英語学習のやり方は人それぞれ、縛られることのないように自分の方法で

世界共通の言語として、大抵の国なら通じるというのが英語です。

とりあえず英語を学習しておけば、何かあっっても対応ができるのがありがたいところです。

とはいえ、学校の授業だけでは勿論足りないのも事実です。

ではそれをどうやって補っていけば良いのか、これは自分で見つけていかなくてはなりません。

目的をはっきりとさせた上で、自分なりのやり方を探していくのがおすすめです。

どんな目的で英語を学習したいのか

これは非常に大事なことです。

学校の成績を良くしたいので学習するのか、仕事で使用するので学ぶのか、ペンパルが出来たので英語で手紙を書きたいメールのやり取りをしたいのか、目的は様々です。

勿論学校の授業で習う文法なども馬鹿にできません。

これがしっかりしていないと、話し言葉はともかく文章を作る時にどうにもならないという問題が起きるからです。

でもこれらを全部、総体的に学習したいとなると、これはなかなか時間もかかります。

独学ではかなり難しいとも言えます。

仕事でどうしても、というのでない限り心が折れてしまうかもしれません。

なので漠然と、英語を勉強したいという場合、まずは目的をはっきりさせることが大事です。

大まかに言えば、そこそこ不自由なく話せれば良いのか、ある程度仕事に必要な会話が出来るようになりたいのか、加えてTOEICなどの点数も上げたいのかなどです。

これをはっきりさせてからでないと、上達も難しくなってきますね。

TOEICやTOEFLの点数を上げたい場合

この場合は総体的な学習が必要です。

なのでいわゆる英語学校に通っての勉強がおすすめですね。

とはいえ多くの英語学校が存在しますから、自分に合った学校を見つけるのも正直一苦労になります。

しかしここでちょっと頑張って、自分の学習方法や進み方に合った学校を選んでおけば、後々の勉強がスムースに行くことは間違いありません。

かなりシビアなのがTOEICやTOFELのテストです。

しっかりと文法も発音も聞き取りも出来るようになるには、学校での勉強が一番ですね。

模擬テストなどもやってくれるので、本番も安心して受けることが出来ます。

問題としては、時間とお金が必要だということです。

ある程度の経済的余裕と時間敵余裕が無いと、きついですね。

しかしこれらを受けることでその後の道のりが変わることもあります。

しっかりとした学校での勉強を、考慮に入れておいたほうがよろしいですね。

正直な話、正確な英語を話せるかどうかで、その人間の教育の度合いを相手が測ることがあります。

お仕事での英語使用の場合、特に気をつけてください。

趣味のペンパルとの文通や何気に話せればという場合

これは正直独学でも出来ます。

と言うより、文通やメールで必要な英語の文章というのは、書きながら学ぶことが出来るからです。

また相手の文章を見て、それをお手本にして返事を書いているうちに、自然と身につくこともあります。

TOFELなどに挑戦する人も、予めこういった文通をやったりしておくと、ずいぶん助かりますね。

とは言っても、文通相手の英語がちゃんとしていないと、正式には使えないこともありますので、それには注意が必要です。

また何となく意思の疎通ができればいいや、と英語を話したい場合もあります。

これはとにかく、英語が母国語の知人や友人を作ることです。

日本に日本語を勉強しに来ている、英語が母国語の外国の人も多いのです。

そういった人との会話から学んでいくのも、実用的な英語の話し方を身につける方法としておすすめですね。

海外留学するのに必要だという場合

海外の学校への留学の場合、TOEFLの点数が必要になることがあります。

これは予め日本で試験を受けて、点数を確保しておかなくてはいけません。

主に海外の大学に行く場合は、これは必須になりますのでしっかりと勉強しておきたいものです。

ちなみにアメリカなどの大学の場合、入ってからの勉強の多さは目を見張るものがあります。

しっかりと授業中に理解しておかないと、それこそ自由時間もなく大変なことになりかねません。

自分の専門の学問の最低限のテクニカルタームも、心得ておきたいものですね。

しかし学校によっては、特にTOEFLは必要ない、と謳ってある学校もあります。

英語学校は勿論ですが、ダンスなどの実技がメインでの学校だと、TOEFL免除になっているところもあります。

ただ一通り、何となくの理解が出来る程度には、予め勉強しておきたいものですね。

筆者の経験を少し

筆者、勉強とかあれこれで、アメリカに長期に住んでいました。

では行く前に英語の勉強をしたかといいますと、勉強らしい勉強は実はしていきませんでした。

TOEFLも必要ない学校だったのです。

中学高校英語は赤点大学では選択外

筆者、最初の英語への取っ付きが悪くて、その後学校英語を大変に苦手としていました。

赤点は日常茶飯事で、もう英語は見たくもないという学生時代でした。

その割に、アメリカ製のテレビドラマや映画は大好きという、結構変わり者だったのです。

そなのでアメリカ留学して当たり前とも言えましたし、何で英語駄目な人間がアメリカへと、不思議にも思われたものです。

学校の事務とのやり取りのおかげで

留学手続きは全部自分でやりましたので、必要な書類の書き込みなども全部やりました。

とはいえいくつか疑問点もありましたので、問い合わせをしたりもしました。

これが昔の話ですので、メールではなく手紙でというのに時代を感じてください。

そしてこれが、学校に到着してからの問題の一つになったのです。

勿論手紙の文章の添削は、英語に堪能な知人に頼みました。

これが仇になって、学校に到着して事務に顔を出した途端、早口の英語でまくしたてられたのです。

後で気がついたのですが、識字率は日本より低いアメリカです。

文章を書ける人間が、話せないはずはないと思われたわけです。

英語はめちゃくちゃだったけど何故か

筆者そういうわけで、まあ自分の英語は惨憺たるものと最初から覚悟してました。

その割に、片言もしくは単語の羅列の割に相手にそこそこ通じるのです。

なぜかと不思議に思っていましたら、どうも発音がネイティブに近い発音であったらしいのです。

これが何故かといえば、中学高校時代にアメリカのミュージカル映画を散々見て、そのLPを購入して歌いまくったおかげのようでした。

これが期せずして、発音と英語の勉強になってくれたようです。

映画の英語の発音は、かなり正確にしかもはっきりしています。

わざと言葉の訛りを使っている場合以外、英語の発音は非常に正確です。

どうもこれのおかげで、日本語訛りの英語を話さずに済んでいたようです。

結果、TOEFL高得点の女性よりも英語が話せると思われてしまったのは、良かったのか悪かったのか今でも謎なのです。

筆者の場合はかなり特殊でしたが

後は習うより慣れろで、気がついてみたら何となく日常会話はこなせるようになっていました。

回数というのは本当に馬鹿にできません。

ひたすら英語を聞いて話せば、嫌でも身についていくものだと実感しました。

ただこの発音に関しては、音のセンスの問題もあるようです。

筆者の場合何故か、耳で聞いた音をそのまま口に出せるという変わった特技があります。

そのおかげもあって、割とスムースに英語を話せるようになったのかもしれません。

でもこれ、訛るのが恥ずかしいからと話さなければ、上達しないのも明らかです。

何を言われようと、とにかく自分の話を相手にしてしまうというのも、英語の上達の一つの手です。

学校に通って英語を学ぶ場合も、発音アクセントを直されることもあるでしょうが、めげずに話すようにするのが、上達のコツなのです。

まとめ

英語の学習については、個人差が非常にあります。

なのでこのやり方が最も適している、この学校が一番上達できると断言は、残念ながら出来ません。

何と言っても日常で、英語を少しでも聞いて話して書くことが、上達への近道です。

英語のラジオを聞いてみたり、外国人観光客がいたら話しかけてみたりと、色々と手はあるものです。

いくら勉強しても、実際に使わない限りは上達が出来ません。

学習も大事ですが、その後の使用も視野に入れていってください。