中国語を学ぶためには中国語対応電子辞書が必須

カシオ 電子辞書 エクスワード 中国語モデル XD-Y7300RD レッド

ここ数年、英語ほどではないけれど中国語の需要が高まってきています。

どんな外国語を学ぶにしても辞書は必要なもの。

しかし、膨大な語彙を持つ中国語の辞書は非常に厚く、重いものが多く、また特殊な引き方も覚えなくてはいけないので、紙の辞書よりも中国語対応の電子辞書のほうが便利。

というより、現在では必須アイテムだと言っていいでしょう。

中国語の特徴

広い中国には日本の「方言」とは比べ物にならないくらいたくさんの「地方言語」がありますが、日本でいう「中国語」、つまり北京語をベースとした「普通話(pu-tong hua)」は、基本的に中国国内どこでも通じる言語であり、普通話ができれば13億の中国人と意思を疎通させることができると言っても大げさではありません。

普通話の特徴は、「ピンイン」と呼ばれるアルファベットで読みを表すことと、「四声」と呼ばれる4つのアクセントがあることです。

この2つの特徴は、実際話す時に重要なのはもちろんのこと、学習者にとっては辞書を引くときにも大切な要素です。

現在中国で使われている漢字は「簡体字」という簡略化された漢字です。

簡体字には、単純に漢字のパーツの一部だけを使ったもの。

行書体や草書体をフォント化したもの。

漢字の原型である金文の回帰したものなど様々です。

日本の常用漢字を流用したものもたくさんあるため、日本人にも馴染みがある部分があるものの、見ただけでは何の漢字の簡略型なのかわからないものもあります。

辞書には、日本人には馴染みがない簡体字と、その意味をすり合わせるという効能もあります。

電子辞書の利点

中国語の語彙は非常に多く、また一つのワードの使用法のバリエーションも多様です。

そして、学べば学ぶほど必要となる言葉は多くなります。

そのため、紙の辞書は必然的に厚くなります。

紙の辞書は、一つのワードを引いたついでに前後左右のワードも目に入り、開いたページの情報量が多いという利点はあるものの、目的のワードを探し出すのに時間がかかるのがマイナスポイントです。

電子辞書であれば、その時間を大幅に短縮できます。

また、辞書の語釈というのは出版社によって違う場合があるので、複数の辞書が登録されている電子辞書を使えば、より適当な語釈を探し出せます。

中国語辞書の引き方

紙の辞書も電子辞書も、一つのワードを探し出すための方法は基本的には同じです。

まず、ピンインで引くという方法。

ある程度学習が進めば、単語のピンイン表記はそれなりの数を覚えているので、ピンインを直接打ち込めば目的のワードが出てきます。

つまり、例えば「中国」を探したければ、そのピンイン表記である「zhong guo」を打ち込めばいいのです。

そしてもう一つ、ピンイン表記がわからない場合の引き方が2つあります。

1つは部首検索です。

これは、漢和辞典と同じ方法で、目的の漢字の部首を、その画数から探します。

ただし、電子辞書の場合は部首の画数を打ち込めばリストが並ぶので、この部分でも紙の辞書よりも検索が容易です。

リストから部首を選べば、その部首よりなる漢字が出てきます。

しかし、漢字によっては部首がわからないものもあります。

その場合は漢字全体の画数で検索します。

ただ、中国の簡体字の場合、画数の数え方が日本の常用漢字とは違うものもあるので、慣れないうちはトライアンドエラーになるでしょう。

おすすめ電子辞書1:複数辞書収録

中国語辞書のおすすめポイントとしては、まず複数の中日辞書が収録されていることが挙げられます。

中日辞書といっても収録語句数はそれぞれ違い、また共通して収録されている辞書でも語釈や使用法などが違うものもあります。

文章によってはその語句の使い方が辞書に掲載されている意味ではしっくり来ないということもあるので、複数の辞書を比較し、より的確な意味を探し出す必要が出て来る場面も出てきます。

紙の辞書を複数揃え、複数の辞書をそれぞれ引くのは大変な手間ですが、複数辞書収録の電子辞書ならば簡単です。

おすすめ電子辞書2:大修館『中日大辞典』が収録されている

日本で出版されている中日辞典はそれぞれ優秀なものが多いです。

その中でも昔から評価が高いのが、愛知大学編纂による大修館の『中日大辞典』です。

まず、収録語句数が非常に多いです。

親字だけでも1万4000字収録されています。

他のスタンダードな中日辞典に収録されていないワード、用法なども収録されていて、学習が進むほど有り難みがわかります。

学習者だけではなく、プロでも愛用している人が多いです。

これまでの版は、新しい単語に弱い部分がありましたが、2010年出版の第3版では新語も補充され、より利便性が高まりました。

『中日大辞典』が収録されている電子辞書は割高になりますが、その分より役立つものになります。

おすすめ電子辞書3:中中辞典が収録されている

英語学習でもよりレベルを上げるには、英和辞典で日本語の意味を引くのではなく、英英辞典で意味を引いて理解するのが大切だと言われます。

それは中国語でも同じことで、中国語の単語を中国語の辞書で調べれば、より深く理解できるようになるし、同意語、同義語などを知ることもできます。

現在中国で最もスタンダードな辞書は『現代漢語大辞典』です。

日本の電子辞書にも、『現代漢語大辞典』が収録されているものがあります。

おすすめ電子辞書4:漢和辞典が収録されている

中国語も時代に応じて変化している言葉ですから、現代語の辞書では古い時代での使い方がわからないこともあります。

そんなときは漢和辞典で調べると、その漢字の成り立ちや原意まで説明されているので、それが理解のヒントになります。

また、漢和辞典によってはその漢字の中国語読みまで記されているものもあります。

おすすめ電子辞書5:手書き検索ができる

これは実は学習という面で見るとあまりおすすめできることでは無いのですが、スタイラスでパネルに手書きして検索できるタイプの電子辞書は、より効率よく目的の語句を探し出すことができます。

学習者、特に初学者の場合、できるだけ手書き検索ではなく、ピンインや部首検索で探したほうが勉強になりますので、あまり使ってほしくはありません。

でも、翻訳者などスピードが要求される人には、手書き検索機能があったほうがいいでしょう。

おすすめ電子辞書6:音声読み上げ機能がある

中国語を学ぶ時には、正しい発音を身につけることも大切です。

中国語には、カタカナ表記が不可能な子音・母音や二重母音・三重母音など日本語にはない発音がたくさんあるので、正しい発音の仕方を学ぶとともに、ネイティブの発音を聞かなければ、話すことも聞き取ることもできません。

電子辞書によっては、検索した語句をネイティブの発音で読み上げてくれる機能がついているものもあるので、中国語学習の大きな助けとなるでしょう。

おすすめ電子辞書7:四声の指定ができる

これは最近の中国語対応電子辞書にはたいていついている機能なので蛇足とは思いますが一応付け加えておきます。

以前にはピンインで検索するときに四声の指定をできない電子辞書もあって不便でした。

同じピンインの言葉でも、四声の指定ができればより効率よく目的のワードを探せます。

まとめ

以上、中国語対応の電子辞書がいかに便利かについて説明しました。

「辞書は紙の辞書であるべき」という頭の古い人がいて、実は筆者もその一人でした。

しかし、一度電子辞書の便利さを知ればその考え方も改まります。

最後にもう一つ、辞書というのは「パッ」と使いたいものです。

機種によっては電源を入れたときの立ち上がりが遅いものもあるので、店頭の展示品で実際スイッチを入れ、立ち上がりが速いものを選ぶとストレスなく使えます。