電子辞書は英語が全くできない私のイギリス生活の必需品
夫の仕事の都合で、イギリスへの引っ越しが決まりました。
でも、中学生のころから英語は苦手でした。
それどころか、中学生のころに覚えたはずの文法や単語も危うい状態です。
高校生レベルの英語なんて、勉強したはずなのに全く記憶にありません。
とにかく英語圏で生活していくために必須だろうと、英語に特化した電子辞書を購入しました。
イギリス生活に必須の電子辞書
生活する中で、たくさんの単語と出会います。
そのものの見た目でわかるものも多いのですが、やはり案内を見ないとわからないことの方が多く、これは何?
ということが多いのです。
電子辞書ならたくさんの機能がコンパクトにまとまっているので、カバンに入れておくと非常に便利です。
何かあっても調べられる、ということが安心感にもつながりますので、電子辞書をいつも携帯しておくことはおすすめです。
買い物に必須の英和辞典と和英辞典
買い物に英和辞典と和英辞典は必須です。
欲しいものがどれかわからない、欲しいものがどこにあるのかわからないなんてことがたくさんあります。
買い物なんて単語がわからなくてもものを見れば何かわかって購入できるだろうと思っていましたが、見たことのないものや日本とは違う形状で販売されていることが多く、英単語は知っておかなければならないなと日々感じます。
英和辞典は見たことのない野菜や、日本の野菜と似ているけれどこれは本当にその野菜なのか?
という疑問がすぐに解消できます。
キャベツは3種類、じゃがいもは5種類以上が並んでおり、どれが何なのかわからなくなってくると、見た目で判断できそうなほかの野菜についても不安になってきます。
肉類に関しても、日本のように薄切りの状態で売られてはおらず、大きな固まりで売られている上に、切られ方が少し違うのでこれがどの部位の肉なのか、ということも調べてみないとわかりません。
そこにあるものが、欲しいものと合致しているのかを調べるためには英和辞典は必須です。
食料品以上にわからないのは日用品です。
洗剤や掃除用品が何に使うものなのかは、ボトルを見るだけではわかりません。
そのボトルの中身が本当に欲しいものなのかも電子辞書がなければ購入できないのです。
それがお目当てのものであっているのかを確認するのに英和辞典は必須でした。
和英辞典は、欲しいものを探すときに必要です。
欲しいものが決まっているときに、それの単語を探していくのです。
日本と同様に、スーパーはコーナーが分かれて天井から案内板がつるされているので、欲しいもののスペルがわかっていれば簡単探すこともできます。
店員へほしいものの説明をするときにも必須となっています。
会話の疑問解消に役立つスペリング辞典
レジや街中で声をかけられたとき、スペリングや意味を聞ければいいのですが、そのまま放っておくこともよくあります。
そんなときは、自分の耳で聞いた音しかわかりません。
そんなときは聞こえたカタカナで英語を検索できる辞書がおすすめです。
聞こえてきた英語をわからないとそのまま放っておくのではなく、覚えておいて時間があるときにカタカナで引いてみると、英語への理解がより深まります。
街中でよく聞く英単語は、会話でもよくつかわれるものなので、知っておくとコミュニケーションが円滑に進むようになると思います。
よく聞いて耳に残った言葉だけでもいいから確認してみることで、一歩一歩着実に英語への理解が深まるのです。
英語学習にぴったり
電子辞書を購入して初めて気づいたのが、学習機能が多いことです。
英語の学習のためにはとにかく辞書を引いて単語を確認していくことと思っていたのですが、辞書機能のみならず、リスニングや文法、発音、TOEICの勉強も電子辞書でできてしまうのです。
私の場合、読書が好きなのでまずは英語で本を読んでみました。
本を読むときにわからない単語を引くことは当たり前ですが、電子辞書では引いた単語の発音も確認することができます。
物語の中の会話の発音を聞いて、リピートすることで英語での会話が少しずつできるようになってきます。
発音トレーニングでは、お手本を聞くこともできる上に、自分の発音したものを録音して聞き返すことができて便利です。
点数もつけてくれるので、一人で本を読んだりCDを聞いて学習するよりも、結果が確認できるのがいいところです。
いくら練習しても、それが正しい発音なのか、本当に伝わるのかは英語で話してみないとわかりません。
でも、人と話せるほど英語力も自信も度胸もない場合には、一人で練習、確認できる電子辞書はおすすめです。
また、たくさんの英語学習機能が搭載されているので、電車での移動時間や待ち時間での学習にもおすすめです。
本での学習もよいのですが、本は嵩張るために何冊も携帯しておくのは難しいところです。
コンパクトに多種の学習機能がまとまっている電子辞書は、外出先での空き時間の勉強にぴったりなのです。
人とコミュニケーションをとってみる
人とコミュニケーションをとろうと思ったとき、会話の始め方というのは日本語でも難しいところです。
電子辞書には、英会話表現辞典や一言辞典などが入っていて、その場のシーンに合わせた英会話の文章を確認することができます。
コミュニケーションをとる前に、表現辞典や一言辞典で調べておくことで、会話のスタートをスムーズにすることができます。
よく使う感謝や謝罪、喜びの表現など感情を表す表現も確認しておくことで、自身の感情を表現、伝えることができます。
コミュニケーションをとる上でよく使うような言葉、よくあるようなシーンがまとめられているのでとても便利です。
イギリスでも役に立つ日本語辞典
イギリスで生活し、イギリス人と話してみることで思うのは、案外日本語を知らないなということです。
英会話を勉強するためには、英語で話をしてみることが必須ですが、海外には日本語を勉強する外国人がたくさんいます。
その人たちに日本語を教える代わりに英語を教えてもらうことができるのですが、日本語をしゃべる日本人であるにも関わらず、答えられない質問が多いのです。
日本語は喋ることができるけれど、日本語のこととを全然知らないのだなと感じます。
うまく説明できない言葉は広辞苑で
日本語を使用していても、あまり使わない言葉やイメージとしてつかめているものの細かくは分からない言葉は多々存在します。
そんな難しい言葉を質問されたりもするので、広辞苑が役立ちます。
日本語学習時に迷うことが多いらしく、よく質問される助詞や助動詞の使い方も詳しく書かれているので説明するときに便利です。
日本でよりも使う?数え方の辞典
物の数え方についても英語にはない考え方ということもあり、迷うところです。
でも、正しいものの数え方というのは難しいところです。
そんなときは、ものの数え方の辞典が役に立ちます。
日本にいるときよりも使うかもしれません。
説明するときだけでなく日本語を勉強する外国人との話題としてもおすすめです。
また、ものの数え方の理由も解説されているので便利です。
まとめ
イギリスで生活する上で電子辞書は必須となりましたが、英語圏での生活ではなくても英語を勉強したいときには電子辞書は1台買っておくと便利だと思います。
紙の辞書にはその良さがあると思いますが、やはり電子辞書はコンパクトで携帯に便利です。
1台持っておけば、辞書だけではなくたくさんの学習機能を使用することができ、空き時間に少し勉強することも可能ですし、リスニングに飽きたら発音、ゲーム感覚で楽しんでみるなど多種多様な勉強をすることができます。
空き時間を使って少しずつ勉強すること、その積み重ねが大切だと思います。