パソコンでハイレゾ音質が楽しめるマザーボード

CD以上の音質を誇るハイレゾ音源が最近では話題ですよね。

世界的なオーディオメーカーONKYOの「e-onkyo music」やSONYの「mora」などがハイレゾ音源の配信サービスで定評があります。

従来のCD以上の高品質な音源をダウンロードできるのが魅力です。

パソコンでもマザーボードその他のデバイスを選ぶことによってハイレゾ音楽を楽しむことができます。

パソコンオーディオの問題点

パソコンで作業しながら音楽を楽しむ人も多いと思います。

しかしパソコンで楽しむ音楽はあくまでも”ながら音楽”のレベルであって本格的に音楽を聴くものではないと考える人がほとんどじゃないでしょうか。

パソコンに接続しているスピーカーが貧弱な付属品であるということが原因となる場合が多いと思いますが、音楽を楽しむためにはパソコン独自の問題があるということを確認してみましょう。

パソコンのマザーボード上には各種の電磁波が飛び交うため、ノイズが発生しやすくなっています。

そのためオンボードで搭載されているオーディオチップを使用する場合はノイズの発生などで高品質の音質で音楽を楽しむことが難しくなっています。

パソコンで高品質オーディオを楽しむ第一の手段は、高性能なサウンドカード（オーディオボード）を利用することです。

多くのサウンドカードはPCI-Expressスロットを利用します。

サウンドカード老舗のクリエイティブメディア社のサウンドカードではSoundBLASTERシリーズが古くから有名ですが、現在ではSoundBLASTERのZシリーズが発売されています。

最上位ZXRからZXそしてベーシックモデルのZまであります。

いずれもアナログ入出力・デジタル入出力をサポートしています。

アナログ出力は24bit、192kHzと高品質です。

また電磁波シールドカバー付きなのでマザーボード上で発生するノイズがサウンドカードに入り込むのを防いでいます。

パソコンで高品質オーディオを楽しむために、最近主流になっているのがUSB-DACです。

DACはデジタル・アナログ・コンバーターの略で、デジタル信号をアナログ信号（音声）に変換する装置です。

USBでパソコンと接続するため、パソコン内の電磁波によるノイズの影響が無いのがメリットです。

USB-DACを利用するためには、事前にドライバーをインストールする必要があります。

またハイレゾ音源を再生するためには再生ソフトが必要になりますが、USB-DACに付属しています。

フリーソフトで高機能な再生ソフトとして”foobar2000”が定評があります。

インストールの際は英語ですが、日本語化パッチが用意されているので安心です。

付属ソフトの機能では満足できない人にはおすすめのソフトです。

パソコンでオーディオを楽しむためには以上のような利用方法があります。

パソコンならばCDのようにいちいちトレーをあけて交換する必要もなく、再生順序なども自由に指定できるので便利です。

高音質なマザーボード、サウンドカードやUSB-DACなどを購入する場合は初期費用がかかりますが、パソコンを変えても利用できるので長い目でいえばお得といえます。