何が違うの?高校生用の電子辞書と大学生用の電子辞書の違い
電子辞書には、それぞれの年代にあった電子辞書があります。
なので、高校生には高校生用の電子辞書がありますし、大学生には大学生用の電子辞書があると言えるのです。
でも、そもそも高校生用の電子辞書と大学生用の電子辞書は何が違うのでしょうか?
ここではそんな、高校生用と大学生用の電子辞書の違いについてみていきたいと思います。
高校生用の電子辞書は受験用のものが多い
高校生向けの電子辞書と大学生向けの電子辞書の違いを見ていくためにはまず、高校生用の電子辞書がどういうものなのかという事を知っておかないとならないでしょう。
高校生用の電子辞書というのは基本的に、受験用の物が多いと言えます。
つまりそこに搭載されている辞書も、受験対策の言葉が乗っているというレベルの辞書になるのです。
あるいは辞書だけではなく、たとえば問題なども搭載されているのであれば、その問題のレベルも、間違いなく大学受験レベルの問題になるでしょう。
そもそもがこれから大学受験を控えた高校生が勉強する為の電子辞書です。
それならばやはり、効率的に大学受験に備えることが出来るようにしているのは当然になります。
だから、高校生用の電子辞書には、受験用の物が多いと言えるのです。
高校生にはすごく適している
そういう電子辞書になりますから、当然高校生にはすごく適していると言えるでしょう。
たまに、高校生の中でも、もっと高いレベルを求めて、大学生用の電子辞書を使用している方もいます。
それはもしかしたら、高いレベルを求めているからではなく、大学生になった時に買い替えるのが嫌だからそうして大学生用を使用しているということもあるかもしれません。
でも、大学用の電子辞書は、当然ながら大学受験に出てくるような言葉を中心に搭載しているわけではありません。
そこはもうパスして来ているわけなのですから、関係ないのです。
そうなると、高校生がソレをつかっても、ちょっとお門違いになり、無駄な勉強になってしまう可能性が高いです。
もちろん将来的に見れば意味がないということはありませんが、高校生の勉強の最大の目標は、やはりいい大学に入る事でしょう。
それならばやはり、無駄な勉強をするよりも、大学受験に特化している電子辞書を活用して、効率的に大学受験の勉強をしていくべきなのです。
大学生用は実社会で使うようなこと中心
では、大学生用の電子辞書はどんなものが搭載されているのでしょうか?
高校生用の電子辞書が、良い大学に入るという、高校生の勉強の最終目標を叶えることが出来るように作られているのだから、大学生用の電子辞書は、やはり大学生の最終的な目標を意識して作られていることになります。
大学生の最終目標は、良い会社に入ることになるでしょう。
なので、よい会社に入れるようにするためのものが、大学生用の電子辞書には搭載されていると言えます。
それは、実用的なものです。
ビジネス英語やビジネスマナー等
実用的な物とはたとえば、ビジネス英語や、ビジネスマナーなどになります。
英語は、受験用の英語では、ビジネスではよく使われるけど受験などでは全然登場しないという言葉に対抗できません。
それでは、英語が自己PRだったりして、いざ英語が話せる面接官などと英語で会話するとなった時に、全然相手が何を言っているのか分からなくなるでしょう。
そんな状態では受かるはずもありません。
なので、そうならない為に、しっかりと社会に出てから使う英語を学んでおくべきなのです。
ビジネスマナーも同じです。
入社してから教えてもらえると思っていると、そういうちょっとしたマナーへの意識の差で周りに差をつけられてしまいます。
大学生がきちんと大学用の電子辞書を使用して勉強をしていけば、そういう社会人としての基礎力があがっていくと言えるでしょう。
実際の力は入社してから出ないつけるとはできませんが、こうして基礎力だけでも高めておけるのであれば、それをするに越したことはありません。
搭載されている辞書の数にも違いがある
高校生用と大学生用は、そのように、搭載されている辞書の質に違いがありましたが、そもそもの搭載されている辞書の数も違うと言えます。
たとえば、高校生用の電子辞書の場合は、英語では和英辞書と英和辞書くらいしか入っていないことも多いでしょう。
しかし大学生用になると、そこに英英辞典なども加わってきます。
英語を英語で説明するその英英辞典は、大学では比較的に使用することも多くなるでしょう。
もちろん行く大学のレベルにもよるでしょうが、こういう辞書を使用することがあるのです。
だから、大学生が電子辞書を選ぶのであれば、大学生用でないとならないと言えます。
こういう辞書を使うというのに、それが搭載されていないと、そこだけスマートフォンのアプリなどを使用しないとならなくなり、すごく面倒になりますから。
数が多ければ当然高くなる
またそうして搭載されている辞書の数に違いがあることによって、もう一つ違いが生じてきます。
それが、値段の違いです。
当然ながら、搭載されている辞書の数が比較的に少ないと言える高校生用の電子辞書よりも、搭載されている辞書の数が多い大学生用の電子辞書の方が高いと言えるでしょう。
高校生用の電子辞書であれば、だいたい30000円前後で買うことができるでしょう。
しかし大学生用の場合は、40000円から下手したら50000円を超えてきてしまうようなものもあります。
もっともっと専門的な物であれば、10万円近くなることもあります。
それだけ搭載されている辞書の数や質が違うという事になります。
それぞれに合ったものを使用しないとならない
このように、電子辞書は、大学生用のそれと高校生用のそれでは、大きな違いがあると言えます。
なので、当然電子辞書を使う際には、それぞれに年齢や立場にあった電子辞書を使用していかないとなりません。
基本的には今の自分の年齢や立場にあっているモデルの電子辞書を買うようにするのがおすすめです。
きちんとその人たちが一番欲しいものが手に入るように、かゆいところに手が届くように作られているのですから、みすみすソレを無駄にしてしまうことはありません。
大学に行ったら買い替えるということ
それぞれにあったものを使用しないとならないということは、今現在高校生なのであれば、これから先に大学に進んだら、きちんと電子辞書を買い替えないとならないという事になります。
その分いちいち費用も掛かってしまいますが、そうして費用が掛かる代わりに、きちんとそれだけの効果は得られるでしょうから、是非しっかりと買い替えていってください。
高校生用の電子辞書は、それはそれで需要がある可能性も高いですから、大学生用のソレを買う前に、フリマアプリやオークションなどで売りに出すのがおすすめです。
そしてそれが売れたお金を大学生用の電子辞書を買うお金のたしにしていけば、その分だけお得に買い替えていくことが出来るでしょう。
ただでさえ大学生用の方が高価なのですから、こうして少しでもお得に買うべきです。
まとめ
電子辞書は、大学生用と高校生用では大きく違うと言えます。
大学生用は、大学生から次のステップに進むためのもので、高校生用は高校生から次のステップに進む為のものなのですから、きちんとそれぞれの立場に見合ったものを使っていかないと意味がありません。
是非そうして、使い分けていき、電子辞書の力を正しく活用していってあげてください。