必要です。
占有数をチェック
パソコンにもサイズが有りますのでグラボもパソコンに合わせたものを選ばなければなりません。
また、パソコンの中にも収納スペースが無いと搭載出来ませんのでパソコンサイズも確認しましょう。
冷却方法をチェック
グラボやパソコンを熱さから守るための冷却方式には3種類あります、ファンタイプ、ファンレス、水冷です。
ファンタイプが一般的です、ファンが無いタイプはスペースが空くので容量を追加する時には良いですがやはり熱さを考えるとファンは付いていた方が良いと思います。
消費電力チェック
グラボの消費電力は性能に比例しますが、消費電力が高い部品を使用しているので想定電力になるように確認が必要です。
電力が足りなくなると補助電源が必要になってくるので電源ユニットの確認も必要ですし、電気代などの予算管理も必要です。
保証期間
電化製品では当たり前のように付いている保証ですが、量販店など買う場所によっても保証期間が変わって来ますので頭の隅にでも入れておきましょう。
通常は一年間ですが追加料金を払えば長期間の保証が付けられる場合もあるのでチェックしてみて下さい。
メーカーの紹介
グラボを発売しているメーカーは主に6社あります、メーカーの中でも価格が大きく違いますから、性能や特徴を確認して自分好みの一品を見つけて下さい。
ASUS
台湾のメーカーで、世界的に有名なパソコンパーツメーカーです。
ラインナップが豊富で冷却性能が高く耐久性も高い、価格も高めなので予算に余裕のある人向けです。
GIGABYTE
こちらも台湾のメーカーで、高性能水準な上に3連ファンが特徴のモデルが多く発熱するグラブを効率よく冷却する性能が高いのに価格は安めです。
MSI
台湾のメーカーで、老舗のパソコンパーツを扱っています。
冷却性と静音性に優れていて、特に排熱性を考えた大型ファンや製品を作っていて、性能も高く価格も比例して高めです。
ZOTAC
香港のメーカーでオリジナル商品やコンパクト製品を多く発売しています。
排熱処理を高めたい場合にもおすすめですし、価格が安めなので気軽に挑戦出来ますね。
ELSA
ドイツのメーカーで、サポートが手厚いので初心者におすすめです。
保証期間も2年と長めなので安心して利用でき、使いやすさにこだわった設計がされているのでオールマイティの人向けの製品です。
玄人志向
名前通り玄人向けの製品で、その分サポートが無いですが価格が安いのでコスパが良いです。
説明書も無いので初心者には不向きですので上級者にしかおすすめしません。
まとめ
グラボはグラフィック映像を楽しむための専用のアイテムです、普通のパソコンにも搭載してあり通常の作業では必要有りませんが、より高度な作業や綺麗な映像が見たい人は搭載する事をおすすめします。
取り付けも簡単に出来ますし、お値段もピンキリでお財布と相談出来るので、自分が欲しいものを確認して選んで見て下さい。
性能の差は特に有りませんがメーカー各社は特徴が有りますので各々のメリットを楽しんで見て下さいね。