Mini-ITXマザーボードで省スペースパソコン!
省スペースパソコンといったらノートパソコンやネットブックですよね。
しかし、メーカー製のノートパソコンって普通10万円以上するし、1部分が壊れても全とっかえしなきゃいけない。
と不安に思っている人も多いんじゃないでしょうか。
そんな人にはMini-ITXマザーボードの省スペースパソコンをおすすめします。
ノートパソコンって本当に必要なの
ノートパソコンの一番の利点は省スペースで持ち運びができるということですよね。
しかしノートパソコンユーザーで外出時に持ち運びする人って実はそれほど多くないですよね。
せいぜい家の中で部屋を替えて作業する時に移動するってくらいでしょうか。
ファミレスやマクドナルドでノートパソコンを操作しているサラリマンを見たりしますが、1時間以上作業するならまだしも30分程度なら持ち運びしやすいスマホやタブレットの方がトータルでの負担も少ないんじゃないでしょうか。
とくに最近の機種なら高性能ですしね。
家の中だけでノートパソコンを使っている人は、やっぱりキーボードやタッチパッドの操作感がデスクトップパソコンに及ばないということで、WiFi接続のキーボードやマウスを接続している人も多いと思います。
そうするとノートパソコンでも省スペース性が損なわれてきてしまいます。
ノートパソコンを外に持ちだしてまでは使わない、そしてノートパソコンの操作性に不満を持っているという人にはMini-ITXマザーボードの省スペースパソコンをおすすめしたいと思います。
また、拡張性が高くてマザーボードの標準サイズだからといってATXマザーボードのパソコンを買ったものの、思っていたよりパーツを増設しないし、サイズが大きすぎるという人にもおすすめです。
マザーボードの規格
ここでマザーボードの規格を確認しておきましょう。
マザーボードにはサイズや拡張性に応じて規格が決められています。
おもなものは3種類。
ATXはサイズが305X244mm、拡張スロット7基。
MicroATXはサイズが244X244mm、拡張スロット4基。
Mini-ITXのサイズは170X170mm、拡張スロット1基。
面積にするとMini-ITXはATXの39%ほど、そのコンパクトさがわかります。
Mini-ITXマザーボードをとりつけるパソコンケースは260X260X110mmほど。
横置きタイプもあるので、テレビラックやAVラックに収納すれば、ケーブルも目立たずインテリアもスッキリします。
おすすめのMiniITXマザーボード
ASRockのH110M-ITXはIntelのH110チップセットを搭載するマザーボード。
ソケットはLGA1151でIntelCorei7・i5・i3/Pentium/CeleronCPUに対応。
メモリーはDDR4のDIMMスロット2基。
またストレージはSATA3の6.0Gb/sコネクタX4。
MiniITXマザーボードながら現在の標準的なパーツ構成でシステムが構築できます。
画像出力はHDMI・DVI-Dポートをそれぞれ1つずつ装備しています。
USB2.0X4、USB3.0X2。
USBケーブルで周辺機器を接続できます。
Gigabit LANも搭載しているので貴重な拡張スロットを節約できるのがうれしいですね。
まとめ
MiniITXマザーボードならば省スペースで高性能なパソコンがリーズナブルな価格で利用可能です。
おすすめの使い方は液晶テレビの近くに置いてHDMI接続、テレビをディスプレイ代わりに利用する使い方。
現在のほとんどの液晶テレビはHDMI端子を備えています。
手元にはWiFi接続のキーボードやマウスだけで、テーブルやコタツの上もスッキリ、パソコンの作業もはかどります。