高校生が使う電子辞書を購入するときに知っておきたい4つのポイント

カシオ 電子辞書 エクスワード 高校生モデル XD-G4800BK ブラック コンテンツ150

高校生なら毎日の授業で使う電子辞書は必需品です。

紙辞書には紙辞書のよさがありますが、電子辞書は単語の発音を聞くことができるなど紙辞書にないメリットがたくさんあります。

薄くて軽くて持ち歩きやすい電子辞書は英語や国語の授業の予習復習に大活躍です。

ここでは電子辞書を購入する前に知っておきたいポイントを4つお伝えします。

電子辞書の対象をよく見て選ぶ

まずは機種の対象を確認して選びましょう。

多くの機種には「高校生向け」や「中学生向け」、「社会人向け」、「趣味用」など対象とする年代や専門分野が示されています。

購入後に辞書コンテンツを追加することができるとは言え、できるだけ初期設定のまま使った方が楽ですしお値段も安く済みます。

必要以上にコンテンツを多くしても使いこなせなくなる危険性があるので、対象年齢に合わせたものを選ぶのがベストです。

高校生ならどれを選ぶ?

高校生が使うのであればもちろん「高校生向け」を選びましょう。

これを選べばほぼ確実に利用頻度の高い英和辞典、和英辞典、国語辞典、古語辞典、漢和辞典は入っているはずです。

機種によっては歴史の用語集や百科事典など国語・英語以外の科目にも便利なコンテンツが入っていることがあります。

また単語帳やリスニング教材など辞書だけではなく学習用のコンテンツが搭載されていることも多いです。

このような高校生に便利な機能が詰まっているので高校生向けがおすすめです。

中学生のころに買ったものは使える?

中学生向けの電子辞書を高校に入学してからも使い続けることも可能です。

モデルが多少古くなっても使い勝手が派手に変わることは少ないですし、中身の辞書が改訂することはめったにありません。

辞書が改訂したからといってすぐに使えなくなるものではないので安心してください。

ただし、必要に応じて古語辞典やレベルにあった英語の辞書など高校生向けのコンテンツを追加することをおすすめします。

電子辞書に入っている辞書をみて選ぶ

電子辞書に入っている辞書は機種によって異なります。

学校によっては辞書の指定があることがあります。

先生の指示に沿った辞書を使える電子辞書を選んでください。

特に指示がないときは英和・和英辞典であればジーニアス英和・和英辞典、国語辞典であれば広辞苑と明鏡国語辞典または広辞苑と新明解国語辞典あたりが無難な組み合わせです。

古語は旺文社の全訳古語辞典が高校生には人気の辞書です。

簡単な辞書、易しい辞書には要注意

ベーシックジーニアス英和辞典が入っている電子辞書がありますが、これは高校生向けではなくどちらかというと中学生向けのものになります。

紙辞書では易しい辞書を使うと、文字が大きかったり読みやすかったりする工夫がされているので使う価値がありますが、電子辞書では文字の大きさも変わりませんし、レイアウトも他の難しい辞書と同じになってしまいます。

必要以上に易しいものを使っても語数が少ないだけで特にメリットはありません。

むしろ高校の教科書や大学受験に対応できなくなる恐れがあるので気をつけてください。

電子辞書のメーカーで選ぶ

電子辞書のメーカーで有名どころはカシオ、シャープです。

カシオのエクスワードがシェアNo.1で、二番手がシャープのブレインです。

このほかにSII(セイコーインスツル)やキャノンも電子辞書を販売しています。

SIIやキャノンの辞書は英語の辞書に強いといわれており、電子辞書としての機能を絞りながらも高レベルな英語能力を必要とする一部の大学受験生に愛用されています。

カシオ・エクスワード

カシオ 電子辞書 エクスワード 高校生モデル XD-G4800BK ブラック コンテンツ150

どのメーカーのものを購入するか迷ったら、カシオのエクスワードが外れがなく安心です。

癖のない辞書コンテンツを選んでおり、誰もが使いやすいモデルを販売しています。

また、純正のケースが販売されている点も使いやすいです。

最もシェアが高く、学校の中でも持っている人が多いので使い方に困ったときにすぐに聞くことができます。

学習コンテンツにも定評があります。

シャープ・ブレイン

シャープ カラ―電子辞書 Brain 高校生モデル ホワイト系 PW-SH3-W

カシオ・エクスワードの次に人気のブランドです。

かつてはカラー液晶をいち早く取り入れたり、ワンセグ機能を搭載したりするなど尖ったモデルが目立ちましたが、近年は落ち着いたようです。

周りの友達とかぶりたくない、だけど使いやすい電子辞書を使いたいという方におすすめです。

その他のメーカー・ブランド

こだわりのある人はカシオ・シャープ以外のSIIやキャノンなどの機種を選んでいます。

英語に強いブランドなので、英作文を必要とする方には向いています。

医歯薬系の難しい単語を含む英文を課す大学受験の問題に太刀打ちするには、レベルの高い辞典が必要なんだそうです。

多くの高校生には図書館にあるような大きな辞典は必要ではなく、かばんに入るサイズの辞典で十分です。

また難しい単語には大概注がついているので気にする必要はありません。

見た目重視またはこだわりのある方にはおすすめです。

デザイン・見た目で選ぶ

高校生たるもの、持ち歩くもののデザインは重要です。

電子辞書を買うときに、機種そのものと同時にケースを購入する人が大半です。

せっかくならかっこいいケースをつけてより愛着のわく電子辞書にしましょう。

ケースで個性を出して、より使いやすく、失くしにくくする工夫も大事です。

純正ケースを使う

カシオのエクスワードには純正ケースが準備されています。

純正なので、種類こそ少ないですが、電子辞書にぴったりのサイズのものを使うことができます。

家電量販店では電子辞書本体とセットで販売されていることも多いです。

ケースにはブックカバータイプのものとハードタイプのものがあります。

ブックカバータイプは開きやすく、思ったときにすぐに使うことができる点で便利です。

ただし、衝撃には弱いので落としたり、強い力で挟んだりすると電子辞書自体が壊れてしまう可能性があります。

一方でハードタイプのものはファスナーで開け閉めして使うので、若干使い始めるために手間がかかります。

でも、ファスナーがあることで、ちょっとした小物を一緒に収納することができる点は便利です。

学習コンテンツ用のイヤホンやタッチペン、ちょっとしたメモを一緒に入れておくことができます。

サードパーティのケースを使う

電子辞書ケースとしてサードパーティ製品も多く出回っています。

衝撃に強いもの、おしゃれなもの、安いものなど様々な観点で作られたケースが販売されています。

これらのケースは多くのメーカーの機種に対応するため、若干大きめに作られていることが多いです。

そのためゆとりがありすぎて鞄の場所をとってしまい困ることも少なくありません。

その代わり、純正ケースにはない色やデザインを使うことができます。

ケースの種類が多いので、学校の友達と同じものを選ぶ可能性が少なくなります。

自分の電子辞書だと一目でわかるので、みんなで持ち寄って勉強するときに混ざらないので便利です。

またどこかに置き忘れてしまったときも、ケースの色などですぐに自分のものを特定することができます。

ものをなくしやすい高校生にはぴったりですね。

まとめ

高校生が電子辞書を買うために知っておきたい4つのポイントを紹介しました。

高校の先生のおすすめがあれば、それに従って購入してください。

特に指導が無くて、こだわりがなければカシオのエクスワードがおすすめです。

対象年齢、搭載しているコンテンツ、ブランドに注目して機種を選んでみてください。

また、意外と高校生の鞄の扱いは雑なので壊れないようにケースもお忘れなく。

自分に合った電子辞書を購入して、よい高校生ライフをお送りください。