電子辞書は素晴らしいアイテム!

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電子辞書に関するメリットとデメリット、それから、中学生・高校生・大学生のような学生の人に対する電子辞書の使った学習方法や、社会人や主婦・主夫などさまざまな職業の人に対しても、電子辞書が必須アイテムであること、また、インターネットによる検索と電子辞書による検索などの相違点について、自分自身の体験に基づいて、触れていきたいと思います。

1. 電子辞書のメリット

電子辞書というアイテムには、数々なメリットが備わっています。

一つ目は、電子辞書に入っている辞書やツールをすべて買うと、電子辞書の値段よりずっと高額になります。

二つ目は、電子辞書に入っている辞書を全部持つと、かなり重くなりますが、電子辞書には、コンパクトにそれぞれの辞書に記載されている内容が網羅されていますので、調べたいことがすぐに調べられ、なにより電子辞書一体だけだと物理的に軽いです。

三つ目は、調べたい内容や語彙があれば、電子辞書に掲載されている内容であれば、すぐに調べられます。

本という辞書であれば、調べたい内容によって、辞書の種類を変えなければなりませんが、電子辞書は、調べたい内容を一括検索できます。

四つ目は、最近の電子辞書はiPadの技術を採用した手書きパッドが掲載されていますし、漢字を調べたり、英単語などの外国語を調べてたりしやすくなっています。

また、英単語などの外国語に関する辞書には、発音も配備されていますので、読み方も耳から入ってくることができ、発音記号の読み方を知らなくても読み方がわかるということです。

2. 電子辞書のデメリット

電子辞書は機械なので、本と違って、壊れてしまうことがあります。

しかし、本でも、長年使っていると、湿気によってカビが生えたりと壊れる可能性がありますが、本のほうが電子辞書よりは長く使えるというメリットがあります。

また、紙の辞書であれば、他の様々な単語に触れる機会があったりしますが、電子辞書は、あまり調べたい単語以外の単語に触れられる機会は少ないかもしれません。

特に、漢字や英単語などは、繰り返し学習することが大切になります。

学習意欲が高くないと、あまり何回も電子辞書で引いても頭に残らないかもしれません。

これは人によりけりだとは思います。

また、本来紙の辞書には、調べ方というものがあって、辞書に載せる規則のもとで、語彙が並んでいます。

例えば、漢和辞典だと、画数や部首、読み方を知らなければわからない漢字を調べることは出来ませんが、電子辞書は、それに関して知らなくても、手書きパッドで簡単に調べられます。

また、英和辞典でも、英単語に関しては、ABC……というアルファベット順に、そして国語辞典に関しては、あいう……という順に日本語を載せていますが、電子辞書しか使ったことがない人には、そのことを知らないかもしれません。

つまり、電子辞書の大きなデメリットは、本来の辞書の語彙の載せる規則を知ることができないという点にあります。

3. 中学生・高校生には、電子辞書は必須アイテム!

私が、電子辞書を使い出したのは、高校2年生の時です。

電子辞書を使おうと思ったきっかけは、当時の英語の先生が電子辞書を使っているのを目撃したという単純な理由からでした。

それまでは、紙の辞書を使って英単語を調べたり、国語辞典を調べたりして、学習していました。

毎日学校に重たい辞書を持っていくだけでも、一苦労でしたし、カバンに辞書の体積と重みにより他の教科の参考書を入れることも困難でした。

4. 文系には、電子辞書は必須アイテム!

上記のように、電子辞書の存在を高校2年生の時に知って初めて電子辞書を使うようになりました。

すると、毎日の通学もかなり楽になりましたし、学習に関しても、特に、英語や国語のような語学系や社会系のような文系科目を予習・復習するときにかなり時間短縮することができたりと学習に関して効率を上げることができました。

社会系に関しては、日本史、世界史、地理、政治経済、倫理などがありますが、これらは選択で、全部は高校ではしないんです。

しかし、自分が選択した科目以外の科目の内容も知ることができますし、高校までに習う内容は、一般常識ですから、やはり社会に出ると、それらの知識は必要になってきます。

自分が選択した社会系科目以外の科目の内容も電子辞書から学習することができます。

5. 理系にも、電子辞書は必須アイテム!

理数系に関しても、数学や理科に関しては、回りくどい内容で書かれてあったり、定義を曖昧にされたりして教科書に記述されていることも少なくなかったのですが、電子辞書では、数学や理科に関する専門用語もきちんと網羅されていることが少なくなく、むしろ教科書よりわかりやすい場合もありました。

例えば、微積分などは、積分の定義を高校では、区分求積法として、計算の手法として後で習いますが、辞書には、しっかりとRiemann積分の定義が載せてあったり、それと比較して、Lebegue積分や測度論に関しても少し軽く触る程度に載せてあったりします。

また、ニュートンの運動方程式については、高校では、運動第二法則を式にまとめているぐらいですが、電子辞書には、きちんと微分方程式として軽くですが記述しています。

本質的な内容を辞書には、軽く載せてあり、少し本質的な内容を知りたいと思う人は、電子辞書で調べてみると良いのではないかと思います。

6. 大学生も、電子辞書は必須アイテム!

大学に入ると第二外国語を履修しなければなりませんが、それに関しても、重たい紙の辞書よりも電子辞書の方が、わからない単語を即座に調べるとき、手っ取り早く時間をかけずに調べられますし、私は、大学でドイツ語とフランス語を学習していましたが、それらの言語に関しても、独和辞典、和独辞典、英独辞典、独英辞典、獨獨辞典など揃えると、紙の場合高額になりますし、重さや体積もかさばります。

また、フランス語に関しても同様です。

また、それらの言語以外にも他の言語を学ぶとき、元の電子辞書には、最近カードがあって、それを挿入すれば、ほかの大量の辞書がカードに掲載されていますので、データを付け足すだけで学習ができましたので、非常に電子辞書は便利です。

5. 主婦・主夫にも、電子辞書はおすすめ

電子辞書には、学校で習う内容以外にも様々な辞書を載せてあります。

例えば、家庭の医学がそうです。

料理を作るとき、栄養バランスを考えて家族のために、料理を作るわけですが、その栄養バランスを考えるとき、ビタミンやミネラルの含有量について知らなければなりません。

そのような内容が辞書に書いてあるんです。

家族の健康を守るためにも、電子辞書にはさまざまな豆知識が記載されています。

6. 社会人にも、電子辞書は役に立つ

社会に出ると、最近はITなどが発達して、パソコンが苦手という人もパソコンを使わざるを得ない状況にあると思います。

それに関しても、パソコン用語辞典というものがあり、パソコンに関する専門用語や主だったIT企業などを載せています。

パソコン用語は私にとっては、結構難しく、今でも受け付けない場合や、理解が困難な場合もありますが、電子辞書を引くと、わからない単語がわかるようになり、大いに助かっています。

この仕事をしているときでも、時たま電子辞書が役に立っています。

7. ビジネスにも、電子辞書は必要

ビジネスをするときは、やはりビジネス用語が必要になってきます。

私自身、ビジネス用語に関してはほとんど無知の状態で、まるで外国語を聞いているかのように思えるときがしばしばあります。

そのときには、経済・経営用語辞典がおすすめです。

経済・経営用語辞典には、学校でも政治経済で習うかもしれませんが、学校で習うことは一般教養なのでほんの少しです。

経済・経営用語辞典の方が、学校の政治経済の教科書や参考書よりもかなり専門的です。

これらを見ながら、株式に関する専門用語など少しずつですが、理解できるようになりました。

それでも、私にとっては、経済・経営用語は難解です。

8. インターネットで検索するよりはやはり電子辞書

インターネットでわからない単語を検索するときは、Wikipediaというサイトがあります。

しかし、Wikipediaは、誰でもが編集できるという点から、信憑性が少し低いです。

それに比べると、辞書は、専門家の監修のもと様々な用語が記載されていますので、Wikipediaよりも信憑性が高いです。

インターネットで検索するとき、必ずしも専門家がきちんとした信用のある実験データや論理的根拠のもとで、内容を記載しているというわけではありませんので、何が本当なのか、何が正しいのか自分の力で判断するのは、非常に難しいです。

しかし、辞書に載せてある内容は、上記のように信憑性が高いので、辞書に書かれてある内容を信じることができます。

したがって、分からない単語については、インターネットで検索するよりも、辞書で検索することが断然おすすめです。

まとめ

電子辞書は、紙の辞書よりも重量や体積が小さく、持ち運びが簡単です。

また、世代や職業に問わず、老若男女に使えるおすすめのアイテムだと結論付けることができます。

ただし、電子辞書は紙の辞書と違って、機械ですので紙の辞書とは違って、寿命が短い・壊れる可能性があるという点を頭に入れておかなければなりません。

辞書を引くのが面倒だと思う人でも、電子辞書なら分からない単語に遭遇しても面倒だと思わないのではないでしょうか?