あの当時電子辞書があったら海外旅行はもっと楽だっただろう、そして今でも旅行中お役立ちなのが電子辞書
海外旅行にはやはり辞書は欠かせないものです。
すでにある程度英語が話せる人でも、ちょっとしたことで英単語の確認とかフレーズの使用を確認したくならないとも限りません。
特に複数の国を回る場合は、辞書は必要不可欠のものになってきます。
まあ英語さえ抑えておけば、それほど苦労はしないものの、その英語もいささか不安だという場合、辞書のお世話になるのは言うまでもありません。
しかし辞書を数か国後分は重いしかさばるし、電子辞書さえあったらと筆者の初海外旅行の時の実感でした。
初海外旅行でしかも英語も挨拶程度なのに一人旅した
海外旅行も国内旅行も、みんなでワイワイ楽しく行くのが好きな人は大多数のはずです。
しかし中には、一人旅こそ旅の醍醐味と言う人も、結構いるはずです。
筆者もその一人です。
旅は好きですし、みんなであれこれ楽しむもの好きです。
しかし自分の気ままに動き回るのはもっと好きという、わがまま旅行者でもあるのです。
その筆者が初めて海外旅行したのは、昔々のことでした。
英語も挨拶程度しか出来ないのに、アメリカからイギリス、フランスまで行ってその後今のロシアまわりで帰国という、とんでもないスケジュールを作ってしまったのです。
アメリカ英語にイギリス英語、フランス語という冗談のようなラインアップをこなさなくてはいけなくなったわけです。
ちなみに、ロシアではフランス語が通じるということで、ロシア語までは背負わなくて済んだのがまだましだったかもしれません。
とは言え、フランス語も挨拶程度という筆者です。
スーツケースには勿論、辞書が詰め込まれました。
また心配した知人から、旅行者のための六カ国語会話、なる簡単な会話集もいただきましたので、それも詰め込まれました。
重かったです4冊の辞書に1冊の会話集
この辞書や会話集ですが、何と言っても重いのは事実です。
しかも預け荷物に入れる訳にはいきません。
手元に置かなければ、意味が無いわけです。
少なくとも、会話集だけでも手荷物に入れておかないと役に立ちません。
結果、機内持ち込み荷物はより重くなったわけです。
勿論この当時にも電子辞書はありましたが、現在のように機能が多いわけでもなくまだ普及具合もあまり良くなく、結果お値段も高かったのでついスルーしてしまったのです。
この時、無理をしてでも電子辞書を購入しておけばよかったと、旅行中に後悔したことは言うまでもありません。
普通の辞書では重いのと、細かい字なので見るのが大変、目当ての単語を見つけるまでにも時間を食うのですから、当然といえば当然でした。
まだスマホもない時代でしたので、そちらで代用ということも出来ない時代でした。
海外旅行でも一つの国だけならまあそれほど問題もないかも
筆者の場合、本当にこの数か国というのが問題でした。
これがアメリカとイギリス、多少文法とか単語の使用法は違っても、一応英語に分類される国だけならまだマシだったのです。
しかし英語だけでなく、フランス語もとなると辞書もそれなりに必要になってきます。
荷物は増え、重くなるのは目に見えているのです。
パッケージ旅行などでは、10日間でヨーロッパの数か国を回る、などというものがあります。
添乗員やガイドがついていれば、言葉の心配もそう多くはありません。
しかしこのパッケージ旅行でも、フリータイムが多ければ当然自分で何とかしなくてはいけない状況にもなります。
手元から辞書は離せない、それも複数の辞書が必要なのは明らかです。
電子辞書さえあれば、と思うのは当然のことですね。
現在の海外旅行の場合は
さて現在の海外旅行の場合、スマホさえあればそれで何とか出来るのも事実です。
翻訳から写真撮影、メールに通話連絡までこなしてくれるスマホは、海外で使用できるように設定していけば、それこそオールマイティーでの使用ができます。
なので、スマホさえあれば電子辞書がなくても問題なく旅行が可能、と思っても当然です。
それ用のアプリをダウンロードして使えば、面倒も余分な荷物も必要なく旅行が楽しめると言うことです。
しかしここで、ちょっとコストの面を見ておきましょう。
実はこの手の翻訳用のアプリ、結構お値段が高いのです。
アプリの購入だけで、電子辞書が購入できる値段になったりもします。
加えて容量も結構大きいので、ストレージのサイズによってはそれこそスマホ操作の邪魔になってしまいます。
それでなくてもカメラとして利用すればその容量も増えるスマホです。
これでは本末転倒にもなりかねません。
意外とスマホを電子辞書として利用するのは、おすすめできないということです。
実際、画面のサイズもありますので、字が見づらいなどの問題も出てくるのです。
やはり専門機にまさるものなし
電子辞書は翻訳のための専門機です。
そのために特化された機械です。
会話もメールも出来ませんし、写真を写すことも出来ません。
しかし翻訳することと、機種によっては会話までこなしてくれますので、海外旅行にはもってこいの機械です。
しかしここで、旅行の時のためだけに購入するのはもったいないのではないかと言う声も、聞こえてこないではありません。
通常の生活では使用しない高価な機械を、次の旅行の予定も未定なのに購入して、結果机の肥やしにしてしまうのではと言う危惧も当然出てきます。
勿論その心配も当たり前のことです。
とは言え、その海外旅行がきっかけで次の旅行を計画したいとなった場合や、もっと自分で会話をスムーズにと思った場合、この電子辞書が助けてくれることになります。
電子辞書の機能には、動画や音声で言葉を学べるものもあります。
これを使用すれば、発音などの練習もできますので、もし家族に学生さんが入ればそちらの役にも立ちますね。
勿論購入者本人も、次の旅行に向けての外国語の練習も出来るというわけです。
辞書数冊と海外旅行会話集を抱えて
筆者の初海外旅行は実は、一人旅というだけでなくトラブルの連続でした。
飛行機に預けた荷物は出てこない、ホテルの予約は入っていない、飛行機の予約も何故か消えてしまっている等など、まるで冗談のようでしたね。
本当に、旅行のトラブルの集大成と言って過言ではありませんでした。
盗難だけは無くて済んだのが、幸いでした。
トラブルのたびにいちいち辞書を出して、単語を調べつつ相手とやり取りしたものです。
預け荷物が消えた時には、手荷物に辞書を入れておいたことを感謝したものです。
もし預け荷物に入っていたらと思うと、本当に今でもゾッとします。
もしこれが、電子辞書が手元にあったらもっと簡単に話も通じたはずです。
言い回しでの誤解もなく、トラブルの解消はもっと楽に済んだと今でもしみじみ思っています。
海外旅行の場合この手のトラブルは、何時身に降り掛かってくるかわかりません。
自分には関係ないと思いがちですが、実はすぐ身近にある危険でありトラブルなのです。
それを回避するのは正直、至難の業です。
しかし起きてしまったトラブルを、出来るだけ早くきちんと解決するためにも、電子辞書を1台手荷物に用意しておくことをおすすめしたいです。
この1台が、旅行を楽にしてくれますし、もし何かあった時には大きな助けになってくれるはずです。
旅行費用の一端として、予算に組んでみてください。
まとめ
楽しいはずの海外旅行でも、やはりトラブルはあるものです。
なければそれに越したことはありませんが、やはりそれも計算に入れて予定を組みたいものですね。
その計算のうちに、電子辞書も入れてみるのをおすすめします。
旅行中のちょっとしたことで役に立ってくれるかもしれませんし、スマホで代用してストレージが満杯になどということも回避できます。
楽しい旅行のために、予算を組む時に入れてみてください。