電子辞書を選ぶ際に、絶対に押さえておきたいポイント5点

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昨今では、若者の辞書離れが深刻であると言われております。

知らないことは、スマートフォンなどで調べればあっという間に調べられる時代になりました。

しかし、ネット上の情報は必ずしも正しい情報であるとは限りません。

その点、昔ながらの辞書で物事を調べることはより信頼感が高まります。

その辞書も、今では電子化されて持ち運びに不便だった大きさや重さが随分と改善されました。

そのような、電子辞書を購入する際の注意点をご紹介します。

電子辞書の分類

受験シーズンを迎え、第一志望を通過したなどの話題が絶えない近頃ですが、勉強道具のお供といえば辞書ではないでしょうか?

分厚い辞書を何冊も持ち運ぶのが不便なので、最近では電子辞書が主流になりつつあります。

昔と比べて電子辞書自体の値段も安く買い求めることができる時代になりました。

中学高や高校に進学する際に祖父母が入学祝いで、電子辞書を贈る家庭が増えております。

電子辞書は大きく分類して大きく二つに分かれます。

一つ目は、英語に特化したパターンの辞書です。

比較的安価にお買い求められます。

英単語を調べるのはもちろん、発音機能まであり実際に辞書が単語を読み上げてくれ、それを聞くことで単語の意味と発音まで勉強することが可能です。

2つ目は、専門知識ようです。

医学の分厚い本をまとめた辞書や、そのほかの専門用語をまとめた辞書が最近では出てきております。

それらの専門の道に進まなければ、一生触れることのない本まで収録されております。

ニーズが少ない分、英語の電子辞書に比べて割高と言えるでしょう。

このように、電子辞書を買い求める用途がはっきりしていれば、ニーズにぴったりあった電子辞書を買い求めることが可能です。

辞書を買う上でのポイント

コンテンツ

まずは先ほど挙げたように、自分が必要としているコンテンツがしっかりと収録されていないとならないのは当たり前です。

自分が専門的な知識が欲しいのに、英語に特化した電子辞書を購入しても、何の役にも立たないでしょう。

英語学習でも一般的な学習をしたいのか、最近では就職の際に必要なTOEICのための電子辞書もあります。

ビジネスで使える単語を集めていたり、実際にTOEICのように出題をしてくれて何日間のプログラムで自力で勉強して行くタイプのものもあります。

国語系の辞書だけでも、国語辞典、漢字・漢和辞典、カタカナ新語辞典、類語辞典、百科事典、などなど様々な辞典があるので、コンテンツ選びの重要性がわかります。

更に、将来必要な辞書が出てきそうな場合は、後付けできるタイプもあります。

あらかじめダウンロードされた辞書がMini SDカードに収録され、それを購入しご自身の辞書に差し込む事で辞書検索機能がアップグレードするという後付けシステムも発明されました。

使用用途としてただ単に後付けとして辞書を追加するだけではなく、何年かに1度の辞書のリニューアルにも対応してくれるので、常に最新版の辞書を持ち運ぶことができるようになりました。

音声機能

英語の辞書を例に挙げると、発音を勉強したいのかどうかの有無を確認する必要があります。

電子辞書には基本スピーカーがついていないものが多いので、発音までやってくれる辞書は特殊な分類に入ります。

ほとんどの電子辞書は発音記号までは表示するけど、発音はしてくれないようです。

このような、発音サポートシステムを自分が必要としているかどうかも検討材料です。

また、英語に特化した辞書でも、海外旅行に特化した英語の電子辞書も販売されております。

自分がレストランや道で困った時に、代わりに尋ねてくれたり、よく旅行で使いそうなフレーズをまとめてくれてあり、旅行ガイドブックのような機能も備わっているタイプもあります。

文字の大きさ

次に文字の大きさはとても大切です。

特にお年を召された方は、字が小さくて虫眼鏡で読まなくては読めないような字では、電子辞書を使用する頻度が下がってしまうことでしょう。

最近の電子辞書は、約3段階ほどで字の大きさを調節することが可能なタイプのものが多いようです。

さらに、白黒のディズプレーが当たり前でしたが、最近では多少値が張りますが、カラーディスプレータイプもあります。

画面の大きさ、明るさ、色も字の読みやすさに関わってくるので、その辺も考慮すると良いでしょう。

操作性

紙の辞書を引いていた年配の方には、電子機器が苦手な方がいます。

何か複雑な操作をしてからでなければ、自分の調べたいことがすぐに調べられないなどの壁がないのかを購入前に判断するといいでしょう。

辞書が何冊も入っているタイプの電子辞書ですと、何項目もある辞書の中から自分の使おうとしている辞書をクリックしてから調べ始めないといけないタイプや、一度調べ始めてしまってから途中で選ぶ辞書を勝手に絞ってくれて、その中から必要としている辞書を選ぶものなど、調べ方が会社によって多少違ってきます。

また、最近ではタッチパネル式も導入されており、直感的に操作ができるとお年寄りの方にも人気のモデルが続々と発表されております。

ただ単に画面をタッチするのではなく、調べたい感じなどをタッチペンで文字入力パネルに入れると、簡単に漢字を調べられるモデルもあります。

このように自分との相性探しがとても大切です。

価格

一番大事なのは、やはり価格ではないのでしょうか?

高すぎてしまっては、手が出ないでしょうし、いくら安くても必要な機能が備わっていないのであればその辞書は意味がなくなってしまうでしょう。

また、機能重視で行くなら、どこまでデザインは妥協できるのかや、電子辞書によって販売されている色が若干違ったりするので、自分の好みの色などの判断も必要になってきます。

また、毎日カバンに入れて運ぶ方なら、多少高くてもより軽いものがいいとお考えの方もいらっしゃるかもしれません。

メーカー別の特徴

電子辞書メーカーでトップ2をご紹介します。

カシオ計算機とシャープです。

これらのメーカーは、日本の電子辞書業界を牽引しております。

しかし、メーカーによって特徴が違うのでこの二つのメーカーの特徴をご紹介します。

その特徴によって、自分の求めている辞書のタイプがわかるでしょう。

カシオ計算機

カシオ 電子辞書 エクスワード プロフェッショナルモデル XD-Y20000 コンテンツ200

カシオは文系の方向けの辞書と言われております。

文学やクラシックの知識なども収録されている、Ex-wordという機種が特に人気を博しております。

日本文学作品や世界の文学作品を集めており、どこにいても文学を楽しむことができます。

また、正しい発音を耳から学ぶための発音機能も人気を集めております。

有名なクラシック音楽ですと、フレーズなども収録されているので音楽から文学までの芸術面の知識もカバーされております。

シャープ

シャープ カラ―電子辞書 Brain 大学生・ビジネスモデル 系 PW-SB3-K

次にシャープは動画やアプリで楽しく遊べることを売りにしております。

どちらかというと、直感的に学びたい方や学ぶための教材が欲しい方におすすめです。

NHKなどの動画も収録されており、動画で学ぶことが可能です。

また、アプリ形式で出題したり、資格や検定の問題を実際に解いてみることも可能です。

カラーの画面を駆使したり、辞書にイヤフォンを差し込んで、電車の中などでも学習することが可能になり、隙間時間の有効活用につながることでしょう。

まとめ

このように色々な辞書に特化した、電子辞書が販売されております。

まず始めに、自分がどのような辞書が必要で、どのような機能を求めているのかを把握することが大切です。

そして、時間軸で考えて後でアップグレードは必要なのかなど、検討要素に入れるといいでしょう。

辞書は使わないと始まらないので、操作性はとても重要なウェイトを占めていることは間違いありませんし、コンパクトサイズだから毎日肌身離さず持ち運び、必要な時に調べられる環境を整えるといいでしょう。