どうすれば上達する?英語学習でのよくある悩みとその解決策

英語学習は、すんなりいかないのが普通です。

だからそれをしていく中で悩みが生じてくることもたくさんありますよね。

それをしっかりと解決していかないと英語をマスターするのは難しいです。

では、英語学習でのそうしたよくある悩みは、どうすれば解決することができるでしょうか?

ここではそんな英語学習でのよくある悩みとその解決方法について紹介していきます。

いつも途中であきらめてしまう

英語学習での一番よくある悩みは、「いつも途中であきらめてしまう」というものです。

つまり、最後まで根気強く勉強することができないという人がたくさんいるんです。

でもそれは、仕方ないといえば仕方ありません。

やっぱり英語は簡単にはマスターできません。

最低でも中学時代に3年間。

高校を合わせれば6年間。

さらに大学でも英語を学んでいた人であれば10年間も英語を学んでいることになるんです。

ではその3年から10年間の英語学習で英語をしゃべることができるようになった人がどのくらいいるか。

それはほとんどいません。

つまりそれだけ時間がかかるのが英語学習なんです。

ではそれくらいの月日を、ただひたすら根気強く勉強していくことは簡単でしょうか?

それは間違いなく難しいです。

だから、途中でやめてしまう人がすごく多いんです。

最初のうちはどれだけやる気があっても次第にそうなってしまうものなんです。

細かく切り分けて考える

では、どうすれば途中であきらめないようにすることができるでしょうか?

そのためには、長い目で見て考えるのではなく、細かく切り分けて考えることがおすすめです。

たとえば、いつか来るであろう英語が喋れるようになる日を夢見て勉強するのではなく、「今月はここまでやる」と決めて勉強するんです。

そうして細かく目標を切り分けたり、勉強スケジュールを切り分けていくと、よりモチベーションが高めやすくなります。

より早く細かい成果が出るわけなんですから、それは当然です。

そうしてモチベーションを高めていくことができれば、その分だけ勉強をやめたくなることもなくなっていきます。

だから、いつもすぐにあきらめてしまうという人は、ぜひこうして細かく見るようにしてみてください。

リスニングが全然できるようにならない

英語学習でのよくある悩みとしては、リスニングが全然できるようにならないというものも多いです。

単語や熟語は、覚えればいくらでもマスターできます。

文法も、多少慣れが必要なことはありますが、一度理解すれば問題はありません。

しかしリスニングに関しては、それらとは違います。

どちらかというと音楽に近いところがありますから、いくら暗記をしてもできるようにはなりませんし、理解してどうこうなる物でもないです。

ではどうすればいいのかというと、それには慣れるしかないんです。

でも、どうすればリスニングに慣れることができるでしょうか?

そのためにおすすめなのは、段階を踏む方法です。

英語字幕から字幕なしへ

段階を踏むというのは、たとえば、映画や海外ドラマで考えるとわかりやすいです。

まずは普通に日本語字幕で見て話の流れを理解します。

それから次に、英語字幕で見るようにするんです。

すると英語で何を言っているのかは分かるようになります。

そして最後に字幕なしで見る。

それを繰り返していくんです。

これが段階を踏むという勉強の仕方になります。

この方法であれば、まず英語と日本語の意味がつながりやすいですよね。

さらに、英語字幕も見るわけですから、正確な英語もわかります。

その上で英語を聞けるわけなんですから、英語の流れや聞き方などがわかりやすくなるんです。

結果、リスニング力が上がっていきます。

もちろんこれをするには時間がかかりますから、映画よりはドラマの方がおすすめです。

映画を3回も見るとなれば6時間くらいかかりますが、ドラマであればせいぜい2時間ちょっとくらいで終わりますから。

いつまでも話せるようにならない

英語を聞き取れるようになったり、何となく読むことができるようになったとしても、いつまでも話せるようにはならないという方もたくさんいます。

話すというのは、言語の勉強の中でも一番実践に近い勉強。

つまり練習試合のようなものです。

だから最初のうちはそれがうまくいかないのは仕方ないといえば仕方ありません。

練習でしてきたことを、練習試合とはいえいきなり試合でできるようになる人はそうそういませんから。

でも、最終的にはそれが出来るようにならないといけない。

では、どうすればきちんと英語が話せるようになるでしょうか?

一つは実践の機会を増やすという方法

それには二つの方法があります。

先ず一つは、実践の機会を増やすというシンプルな方法です。

英語の勉強をしているのに英語が話せないというのは、実践経験が少ないから緊張して出てこないということもあります。

それならば話は早いですよね。

とにかく実践の回数を増やして慣れてしまえばいいんです。

慣れてしまえば、発音や文法にこだわったりすることはなくなり、自然と英語が出るようになっていきます。

最初のうちはやっぱり、「習った通りに」とか、「学んできた通りに」ということを意識するあまり、逆に出てこなくなるものなんです。

ちょっとでも英語が上手だと思われたいということもあるでしょうから、そうなってしまうものなのです。

でも、たとえば日本語で考えた時、そんなに正しい文法でしゃべっている人はいません。

適当な文脈になったりもしますよね。

でも通じます。

英語だってそうなんです。

実践を積んで、それでも全然伝わるじゃんと思えるようになれば、自然と英語は出るようになるんです。

英語で日記をかくという方法もある

ただ、そもそも学力不足で英語が出てこないということもあるでしょう。

それではいくら慣れてもいまいち話せるようにはなりません。

それを克服するには、英語で日記をかくのがおすすめです。

英語で日記を書けば、頭の中でしゃべり言葉を考える力がついていきます。

だから、いざしゃべるというシーンでも、英語のフレーズが出やすくなるんです。

日記であれば毎日でもできますし、これもすごくおすすめの方法です。

長文をうまく読めない

英語の長文は、なかなか理解しづらいところがありますよね。

切りどころがわからなくなったりしますから。

だからそれで悩んでいる方もたくさんいます。

では、長文をマスターするにはどうしたらいいのか。

ざっと全体を見てからもう一度見る

長文がわかりづらいという人は、読み方を変えるといいです。

ついつい一文一文翻訳して読もうとするから、長文で躓くんです。

そうではなく、まず一度全体をさらってみていきます。

そうすると、長文のところの意味が分かりづらかったところも、「あぁこういう意味だったのか」とわかるようになることがあります。

無理にその場その場で全部理解しようとしないほうがわかりやすいんです。

特に英語のような、どこがどこにかかっているのかわかりづらくなる長文では。

ちょっとした読み方だけでもだいぶ理解度は変わるので、ぜひ試してみてください。

まとめ

英語学習での悩みは、まだまだたくさんあるものです。

でも特に多いのはやっぱりこれらの悩みになりますね。

もし同じようにこれらのことで悩んでいる方がいたら、ぜひこれらのことを参考にして解決していってください。

もちろんこれらのことを実勢してもすぐには解決しないものもありますが、やり続けていればいつかは解消されていきますから。