これから中国で暮らす人に絶対おすすめの中国語の電子辞書
今や経済大国となった中国。
中国なくして経済を語る事は出来ないと言われるほどです。
これから中国に進出する企業、駐在で行く事になった方、またその家族の方。
中国に行くと必ず言葉の壁にぶつかります。
ほとんどの方が、今まで中国語なんて勉強した事がないんじゃないかなと思います。
そんな方におすすめの電子辞書を紹介したいと思います。
中国での言葉の壁
私は現在、中国で働いています。
最初は現地の共同経営者の方から、中国語が出来なくても全然大丈夫だと言われてました。
確かに中国人の中には大学で日本語を専攻する学生も多く、また日本に凄く興味を持って、独学で日本語を勉強する若者も非常に多いです。
巷では中国の人件費が高騰したと言われていますが、まだまだ日本に比べたら全然安く、非常に優秀な通訳を雇用する事もそれほど難しくありません。
ただ、通訳の日本語能力に個人差があったり、通訳の機嫌を損ねてしまうと真面目に通訳をしてくれないなんて事も珍しくありません。
自分だけがその情報を独占したいと考える事もあり、その場合は全く違う事を伝えるという事だってあるんです。
そんな時、もし自分が中国語を話せたら、どれだけいろんな事がスムーズに進むかのなって思いますよね。
中国語を話せないにしても、自分の意思を相手に伝える手段が何かあれば、どれだけ良いかなと。
何より自分で話したりコミュニケーションをとった方が、相手との関係だって絶対に上手くいきます。
中国でも英語を話せる人はいますが、それでもほとんどの人は中国語しか話せないのが現状です。
日本人だったら片言の英語を使って何とか伝えようとしますが、中国人はひたすら中国語で話し続けます。
そうなると全然話が進みません。
しかも中国には方言があります。
中国は本当に広いので、いろんな方言があるんです。
たとえば上海で例をあげると、上海で働く多くの人は地方出身者です。
中国各地から出稼ぎで働きに来ています。
中国語は発音が独特で、なかなか聴き取れなかったり、聴き取ってもらえなかったり。
そこに方言まで加わってしまうと、もうお手上げ。
これでけっこう苦労する方が多いんじゃないでしょうか。
電子辞書のおかげで
そんな時におすすめなのが電子辞書です。
私も最初の3年間は思いっきり通訳に頼っていましたが、電子辞書を使うようになってからは、現地のスタッフと直接コミュニケーションをとれるようになり、より仕事が上手くいくようになりました。
それまでは通訳がいなければ何も出来ないような状態だったのですが、電子辞書を使うようになってからは、自分1人の時でもスタッフに指示を出すことも出来るようになり、スタッフとの関係もとても良好になりました。
それまで常に通訳の都合が最優先だったのですが、電子辞書を使うようになってからは、自分のペースで動く事が出来て、スタッフとの食事なども楽しめるようになりました。
最近では私が電子辞書を開くと、自然にみんなが集まってくる様になりました。
おすすめの電子辞書
中国語の電子辞書って、各メーカーがいろいろな機種を出していますので、その中からいったいどれを選んだら良いのかすごく迷いますよね。
私も実際に購入する際に凄く迷ってしまい、ネットでいろいろ調べました。
そして選んだのがカシオが出しているエクスワードXD-Y7300という電子辞書です。
実際に使ってみて凄く良かったので紹介したいと思います。
こちらの電子辞書はとにかくコンテンツが充実しており、初心者から上級者までしっかり使えるようになっています。
タッチパネル対応なので、見た事がない簡体字でも、その場で書き込んでしまえばしっかりと理解する事が出来ます。
あとはいろんなシーンで使える例文も多く入ってるので、ちょっと困った時などにはとても役に立ちます。
中でも私の一番おすすめの機能が、NHKラジオのまいにち中国語です。
時間があるときは、この機能を使って少しずつ中国語を勉強していました。
ふだん現地で生の中国語を毎日聞いてたので、思ってたよりも自然に聞き取る事が出来て、けっこう上達しました。
まだ会話につまる事は多いですが、電子辞書を常に持ち歩いていれば、特に困る事はありません。
中国人って基本的にすごく親切な人が多いので、こちらが一生懸命伝えようとすれば、逆に相手も一生懸命理解しようとしてくれます。
電子辞書のおかげで私の中国での生活がすごく変わりました。
まとめ
中国で生活していく上で一番大切な事は、コミュニケーションです。
それが出来なければ良い人間関係を築き上げる事なんて絶対に出来ません。
通訳に頼るのも良いと思いますが、そこからは本当の信頼関係は生まれないと思います。
そんな時に助けてくれるのが電子辞書だと思います。
私は電子辞書を使う事で、仕事も私生活も大きく変わりました。