マザーボード初心者向け解説

マザーボード

ASUSTeK Intel H170搭載 マザーボード LGA1151対応 H170-PRO 【ATX】

マザーボードとはCPUやチップセット、様々なインターフェースが搭載されている基板のことです。

PC本体の要といえる部品であり必ず搭載されています。

デスクトップPCのマザーボードにはいろいろな大きさの規格があります。

大きなサイズからATX、Micro-ATX、Mini-ITXのほぼ3種類にわけることができます。

具体的に何が違ってくるのかと言うと、様々な部品を取り付ける拡張性ということになるでしょう。

これらの規格に合わせ、取り付けるPCケースも大きなものから小さなものまであります。

ATX用のケースならばほぼどんなサイズのマザーボードでも取り付けが可能です。



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マザーボードとCPU

マザーボードに必ず取り付けるものとしてはCPUがあります。

CPUにはintel製とAMD製があり、各メーカーに合ったマザーボードが発売されています。

CPU自体が世代交代しますとそれに伴い、マザーボード上のCPUソケットの規格も変更されることが多いので、新しいCPUを使いたい場合、マザーボードの変更が要求されることが多くなり、新たに購入しなければならなくなります。



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電源供給

マザーボードには電源供給が必要です。

基本的には基板本体には24ピンATX12V電源が必要となります。

もうひとつCPU用の電源としてATX12V4ピンかEPS12V8ピンが必要となります。

この2種類の電源をマザーボードは必要とします。

記憶媒体

マザーボードにはメモリーと呼ばれる記憶装置も必須となります。

規格がいくつかあり、使用するマザーボードにあったメモリーが必要となります。

メモリー一枚でもPCは動作しますが、基本的には二枚以上使うことが多いと思われます。

今現在はDDR3、DDR4という規格が混在している状態です。

さらにもう一つの記憶装置としてHDD(ハードディスク)、SSD(ソリッドステートドライブ)があります。

こちらはマザーボード上にあるSATA(シリアルATA)と呼ばれる規格のインターフェースに接続し使用します。

(以前はIDEという規格)さらに、最新の規格ではM.2(エム・ドット・ツー)と呼ばれる規格がありそれに対応した記憶装置が市場に出ていますし、価格は高いですが、PCI Express接続用のSSDなどもあります。

拡張性

ATXタイプのマザーボードは拡張性に優れていますので、その部分を重要と見るならば、おすすめはATXです。

ただPCケースもそれなりに大きくなりますのでそこら辺の兼ね合いが難しいと思います。

一般的に使うにはMicro-ATXでも十分な拡張性を持っていますが、このサイズ専用のPCケースというのは少ないというのが現状です。

Mini-ITXはおすすめしません。

コンパクトに組みあがりますが、拡張性が乏しく後々厳しくなるからです。

主な拡張性にはグラフィックボード、サウンドボードなどがあります。

グラフィックボードは以前はAGPというインターフェースに取り付けましたが、今現在はPCI Express×16というインターフェースに取り付けることが前提となっています。

サウンドボードの多くはPCI Express×1、もしくはPCIというインタフェースに取り付けが可能となっています。

そのほかUSB接続のサウンド機器もあります。

ただし、現在のPCの場合グラフィック自体の機能は、CPUに内臓されている事が多いため、別途グラフィックボードを購入しなくてもモニターは映りますし、基本的なサウンド関係もマザーボードに内蔵されているので、さらに高品質、多機能を求めなければ、こちらも購入しなくても大丈夫です。

マザーボードと空調

PCケース内部はそれなりに熱が出ます。

ですからファンが必要となり、ケース内部に取り付けることとなります。

その電源はマザーボードから取ることとなります。

まとめ

マザーボードメーカーはいろいろありますが、おすすめは使いやすさや信頼性の高さという点でASUSというメーカーです。

そのほかGIGABYTEやASROCK、MSIなど様々なメーカーがありますのでユーザー様の好みで選んでいただければよいと思います。

今現在マザーボード上にある部品の品質はかなり良いものが使われていますので、昔のように壊れることは少なくなっています。

例えば、コンデンサーや基板自体の銅箔などは以前と比べると信頼性は上がってきています。

マザーボードの初期設定としてのBIOSは現在UEFIとも呼ばれ、扱いやすくなっています。

基本的には何も弄らなくてよいのですが、取り付けてあるパーツに対し最適な環境となるよう自分でマニュアルを読み、それぞれ設定しなおすことが良いと思います。

この点の使いやすさでもASUSというメーカーがよいと思われます。

メーカーそれぞれクセのようなものもありますので、事前にネットなどでよく調べてからの購入をおすすめします。







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