学習効率アップの電子辞書と紙の辞書の併用

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電子辞書を購入しようと思っているんだけど、紙の辞書も買ったほうがいいのかな。

このように悩んでしまう人もいるでしょう。

実際のところ、電子辞書にも紙の辞書にもメリットがあります。

紙の辞書と電子辞書を比較したとき、どのようなメリット・デメリットがあるのかを確認しましょう。

そしてこの二つは、対立するものではないことは意識しておきましょう。

これからの時代は深い教養が必要ですので、この二つに慣れ親しんでください。

これからの時代は電子辞書

最近インターネットがどんどん発達してきています。

そしてわからないことがあればすぐにネットで検索。

最近ではパソコンを使う人よりも、スマホを使う人のほうが増えています。

Googleで検索すればわからないことでもすぐに答えが出てくる時代。

しかしこれには盲点があります。

ネットで検索した知識は信用度が低いのです。

それもそのはず。

ネットに書き込むことは誰にでもできます。

あやふやな知識をもとに記事を書いている人も山ほどいます。

むしろ、ちゃんとした書籍をもとに記事を書いている人のほうが珍しいです。

そこで、正確な知識を身につけたいもの。

そこで電子辞書なのです。

電子辞書に書かれている事項は専門家がまとめたもの。

信頼性も高く、電子辞書で身につけた知識を披露しても、恥をかくことはありません。

確かにスマホは便利ですが、電子辞書も併用しましょう。

それが現代人としてのマナーといえるでしょう。

紙の辞書

電子辞書社比較されるものとして紙の辞書があります。

大変重いです。

本の中でも最も重い部類に入るので、持ち運びには大変つらい思いをします。

学生時代に電子辞書がなかった人はかなり苦労したのではないでしょうか。

この紙の辞書にもデメリットがあります。

それが検索スピード。

検索するのに時間がかかってしまうことです。

ある程度の慣れが必要です。

普段から紙の辞書に慣れ親しんでいる人でなければ、お目当ての知識にたどり着くことはできません。

結局、知識探しに時間がかかってしまって途方にくれる場合もあります。

電子辞書なら知りたい事項を入力するだけ。

あっという間に形式にアクセスできます。

電子辞書の特徴は

紙の辞書のデメリットは上にしたように知識の検索スピードが遅いこと。

電子辞書ははこの検索スピードが著しく速いです。

この点ではネットと似ています。

ネットと同じように使うことができる上に知識の信用度が高い。

つまり電子辞書はネットの検索のしやすさと知識の信頼性においてすぐれているのです。

ネットと紙の辞書の中間の存在といえるでしょう。

これからはどんどん時代は変わってきます。

正確な知識を身につける必要があります。

時間も無駄にしてはいけません。

ネットと紙の辞書ではまだ足りません。

これからの時代は、その二つのいいところを融合した電子辞書が注目されるのです。

学生にもぴったり

電子辞書は学生が使うのにも使いやすくなっています。

学生向けにカスタマイズされている商品もあります。

学生の場合は勉強するので、辞書がたくさん入っているものが好ましいでしょう。

特に最近では英語教育のために英語の音声の入っているものを選ぶといいでしょう。

発音まで確認できれば、さらに、語学学習のスピードも上がります。

電子辞書のなかった時代の人たちは、むちゃくちゃな発音をしていました。

学校の先生でもきれいな発音ができる人はごく少数です。

それはもちろん、リスニングの練習をしていないから。

しかも学校では、英語を使うことが滅多にありませんので、どうしても学校の先生の授業では足りなくなってしまうのです。

最近の電子辞書なら音声まで聞くことができるので、発音が綺麗になる上、普段の勉強でもさらに、効率が上がります。

リスニングの問題を出題する大学もあるので、電子辞書を持っていても何の不都合もないのです。

普段から音声を聞き、外国語の音に慣れ親しむことが大切なのです。

そのためにも電子辞書は学生にはおすすめなのです。

コンパクトに持ち運べる魅力

電子辞書の重さは数百グラム。

薄い本1冊持っていると大して変わりません。

そのため、持ち運ぶことが自由自在。

学校に持っていってもいいでしょう。

予習復習の際に、学校でどうしても調べたい、というときにも電子辞書は使えます。

これなら学校の先生に指されても安心ですよね。

これが紙の辞書だったら探すのも大変で、持ち運びをするのも困難です。

学校の毎日の事業でも電子辞書が役に立ってくれる存在なのです。

実は紙の辞書にはメリットが

ここまでさんざん電子辞書のメリットと紙の辞書のデメリットを説明してきました。

しかし紙の辞書は全否定するわけではありません。

紙の辞書にも大きなメリットがあるのです。

それは、知識の一覧性が高いところ。

辞書を開くと関係のない知識にも目が入ります。

電子辞書の場合には調べた知識しか視界に入ってきません。

しかし、紙の辞書なら今まで知らなかったことや調べる気のなかった知識に触れられる可能性があります。

家で読むだけでも楽しいです。

文字だけでなく、や絵や図、グラフなども書かれていることもあります。

パラパラめくっているだけでも楽しく、この点で紙の辞書はメリットがあります。

電子辞書か紙の辞書なのかという対立軸で物を見てはいけません。

お互いのメリットをうまく使うことは大事。

紙の辞書も机の上に置いておきましょう。

電子辞書と紙の辞書のお互いのメリットを引き出すことが大事なのです。

調べて終わりじゃない

インターネットで調べれば知識が出てくるんだよ。

だから覚える必要なんかないんんじゃないの。

このように便利な道具が出てくると、機械に頼ってしまいがち。

特にネットに慣れてしまった人はGoogleに聞けば大丈夫と、勉強自体を軽視してしまう人がいます。

これは全くの間違い。

知識というものは調べて終わりということではないのです。

知識は、バラバラでは存在していません。

同じ種類で似たような知識がありったり、体系的に並んでいる事もあります。

その一部分を取り出しているに過ぎません。

さまざまな形式を調べているうちに頭の中でつながっていくことがあります。

このようにして、どんどん知識がリンクしていくと、それがその人の頭のよさとして現れるわけです。

知識を検索するだけではないのです。

調べるだけで終わりではない

調べる以外にも、電子辞書や紙の辞書も役に立ってくれるのです。

知らない言葉を調べたとしても、その言葉がどう使われているのか。

知識の使い方もわからなければ意味がありません。

電子辞書を暇な時に、いじっているだけでいろんな知識がついてきます。

学生は問題集や英単語集も含まれているので、さらに勉強効率が上がるでしょう。

今の時代は知っているだけでは意味がありません。

使えなければ意味がないのです。

覚えればいいという時代ではなくなりました。

その知識が、どのような特徴があって、実際に使うことができるのか。

ここまで求められているのです。

そのためにも、電子辞書を使ったり、時には紙の辞書を併用したりして、さらに自分の知識をブラッシュアップさせることが今の時代には大切なことなのです。

まとめ

電子辞書が出てきたといっても紙の辞書のニーズは減りません。

この両者のメリットをうまく使い分ける必要があります。

電子辞書は調べるスピードも速く、持ち運びがラク。

知識の一覧性においては、辞書のほうがすぐれています。

どちらがすぐれているというわけでもなく、状況において使いやすいものを選択すればいいだけ。

そして本当の教養というのは、知識を知っている事ではありません。

その知識を自由自在に使えるかどうか。

このレベルまで高めるのにも電子辞書は役に立ってくれるでしょう。