どちらの電子辞書がお好みですか?カシオのエクスワードとシャープのブレーンを比較してみました!

カシオEX-word 電子辞書 生活・教養エントリーモデル XD-SC5000RD レッド

今や学生さんから年配の方まで幅広い年齢層に人気がある電子辞書ですが、その使い方は様々です。

勉強に使うのはもちろんのこと、趣味や生活の一部としても使えるので、とても便利なアイテムです。

今回はそんな電子辞書の中でも人気のある、「カシオのエクスワード」と「シャープのブレーン」をいろいろ比較してみたいと思います。

カシオエクスワードの歴史

カシオ 電子辞書 エクスワード 高校生モデル XD-Y4800BK ブラック コンテンツ170

カシオのエクスワードは、“すばやく正確に知りたい、学びたい”という想いに応えるために作られてから、2016年7月で20年を迎えます。

この20年の間にはいろいろな進化を遂げてきました。

辞書としてだけでなく、勉強をトータルでサポートするためのコンテンツも追加されました。

その成果が12年連続売り上げ台数NO.1(GfK Japan調べ)です。

電子辞書と言えばカシオが一番に思いつく方が多いのもそのためだと思います。

シャープブレーンの歴史

シャープ カラ―電子辞書 Brain 生活・教養モデル ホワイト系 PW-SA3-W

シャープのブレーンは、2012年に発売以来、イード・アワードで顧客満足度の最優秀賞を5年連続受賞しています。

シャープと言えば液晶テレビやワープロなどが思い浮かびますが、それらの技術を駆使して作られているので、画面や文字の美しさにはこだわりがあるようです。

ユーザーが使いやすい電子辞書とはどういうものかをとことん考えられた商品です。

いろいろ比較

画面はシャープブレーンが大きい

シャープのブレーンは、5.5型高精細カラー液晶(854×480ドット)で、タッチパネル対応です。

対してカシオのエクスワードは、5.3型タッチパネル(5.0型 528×320ドット TFTカラー液晶)です。

画面の大きさはシャープのブレーンの方が大きいので、少しでも大きい画面がいいという方は、シャープのブレーンがおすすめです。

ただ、カシオのエクスワードも十分な大きさなので、実際に持った感じで好きな方を選ばれると良いと思います。

操作性はどちらもおすすめ

シャープのブレーンの良いところは、縦にも横にもできるところです。

フレキシブルタッチキーを採用しているので、向きを変えると自動でタッチキーも移動してくれて便利です。

また、画面が360度回転するので、通常電子辞書を開いた状態のキーボードスタイルとタッチペンスタイルをシーンによって使い分ける事ができます。

さらに、複数検索したい場合などは、2画面表示が可能なので、前の画面を残した状態で、別の辞書で検索できるので、比較するのに便利です。

カシオのエクスワードは、キーボードが「バーティカルストローク機構」という特殊構造になっています。

軸が奥側に作られていて、手前が少し山なり形状になっているので、ぐらつきや指への負担が少なく済みます。

さらにキー自体も大きめなので、タッチパネルが苦手という方でも安心です。

なお、あいまいな情報からでも検索できたり、直感的な操作がどちらもできるので、甲乙つけがたい優秀さです。

対象の年齢はカシオエクスワードの方が細かい!

対象年齢は、どちらも幾つかに分かれていますが、カシオのエクスワードの方が、「プロフェッショナルモデル」「生活・教養モデル」「小学生モデル」「中学生モデル」「高校生モデル」「大学生モデル」「ビジネスモデル」「専門モデル」「外国語モデル(9ヶ国語あり)」など豊富なラインナップになっています。

電子辞書は、ただ調べるだけの道具ではなく、授業に沿って予習復習ができたり、英語についても「読む」、「書く」、「聞く」、「話す」をトータルでサポートしてくれるなどコンテンツも豊富です。

そのため、年齢にあった内容にする事によって、さらに好奇心や効率をあげる事ができます。

そんなニーズに応えたのがカシオのエクスワードだと思います。

ただ、シャープのブレーンにも、「中学生」「高校生」「大学生・ビジネル」「生活・教養」「コンパクト」のラインナップがあります。

シャープのブレーンは、対象に合わせた内容になっているのはもちろんの事、長い期間使いつづける事ができるようになっているのが魅力です。

どちらの商品も後でコンテンツを追加したり、削除する事ができますが、初期状態でどの程度の範囲を勉強したいかによって、自分の一台を選んでみてください。

バッテリー、カシオエクスワードがすごい!

電子辞書を使う上で、案外忘れがちですが大切なのは、タフさだと思います。

使いたい時に充電が切れてしまったり、持ち運びの衝撃ですぐに壊れてしまっては意味がありません。

でも、この2つの商品はどちらもスタミナとタフさには自信があるようです。

まず、シャープのブレーンは、リチウム電池が内蔵されているので、充電は付属のACアダプターかmicroUSBケーブルのどちらかでの充電となります。

1回の充電で、最大約100時間使用可能でスタミナ十分です。

また、薄くても丈夫な、アルミ合金の液晶フレーム+バスタブ構造+底辺フレームの堅牢構造で液晶を守ってくれます。

次に、カシオのエクスワードですが、こちらは単3形アルカリ乾電池2本または単3形eneloop(エネループ)2本または単3形充電式EVOLTA(エボルタ)2本です。

それ以外にも、付属のUSBケーブルでパソコンからの充電や、別売りのUSB-ACアダプターで充電が可能です。

アルカリ乾電池の場合、最大で約180時間も使用できるので、海外旅行でも活躍してくれそうです。

さらに、強化設計の「TAFCOT(タフコット)」を採用しています。

ボディの内部にサイドビームなどを使用しているので、衝撃を緩和してくれるので、日常生活で使用するには十分な強度と言えます。

デザイン

昔は、電子辞書と言うと、黒がメインで、とても堅苦しいイメージがありましたが、今の電子辞書はとてもスタイリッシュです。

本当にデザインは、どちらもシンプルで無駄がありません。

色も白や黒などが多いので、どのシーンにも合いそうですし、男性でも女性でも違和感がありません。

また学生用のモデルは何色かバリエーションがありますので、好みに合わせて選べるのも楽しいです。

さらにかわいいカバーにしたり、デコって自分好みにカスタマイズすることでオリジナルの一台を作ってみてください。

ただ、くれぐれも受験生の方は、カスタマイズがメインにならない様に注意が必要です。

選ぶポイントは?

いろいろ比較しましたが、どちらか一台を選ぶのはとても難しい様にも思えます。

コンテンツはどちらも充実していますが、機能を見た時に、「これ使ってみたい!」と思える機能がある方がいいのではないかと思います。

勉強する前に、電子辞書に対して、楽しい、もっと調べたいなど、興味を持つ事が、電子辞書を長く使い続けられるコツだとも思うので、テンションが上がるものを選んでください。

両メーカーそれぞれ画面の構成にも特徴があります。

できるだけお店に足を運んで、実機を触ってみた上で、選ばれると失敗も少ないと思います。

電子辞書は、一度買うとそう買い換える商品ではないので、ぜひ吟味してください。

まとめ

電子辞書は、ただ単語や文字を調べるだけなら、どんなものでもいいと思います。

もちろんデザインで選ぶのも有りだと思います。

ただ、電子辞書は本当に色々な事ができますので、電子辞書を最大限活用したい方は、まず自分のやりたい事、目的は何なのかを今一度考えた上で、自分に合うのはどちらかを考えると決めやすいのではないでしょうか。