大人になった今だからこそ英語を勉強し直したいあなたへ。電子辞書はいい相棒になりますよ!

シャープ カラ―電子辞書 Brain 高校生モデル ホワイト系 PW-SH3-W

電子辞書を使った英語学習というと、高校生を中心とした受験のためというイメージが強くあります。

実際、受験対策を強みとした電子辞書も多く販売されてきました。

しかし、学業のためではなく、仕事のため、趣味の英語学習のためにも、電子辞書は活躍してくれますよ。

大人になってからの英語学習に電子辞書を使うメリットと活用すべき機能を紹介していきます。

大人の英語学習に求められるものとは

外国人観光客が急増し、今まで外国人と接する機会の無かったお店や会社でも、簡単な英語力は必要とされるようになってきました。

いずれは人工知能が完璧に同時通訳をしてくれる未来がくるかもしれませんが、それまでは自分の頭で考え、コミュニケーションを取る必要があります。

本気でマスターしたいのであれば、英会話教室に通うという方法もありますが、お金や時間の工面が難しいという人もいるでしょう。

となると、独学という方法が思い浮かびます。

独学はちょっと…と及び腰になった人もいるでしょう。

何かと目の敵にされることの多い学校教育の英語ですが、なんだかんだで、中学で習うレベルの英語ならある程度覚えている、聞けば思い出すという人も多いのではないでしょうか。

基礎的な日常会話なら、中学英語にプラスアルファするだけで通じるとも聞きます。

それなら、独学でも何とかなりそうな気がしてきませんか?

そしてそのプラスアルファを身につけるのに活躍してくれるのが電子辞書なんです。

電子辞書の豊富で確かなデータも心強いですし、近年強化されているスピーキングに関わる機能が、学校英語最大の弱点を補ってくれるでしょう。

スマートフォンも便利だけど…

電子辞書を購入しようとする際、最大のライバルとなるのがスマートフォンだと思います。

インターネットに接続し、わからない単語や表現が出てきてもすぐに検索できるのはとても便利です。

とても電子辞書には載せられないようなスラングの意味も出てきます。

英語学習アプリも山のようにありますよね。

ただ、どうしても気になるのがデータ通信の上限と電池です。

Wi-Fi接続ならまだしも、容量の大きなゲームをプレイしたり、画像をたくさん用いたサイトなどを閲覧していくと、月々のデータ通信量は気になるもの。

電池の消費も、スマートフォンの宿命というべき課題の一つです。

もちろん電話やメール、SNSといったことにも使用するので、できれば電池は長くセーブしておきたいですよね。

英語の勉強をスキマ時間にするにしても、腰を据えて長時間するにしても、わからない単語やイディオムを調べる際にはある程度の時間、画面を点灯させておくことになります。

ディスプレイを長時間点灯させておけば、それだけ電池の減りが早くなってしまいます。

また、テーブルの上で使う場合、二つ折りで適度な角度に調整できる電子辞書の方が便利に感じるでしょう。

物理キーを備えているのも、タイプミスの少なさや操作性においてはアドバンテージになります。

あとは心理的に、せっかく電子辞書を買ったのだから無駄にしないよう勉強しなければ、というモチベーションも生まれるかもしれません。

本気で英語を身に着けたい人ほど、電子辞書はおすすめできます。

やっぱり大切な英単語力

英語学習の目標が接客やビジネスの場で使うことであれ、資格取得をすることであれ、必要なのが適切な単語力です。

英語にはmakeやhaveなど、他の英単語と組み合わせながら様々な意味に派生できる便利な基礎的な単語が多くあります。

だからこそ、そうした単語にひとつの意味だけを紐付けするのではなく、どのような使い方ができるのか、どんな意味になるのかを探る必要があります。

その作業が最も得意なのは辞書。

解説や例文を読み、理解を深めることができます。

最初のうちはずらっとした長い説明に、何がなんだかわからないという気持ちにもなりますが、慣れてくると「こんな使い方もできるんだ」という発見があって楽しくなるかもしれませんよ。

調べた単語にこそ価値がある

基礎的な英単語に一通り目を通したら、次は自分が必要とする英単語を覚えていく作業になります。

無限にありそうな英単語の中から、自分が必要とするものをピックアップしていくのは大変に思われるでしょう。

しかし、電子辞書にはそんな悩みを解決するおすすめ機能が。

それは調べた単語のヒストリー機能。

不要だったり、気にならなかった単語はそもそも調べません。

それを振り返れば、いわば必要な単語だけを抽出したオリジナルの英単語リストになるのです。

忘れた頃の反復を繰り返すことで身につく

ヒストリー機能などでピックアップした単語は、調べたその瞬間なら難なく頭の中に入るでしょう。

問題は、それを覚えているかです。

最初は全く思い出せなかった単語も、何回も繰り返し思い出すことで、次第に忘れることのない単語として記憶に定着します。

電子辞書でいえば、ヒストリー機能の一覧から消失した時がその証ともいえそうです。

新しい単語をすぐに覚えるのは大抵の人ができないことです。

めげずに何度も調べ、そういえばそうだった、という感覚を繰り返し、覚えていけばいいのです。

スピーキングも鍛えよう

学校英語ではどうしても疎かになってしまいがちなのがスピーキング能力。

電子辞書もどちらかというと、ペーパーテスト対策のツールの側面がありました。

しかし、近年の電子辞書はスピーキング対策もしっかりおさえてあるんです。

例えばカシオのエクスワードシリーズの中には、自分の発音を録音して聞き返し、さらには発音能力を判定してくれる機能があります。

正しい発音をするための図解イラストもあるので、どうやったら伝わる発音になるのか、自分がどの程度のレベルにいるのかがわかりやすいですよ。

電子辞書を選ぶ際は、カタログや量販店の展示品を操作してみて、語学に強みがある電子辞書か確認するのをおすすめします。

単語の発音を聴き込む

単語の発音ができないことには英語は話せません。

電子辞書なら、調べてすぐに正しい発音が聞けるので、練習するのにも楽です。

個人差はありますが、ただ目で見て単語を覚えるよりも、積極的に口にすることでより早く記憶に定着できると思います。

かっちりとした例文を基礎に

電子辞書には例文を丸々発音してくれるものもあります。

単語単体の発音だけでなく、文章としての発音が聞けるので、音と音の繋がりや、弱化する部分、欠落する部分など、より自然な英語を練習することができます。

もちろん例文はかっちりとした文ですので、いずれ砕けた日常会話を習得するにしても、こうした文章を学習したという経験があることで、後々発展させやすいのではないでしょうか。

音声テキストも最大限活用する

電子辞書にはたくさんの辞書が収録されていますが、中には映像や音声、音楽などが収録されている端末もあります。

特に注目したいのが、英語の音声つきテキストです。

本来は本を購入したり、ラジオを録音しなければ聴くことのできない音声がテキストとともに収録されているのですから、それだけでもお得感があります。

さらに、会話形式のテキストなら、より実践的な会話の場面を想定した練習も可能でしょう。

まとめ

大人になった今だからこそ、英語学習の楽しみを見いだせることもあるかと思います。

目標があり、それを実現させるための確かな相棒が欲しい、そんな時は語学に強い電子辞書がぴったりです。

わからなければすぐ調べる、忘れてしまってもすぐ調べる。

そんな習慣ができれば、どんどん英単語が頭に入っていき、スピーキング能力も伸ばせることでしょう。