Z170マザーボードでインテルSkylakeの実力を堪能しよう

インテル100シリーズチップセットの最上位モデルがZ170です。

100シリーズの中で唯一CPUオーバークロックに対応しています。

そのためハイパフォーマンスを求めるユーザーの注目の的、マザーボードメーカーも自社の技術力をアピールするためにもっとも力を入れるのがZ170マザーボードと言っていいでしょう。

オーバークロックしたいならZ170一択

インテルの100シリーズチップセットの”パフォーマンス”モデルに位置づけられるのが最上位のZ170チップセットです。

最大の特徴はオーバークロックが可能な唯一のチップセットだということです。

最新のCPU・Skylakeの能力を可能なまでに引き出したいと考えるハイエンドユーザーも少なくないはず。

そんなユーザーは迷わずZ170マザーボードを選びましょう。

メモリー関連の仕様は、デュアルチャネルでDDR4とDDR3Lに対応、最大搭載メモリスロット4、最大搭載メモリ容量は64GBです。

また拡張スロットはPCI-Express3.0で最大レーン数は20と充分な実力。

RAID構成は0/1/5/10となっています。

100シリーズチップセットの最上位だけあってZ170マザーボードの価格は高めですが、実勢価格で1万円台後半の比較的入手しやすいモデルもでてきています。

もちろんハイエンドクラスのものは8万円前後になっていますが。

Z170チップセットを使ってSkylakeCPUの性能を引き出したいという人におすすめのZ170マザーボードは、GIGABYTEのGA-Z170X-UD5 THです。

価格も比較的良心的で、CPUはもちろんメモリや拡張機能など最新規格に対応しているのでSkylakeCPUの高性能を存分に堪能できます。

ソケットはLGA1151、SkylakeのCorei7、i5、i3はもちろん、Pentium、Celeronが搭載できます。

さすがにZ170マザーボードにCeleronではもったいないとは思いますが。

メモリーは、デュアルチャネルでDDR4に対応、メモリスロットは4、最大搭載メモリ容量は64GBです。

DDR4メモリの定格は2133 MHzですが、オーバークロックすれば最高 3800MHzなど、10種類以上の設定が可能です。

映像出力はHDMI2.0対応、4K/60Pの高画質出力対応なのもうれしいですね。

サウンドもALC1150チップセット、7.1ｃｈの実力派です。

コンパクトなMini-ITXマシンでもSkylakeのオーバークロックを楽しみたいという人には、同じくGIGABYTEのGA-Z170N-WIFIがおすすめ。

拡張性に乏しいMini-ITXマザーボードですが、インテルのデュアルギガビットLAN。

Wi-Fi も802.11 a/b/g/n/ac規格対応、デュアルバンド2.4/5 GHzなのでネットワークも安定しています。

映像出力はHDMI2系統、DVI-D1系統です。

拡張スロットはPCIe3.0X16が1基、M.2が1基となっています。

USB 3.0/2.0 ポートが4系統備えられているので、コンパクトサイズながら周辺機器接続にも不安はありません。

インテル100シリーズチップセットのハイエンドモデルZ170を搭載したマザーボードは、マザーボードメーカーがしのぎを削る、いわば主戦場です。

そのため各社のマザーボードは魅力的な商品が多いですが、こまめにパソコンショップのホームページをチェックすれば意外とリーズナブルなマザーボードも多いですよ。

Z170マザーボードで最新CPUの実力を思い切り楽しんではいかがでしょう。