グラフィックボード選びに迷ったらメモリ容量が大きいものを選ぼう
デスクトップパソコンをご使用されているユーザーの方で、インターネットを使用し動画視聴やネットゲームをされていることが多いと思います。
昨今、光通信回線の急速な発展からデータ容量の大きい動画や3Dグラフィックスを多用したゲームが増えました。
これに伴い、パソコン自体の高い画像処理能力が必要となり、ユーザーの多くはグラフィックボード(グラボ)を後付けされていると思います。
また、グラフィックボードを選定する際は搭載されるメモリ容量が大きいものを購入しています。
今回は、特に初心者の方に『グラフィックボードの役割とメモリ容量がなぜ大きい方がいいのか』ということを説明致します。
目次
グラフィックボード(グラボ)は画像処理を単独で処理する電子基盤
先ず、グラフィックボードの役割ですが冒頭でも簡単に記載しておりますが、『画像処理』を行う電子基盤です。
本来は、パソコン本体内のメイン基盤となるマザーボードに標準搭載されているグラフィックボードを使用します。
標準搭載のグラフィックボードはマザーボードに取り付けられているCPUとメモリを使用し、画像処理を行います。
しかし、データ容量の大きい画像を処理する場合、CPUおよびメモリの負荷が高くなり、その他の動作に問題が生じることがあります。
例として、『動画を見ていたらパソコンの動作が遅い』ということが分かり易いと思います。
そして、グラフィックボードが画像処理を単独で処理する電子基盤となります。
元々、マーザーボード内で行っている画像処理を別の場所で行うことで、パソコン本体のCPUやメモリに掛かる負荷を軽減します。
グラフィックボードは画像処理に特化したパソコン
また、グラフィックボード自体も小さな電子基盤でありながら、CPUとメモリを搭載しています。
つまし、グラフィックボード自体が画像処理に特化したパソコンと考えることが出来ます。
そのため、グラフィックボードもパソコン同様にCPUの性能やメモリ容量が性能に影響を与えます。
グラフィックボードを安価に購入するにはメモリ容量だけ大きいものを選ぶ
しかし、CPUの性能が高くメモリ容量も大きいものは非常に高額になります。
ただし、高価なのはCPUだけであり、メモリ自体は安価です。
そこで、グラフィックボードはメモリ容量だけ大きいものを選ぶことで、安価に購入することが出来ます。
実際に、メモリ容量が1GB程度であれば10000円以下で購入できますし、2GBのものであれば20000以内の予算で購入することが出来ます。
また、グラフィックボードの取り付け自体は非常に簡単なため、初心者の方でも安心して作業する事が出来ます。
現在は、取り付け方法など簡単にインターネットで調べることが出来ますので、事前に作業方法も予習することが出来ます。
グラフィックボード選びに迷ったらメモリ容量が大きいものを選ぶのがおすすめ
筆者自身、初めてグラフィックボードを取り付ける際はあっさりと作業を終えることができました。
グラフィックボードの交換により、画像処理が格段に向上したのには非常に驚いたものです。
また、グラフィックボードの性能は非常に高く、約8年前であればメモリが256MBのものでも、40000円以上でした。
当時に比べ、現在販売されているグラフィックボードの性能は全く別物であり、メモリ容量などは全く比較出来ません。
初心者の方は、グラフィックボードを購入する際に『どれを選べば良いか分からない』となるはずです。
そこで重要なことは、『まずメモリ容量が大きいものを選ぶ』ということをおすすめします。
まとめ
筆者自身、友人からグラフィックボードの購入について意見を求められることがありますが、基本的には前述のことを話しています。
また、自分がなんの為にグラフィックボードが必要なのか認識する必要があります。
ネット動画やネットゲームには推奨環境がありますので、それを満足するものであれば高額なものは必要ないと考えています。
高額なグラフィックボードを購入し、パソコン自体が能力不足と言うこともありますので注意が必要です。
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