高校生におすすめの電子辞書とは?必要な性能と機能!
高校生になって勉強が難しくなってきたり、また大学受験を控える高校生にとって電子辞書は必要不可欠です。
またバイトや部活で勉強する時間が中々取れないという方にも、電子辞書はとてもおすすめです。
では高校生におすすめの電子辞書はどんなものでしょうか?
また電子辞書にはどのような機能が搭載されているのでしょうか?
電子辞書が高校生におすすめの理由
電子辞書といっても、今やスマホやパソコンですぐにでも情報を調べられるのに時代。
本当に必要あるのか、と疑問に思う方も多いと思います。
しかし現代の電子辞書は単に辞書として使うのではなく、内蔵されている多くのコンテンツ活用しながら学業を助けてくれる学習アイテムになっているのです。
紙媒体の辞書だとスペースをとってしまいますが、電子辞書はコンパクトなのでスペースを取らず、また調べたい項目もすぐに検索で出てきます。
特に受験勉強となってくると時間との勝負。
つまり電子辞書は高校生にとってなくてはならないものなのです。
おすすめの電子辞書EX-word
学生シェア№1と言われるのがカシオの「EX-word」シリーズの高校生版です。
では何故これが学生シェア№1なのでしょうか?
どのような機能があるのかご紹介します。
入力キーが大きいのに小型である
EX-word の入力キーのサイズが2016年モデルから大型化し、以前より入力がしやすくなりました。
これにより急いでいる時の入力ミスが減ったり、またキーの入力自体が苦手だった人にも大変使いやすくなりました。
しかも閉じると文庫本のサイズになり、また重さも約265gと軽量のため、通学の持ち運びも苦にならないのが魅力です。
豊富なコンテンツ
EX-word はコンテンツが豊富です。
例えば国語辞典なら、「広辞苑」「明鏡国語辞典」「新明解国語辞典」など、特色のある国語辞典が全て入っています。
また、漢字辞典や古語辞典、筆順辞典なども入っており、あらゆる国語系の辞典をカバーしてくれているのです。
英語辞書はというと、「ジーニアス」「ウィズダム」「オーレックス」など主要の英和・和英辞典が入っています。
2015年のモデル以降は「オックスフォード現代英英辞典」も加わり、さらにパワーアップしています。
もちろん辞書としての機能だけでなく、英単語のネイティブ発音を最大20万語も対応しています。
TOEICの問題集や英検の問題集など英語系もカバーしてくれているのがうれしいところです。
英語に力を入れている
上記にあげた通り、EX-wordは英語にも力を入れています。
「イングリッシュ・トレーニングジム」というコンテンツがありますが、これは英語コンテンツの使用状況をジャンル別に一覧しており、学習ペースや習得度が見てわかるようになっています。
これにより自分の学習の進行度や手の届いてない範囲なども把握することが出来ます。
中でも「発音トレーニング」は音声の後に実際に発音し、その発音を記録してさらに解析、評価までしてくれるものです。
高校生にとって控えている大学受験は英語が必須科目です。
そのため英語に力を入れてくれているEX-wordは高校生にとってかなりおすすめなのです。
ジャンプ機能
EX-wordにはジャンプ機能という便利な機能があります。
これは調べた言葉の意味から、さらに知りたい言葉があればジャンプ機能を使ってさらに調べることができるのです。
わざわざ新しいコンテンツを開き直して検索する必要がないので大変便利です。
こうやって、次々と知りたい言葉を調べていくという楽しみ方ができるのもEX-word の魅力の一つなのです。
マーカー機能
高校生には嬉しいマーカー機能というものがあります。
これは重要部分にマーカーを引いたり、付箋を付けたりすることが出来るというものです。
更にマーカーや付箋を付けた言葉をマーカー単語帳にまとめておくこともできます。
これはテスト対策などに大活躍しそうな機能です。
勉強以外のコンテンツ
EX-wordには、他にもいろいろなコンテンツがあります。
とくに2016年モデルには「山川一問一答日本史」「クラシック名曲1000フレーズ」 「3000文学さく品」「ひとり歩きの会話集」などが様々なコンテンツが入っています。
勉強以外にも使えるコンテンツが入っているのは、良い暇つぶしや息抜きになり従来の電子辞書とはまた違った楽しみ方が出来るのも魅力です。
カシオ XD-G4800
XD-G4800をご紹介したいと思います。
XD-G4800がカシオで最新モデルの電子辞書でなんとコンテンツ数は170種類にも増えています。
特にTOEICの教材や英会話、発音コンテンツや生活趣味実用のコンテンが充実しているのが特徴です。
受験対策のTOEICだけでなく、卒業してからの海外旅行に使えるのはうれしいところです。
またセンター試験対策として6教科全ての辞典が入っているので受験生にはバッチリです。
またカラーが以前のものに比べて増え、ホワイトにブラック、ライトピンク、ブルー、ビビッドピンクがあります。
女性に人気の色が増えたので、女子高生にも持ちやすくなりました。
付属品はUSBケーブルとイヤホンと乾電池ですが、残念ながらケースはついていないのでこちらは自分で用意しなければなりません。
また保証期間が1年と少ないのも難点かもしれません。
ただ多くのコンテンツを搭載し、デザインも増えているので新しく電子辞書を買いたいと考えているならこちらはおすすめです。
EX-word の注意点
そんな万能な電子辞書に思えるEX-wordにも、実は注意点があります。
何点かご紹介いたします。
乾電池式
それはEX-word は乾電池式だということです。
つまり電池の充電は、本体から取り外し、単三用の充電器を使って充電をしなければならないということです。
本体から直で充電ができないのは結構な手間で、また出先に電池が切れてしまうという危険もあります。
それがテスト当日や試験日だったりしたら大変です。
そのため小まめに充電を確認しておくか、常に単3形アルカリ乾電池を持ち歩くことが必要になってきます。
その手間が嫌だという人には、シャープのブレーンなどがおすすめです。
こちらは充電式なので、予め本体にコードを差して充電しておけばいきなり電源が落ちるということはありません。
また使い終わったら充電コードを差す、ということを習慣にしておけば安心だからです。
値段が高め
実はカシオのEX-wordは同じ電子辞書を出しているシャープに比べ、やや値段が高いです。
例えば先ほどご紹介した XD-G4800だと3万円近くしてしまいます。
大人からすると、シャープのものと比べても大した差には感じられないと思うかもしれませんが、バイトやお小遣いで生計を立てている高校生にとっては大きな問題かもしれません。
そのため購入の際は、値段も考慮して選ぶことが大切です。
まとめ
このように高校生には大変便利で役に立つコンテンツが揃っているのが電子辞書なのです。
効率よく学びたい、時間がない、という方には大変おすすめです。
また高校を卒業してからも使える機能が豊富にあるので、受験を機会に一台くらい持っていても損はないかもしれません。
楽しみながら学習することが出来る電子辞書。
悩んでいる方は是非検討してみて下さいね。