マザーボードはシステムの冷却化も備わった優れ物。マザーボードのドライバやチップセットの役割も要チェック!
パソコンを普段から使っているけれど、マザーボード?
と疑問を抱いた方が一人や二人ではないと私は思うのです。
ここでは、その基盤がどんな働きをしてパソコンに有益な役割をするのか見ていきます。
マザーボードありきのパソコンライフだと認識している方がいらっしゃるでしょうし、そうした方もご納得する内容を提供しますので是非最後まで目を通してください。
マザーボードの故障が疑われる事例
パソコンの電源を点けても稼動しないのは、マザーボードの故障などが原因です。
とは言えWindowsの場合は、起動時にロゴマークが画面に表示されればマザーボードが故障していないケースが多いとのこと。
しかし、PCメーカーなどロゴ表示しかされなくて電源がOFFになる場合は、その基盤に異常を来しているかもしれません。
OS起動まで正常なプロセスを経ていない可能性が濃厚であり、少しでもその兆候が見られたらPCショップなどで診て貰った方が良いでしょう。
ランプが点いても電源が入らない場合や、一瞬だけ電源ランプが点いた後に消えて電源が入らないケースもマザーボードの故障が考えられます。
パソコンがいきなりフリーズして電源が落ちた場合も例外ではありません。
パソコンも消耗品ですので、使っているうちにマザーボードに何かしらの影響が出て起動に支障を与えるのは致し方ないことです。
マザーボードのドライバについて
マザーボードを動かすにはドライバのインストールが必要となり、その基盤が正常に働くために大切なことです。
Windowsのマザーボード専用のドライバだと、標準のドライバで代用できます。
けれども解像度が上がらなかったり、満足いくパフォーマンスが発揮されないなどの問題が発生するようです。
問題無くパソコンを使用したいならば、専用のマザーボードのドライバをインストールするのがおすすめ。
音声を出力する際にもドライバのインストールが必要であり、メーカーのドライバを導入するのが推奨されています。
少なくともマザーボードのドライバの入手の参考になりますし、快適なパソコンライフを歩む上での必須条件かもしれません。
チップセットはマザーボードの価値を左右する物
チップセットはマザーボード上に取り付けられていて、複数の半導体チップで構成されている集積回路LSIです。
要はパソコンの各機能を動かすためにあって、パソコンの各機器の動作を管理しています。
平たく言えば、パソコンをパソコンたらしめるためにある物だと言えるでしょう。
マザーボードのCPUやメモリーなどのデータの受け渡しを管理しているのがチップセットであり、その基盤との情報交換を可能にしている存在です。
チップセットが最新である程性能が高くなるため、マザーボードの機能を存分に活かすためにより良いチップセットに乗り換えるケースが往々にしてあるでしょう。
チップセットがマザーボードの性能を決定付けているとのことで、取りも直さずその基盤の価値を左右するのがチップセットとなるわけです。
チップセット次第で搭載可能なCPUやメモリーが決まるので、パソコンの質を高める重要ポイントとして位置付けられているかもしれません。
両極端な性質を宿したチップセット
チップセットはノースリッジとサウスリッジに分かれています。
ノースリッジは、メインメモリなどの速い動きが要求される部品の制御をするためにあって、サウスブリッジとCPUとのデータ転送の制御も役割に含まれているようです。
サウスリッジは、光学ドライブやマウスなどのパーツをコントロールします。
速い動作が要求されないパーツなので、おっとりした南(サウス)のチップセットと印象付けられているのではないでしょうか。
一方で北(ノース)のチップセットは前述の通りに高速なパーツを制御するので、せかせかしたイメージがあります。
両極端な性質を宿したチップセットがマザーボード上の北と南に存在していることで、互いがバランス良く機能していることを連想させますね。
人に例えれば、正反対な性格のカップルが意外にも馬が合うのと相通じているではありませんか。
互いの足りないところを埋め合って上手くやっていこうとする協調意識を感じさせるのは、ノースリッジとサウスリッジを有したチップセットも当てはまっています。
Z97-DELUXE
オリジナリティな物を作ることに興味がおありな方によっては、自作パソコンに強い関心があるのではないでしょうか。
自分でパソコンを作るに当たって必要な物がマザーボードであり、そのメーカー選びに苦慮されることもあるかと思います。
おすすめだと言われるメーカーはASUSでして、信頼性や安定性が高いのが理由だとされているようです。
例えばZ97-DELUXEがありまして、確実性が高いCPUとメモリーのデジタル電源制御を可能にします。
その商品に搭載されたDIGI+ Power Controlは、CPUとメモリーの電力制御を迅速かつ正確に実行してくれるようです。
更にオーバークロックパフォーマンスやシステムの安定性と柔軟性、電源効率を高めるため、高性能なマザーボードが欲しい方にはたまらない商品仕様ではないでしょうか。
自作パソコンを作る上での好都合な条件がZ97-DELUXEに凝縮されているので、この手でパソコンを生み出したい方の間では有名な基盤かもしれません。
ファンコントロール機能とシステム冷却化の重要性
Z97-DELUXEに備わっているファンコントロール機能は、WM/DCの自動検出や最低回転数自動検出ができます。
後者は0%から100%まで回転数を10段階に割り当てられて、シビアな微調整でケースファンの回転を楽々制御可能です。
各々のFANへのセッティングによって、システムを無駄無く冷却します。
パソコンを動かしているとどうしても熱を帯びて熱くなるため、Z97-DELUXEのような冷却システムは非常に便利。
パソコンが熱くなるとどのような不都合が生じるのかは、次のことが絡んでいるかもしれません。
CPUが熱暴走してパソコンの動きが止まったり、停止処理をしていないのに突然動かなくなるなどのトラブルが懸念されるからです。
つまりZ97-DELUXEで効率的なシステム冷却をすることで、上記のようなトラブルを回避できるでしょう。
人体も同じく、体温が上昇して熱中症にならないように体を冷やすことと共通しています。
マザーボードによってはシステムの冷却化がスムーズに行われるため、パソコンの正常な動作には欠かせない要素です。
言い換えれば、その冷却を抜きにしたパソコンライフは困難だと言っても過言ではありません。
耳障りなファンの回転音を抑えるモード
パソコンをお使いの方の多くは、稼働時のファンのうるささを気にしているのではないですか?
その問題点を解決するのがZ97-DELUXEのExtreme Quietモードであり、過剰なファンの回転を抑えてくれます。
ひいては静音状態に持っていくので、作業の妨げにもなるファンの回転音に悩まされている方には至れり尽くせりなモードです。
快適なパソコンライフを送る条件として、Z97-DELUXEみたいなマザーボードもお選びになるのも良いかもしれません。
マザーボードの規格
マザーボードの規格は大きく分けてATX、Micro-ATX、Mini-ITXとなります。
ATXにはコネクタやスロット数が沢山あって、色んなパーツを多く取り付けられたり様々な機能を追加する上で好都合です。
Micro-ATXだとATXより安く買えるため、コスパの良さが特徴的。
Mini-ITXは自作パソコンを楽しむのに適していて、通常のデスクトップパソコンのケースサイズと比べて小さいケースとのこと。
コンパクトな形状が煩わしくないパソコン制作を実現させて、メジャーなマザーボードとして名を連ねていても不思議ではないでしょう。
まとめ
マザーボードについて色々見ていく中で、パソコンが快適な動作をするための重要アイテムだというのがよく分かりました。
多くのユーザーは、その基盤無しのパソコンライフはあり得ないと感じているのではないでしょうか。
それだけ時代のIT化に沿った最先端のアイテムだからであり、高性能なマザーボードに目をキラキラ輝かせている方が数え切れない位におられるのがありありと想像できます。