使いこなしてますか? 英語学習を深めるのに役立つ電子辞書の5つの機能

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英語学習により効果的に活用したいのが電子辞書です。

しかし、多彩な辞書が搭載されているのを効果的に使いこなせていないケースもあります。

また、様々な機能を誇る電子辞書ですが、使いこなせないままであれば宝の持ち腐れになります。

眠ったままになっている辞書、機能を駆使すれば、効率よくより理解を深めて学べるようになりますので、今回はどんな機能があるのかを詳しく見て行きましょう。

英語関連の複数の機能が搭載されている

現在、販売されている電子辞書の多くは複数の機能を搭載しています。

英語学習には、英和辞典、和英辞典はもちろんですが、より効果的に学べる英英辞典もあります。

英英辞典があることで、より英文の使い方をマスターできるようになるのでぜひ活用することをおすすめします。

英語で調べた単語の意味を理解できるようになれば、さらに、日本語でイメージしてから英語に直すという思考をせずに英語力を高めるのに効果が出て来ます。

センター用の頻出英単語集、同頻出英熟語集なども搭載されているので、大学受験に効果的な学習材料として役立ちます。

また、NHKの語学番組も搭載されているものもありますので、アニメを映像化して見ることでさらにインパクトが残りやすくなるでしょう。

可能であれば、番組も視聴して連動させることもおすすめです。

英語からリンクさせて覚えやすくリーズナブル

英語に関する調べ物をしていても、気になる言葉の意味を国語辞典、漢和辞典などでも調べることが出来ることでリンクして覚えやすくなるメリットもあります。

英単語を学習目的だけで詰め込もうとすると、息詰まることも多々ありますが、何らかの疑問があった時にそれを解決しようと自らが調べたり探したりしたことは意欲があるので覚えやすくなります。

単に、暗記という目的だけでは定着しづらいものですが、思い出や経験などとリンクさせて覚えると記憶に残りやすくなるので、電子辞書は総合的な調べ方が出来るので頼もしい存在になるのは確かです。

電子辞書ひとつあれば、複数の辞書をすぐに活用出来るので電子辞書はリーズナブルな学習ツールだと言えます。

さらに英語学習に役立つ機能ベスト5

電子辞書で調べ物をするだけではなく、学習材料として役立つ機能が搭載されているのですが、残念なことに使いこなせていないこともあります。

あまり電子辞書を使っても英語力が上がった手応えがないと思われる場合には、使う機能が限られていることも考えられます。

単に辞書を引いて調べるだけに留まらずに、利用者が電子辞書を駆使して学習教材にすることも出来るのをご存知ですか?

それほどに電子辞書は、活用次第では英語学習の強いサポートをしてくれる機能を秘めているわけです。

今回は、様々な機能の中でも手軽にすぐに使える便利な機能はすぐにでも活用できるものばかりですので、5つにしぼってご紹介します。

履歴機能

電子辞書には、履歴機能があり「ヒストリー」と表示されているものもありますが、過去の検索した内容を振り返って見ることが出来るようになります。

一度で暗記してしまうのはなかなか難しい場合でも、繰り返し見ることで定着しやすくなります。

また、一度調べた時とまた違う解釈もできるようになるので、語彙を深めるのにも役立ちます。

履歴機能があれば、いったん調べた単語をもう一度調べる際にも時間短縮が出来るようになるメリットももちろんあります。

調べた記憶があやふやな時でも、かすかな記憶から履歴をチェックしてみるとその時にどんなエピソードで調べたのかもやがて思い出せるようになるので、記憶が呼びさまされるようになるのは英語学習には効果的です。

単語帳機能

電子辞書には単語帳機能がありますので、前述の履歴機能と合わせて使うことで単語カードのようにリストアップが出来るので、効率よく覚えることが出来ます。

もちろん、覚えてしまった単語はリストから削除出来るので、常に更新をすればオリジナルの単語帳が出来ます。

従来の紙の辞書であれば手書きの単語帳を作る必要がありましたが、電子辞書なら素早くつくることも出来る上に、更新するのも手軽であり常に最新のオリジナル単語帳を持つことが出来る魅力があります。

スペルチェック機能

さらに、電子辞書に搭載されているスペルチェック機能は、あやふやに記憶している単語も瞬時に検索が出来るようになるので、間違いを正して記憶しやすくなります。

うろ覚えを無くすためにも、スペルチェック機能は有効な手段ですので、ぜひ活用をしましょう。

始めは何度も勘違いして誤った覚え方をしていても、繰り返し見る機会を増やせば定着しやすくなります。

どうしても覚えづらい単語は、この機能を繰り返し使うことで記憶しやすくなるので、苦手意識を克服することも出来ますし、弱点がどこなのかも自覚しやすくなるので便利です。

逆引き辞典機能

単語から更に理解を深めて語彙を増やすのに役立つのが、逆引き辞典機能です。

接尾語の「ness」や「less」がついている単語をその場で調べられるようになります。

反対の意味になる言葉をセットで覚えると、文章をアレンジして作ることも出来るのでより有意義な学び方が出来るようになります。

肯定する文章に加えて、否定する文章も一度に覚えていくことが出来れば、英会話でも自然に使えるようになるメリットも体感できるようになるでしょう。

音声機能

紙の辞書では不可能だったのが、音声機能です。

その場で、正しい発音を聴く機会を逃してしまうと、スペルだけを覚えて発音は全く精通しないままになってしまうこともあり得るからです。

その点から考慮しても調べた単語の発音、アクセントを正しく覚えるのに有効な機能ですので、ぜひ、聞くようにしましょう。

英語は、「書く」「読む」「見る」「話す」「聞く」という様々な視点から使って行くのが効果的ですし、ネイティブの発音が収録されているので正しい発音をすぐに身につけることができやすくなります。

センター試験、英検などにも発音は必須の条件で出題されるので、とても有益な機能です。

また、英会話をする機会がある時にも、単語の意味を理解していても正しい発音が出来ないと相手に正しく伝わらなくなり、英語の苦手意識が強くなってしまいますので、発音をしっかりと聞くことも欠かせません。

ついつい日本語英語になりがちなのが英語学習の弱点だとも言われていますので、繰り返し発音を聴くことが出来る電子辞書ならではの優れた機能を活用しましょう。

こうなると単に調べるだけの役割だけではないのが電子辞書だというのが実感できるようになるはずです。

読んで理解をするだけではなく、声に出すことで英語力のアップを目指すことが出来るようになれば、それだけ、英語をしゃべることに抵抗が無くなりスムーズに言葉が出て来るようになるものです。

そのためにも、発音アクセントの重要性を理解して常に調べ物をした時にはセットで聴くようにすれば、頭で理解して覚えるよりも自然な発音アクセントが出て来やすくなるのでおすすめの学習方法です。

まとめ

電子辞書を英語学習に活用するのであれば、搭載されている機能を組み合わせて使えば、より効果的な学習が出来ます。

紙の辞書にはない電子辞書ならではのメリットを最大限に生かして、英語のスキルアップや試験対策に使いこなしてみましょう。

調べるだけではなく、英語学習の教材として大活躍するのが電子辞書ですので、機能を有効利用してみてはいかがですか。