買うならどっち!?電子辞書と紙の辞書はどっちの方が良い?
家に辞書を買おうと思った時、最初に電子辞書を買うべきか、それとも紙の辞書をかうべきかということを考えていくでしょう。
でも、電子辞書と紙の辞書、どちらを買うのが効果的だと言えるのでしょうか?
ここではそんな、電子辞書を紙の辞書どちらの方が優れているのかということについてみていきます。
より魅力的に見えた方を買うと良いでしょう。
電子辞書はコスパが良い
電子辞書は、一見するとすごく高く見えるものです。
でも、紙の辞書を一つ買っても、3000円から4000円くらいはするものだと考えると、逆に電子辞書の方が安く思えるでしょう。
なぜなら、電子辞書には基本的には何種類もの辞書が入っていると言えるからです。
最低でも10種類くらいは入っていることが多いのではないでしょうか?
それだけ入っているのですから、本来であれば4万とか5万とかしてもおかしくありません。
しかし、1万から3万くらいで買えるものが多いです。
そう考えると、やはり電子辞書のコスパは良いと言えるのです。
必要なく見えるものもいずれ使うかもしれない
たしかに電子辞書に含まれている辞書は、これから先一切、一度も使わないものである可能性もあります。
でも、それは逆に言えば、今は絶対に使わないけど、これからもしかしたら使うかもしれないものでもあると言えます。
もしこれから使うのであれば、その時には全くお金をかけることなく辞書を手に入れることが出来ることになります。
そうなればそれは得でしょう。
そうなる可能性もあるわけですから、やはり電子辞書の方がコスパは良くなる可能性が高いのです。
たくさんの知識が付けられる
紙の辞書を見ていての、その一つの辞書に書いてあることしか覚えることができません。
でも、電子辞書であれば、他の辞書をダラダラ眺める事も出来ます。
ということは、あまりなじみのないジャンルの知識をつけることだってできるのです。
それも、一度お金を払ってしまえばタダで。
それは得以外の何ものでもないでしょう。
電子辞書は省スペースになる
電子辞書が紙の辞書よりも優れている点として、省スペースになるという事も挙げられます。
紙の辞書は、それ一つあるだけで随分な場所をとるくらいのボリュームがあります。
しかし電子辞書であれば、ちょっとしたタブレットくらいか、或いはそれよりも小さいと言えるでしょう。
そんなものにたくさんの辞書が詰まっているわけですから、スペースという観点で見れば、かなりの差が有ります。
もし電子辞書とくらいの辞書を紙の辞書で集めようと思ったら、本棚を2段くらい埋めてしまうことになるでしょうから。
スペースを使わないということは持ち運びもできる
電子辞書でスペースを使わないということは、その辞書を常に持ち歩くことも可能だということになります。
なぜならカバンの中のスペースを埋めないわけですから。
紙の辞書の場合は残念ながらそういうわけにはいきません。
紙の辞書の場合は、それ一つでかなりの大きさになります。
そして、重さもかなりのものとなるでしょう。
ということは当然、それを持ち運ぶのには適していないと言えるのです。
辞書を持ち運ぶ機会は意外と多い
ただ困ったことに、辞書を持ち運ぶ機会は意外と多いと言えます。
なぜなら、なにかわからない言葉や調べないとならないことと言うのは、家にいる時よりも外にいる時の方がたくさん訪れるからです。
たとえば学校にせよ会社にせよ、そういったところにいる時こそ、分からない言葉が飛び出してくるのです。
だから、辞書は外で使うことが多いはずです。
でも、紙の辞書のようになかなか外に持ち出せない辞書を使っていたらどうなるでしょうか?
その場では調べ物ができずに、家に帰ってから調べ物をすることになるでしょう。
ということはそれまでそのわからない言葉を覚えていないとならないということになります。
しかしそれは簡単ではありません。
そうして、結果的にわからないことがわからないままになる可能性も高いと言えるでしょう。
紙の辞書の方が記憶に定着しやすい
ここまででは紙の辞書よりも電子辞書の方が圧倒的に良いように思えます。
では、紙の辞書の良いところはどこなのでしょうか?
紙の辞書の良いところとしてまず挙げられるのは、記憶に定着しやすいということです。
同じ調べ物をするにしても、電子辞書と紙の辞書では、紙の辞書の方が記憶に定着しやすいという特徴があるのです。
それはなぜだかわかりますでしょうか?
それは、紙の辞書の方が調べるのに手間がかかるからです。
つまり、調べることにそれだけ苦労するから、その分だけ多少記憶に定着しやすくなると言えるのです。
記憶は色々情報があった方がとどまりやすい
記憶というのは、単にその結果よりも、その時の感情やプロセスなど、色々な情報があった方が覚えやすいのです。
分かりやすく言うと、実家にいる時にご飯や、実家でなくとも家族が作ってくれたご飯は、一昨日何食べたかと言われてもなかなか思いだせないでしょう。
でも、自分で買い物をして、自分で献立を考えて自分で調理をしている場合、一昨日何食べたかと言われても思いだしやすいです。
それは作る時のプロセスや作っている時の感情などがセットになっている為です。
紙の辞書で調べるというのは、自分で料理を作るようなものです。
対して電子辞書で調べるというのは、誰か料理を出してくれるようなものなのです。
だから、紙の辞書の方が記憶に定着しやすいと言えるのです。
どうせ調べるなら覚えやすい方が良い
どうせ何かを調べないとならないのであれば、覚えやすい方が良いと感じる人も多いのではないでしょうか?
電子辞書なら履歴に残るので、何回も調べることができますが、実際に覚えないと調べた意味もあまりないと言えます。
だから、記憶しないとならないのです。
記憶するなら、記憶しやすい調べ方をした方がはるかに楽です。
なので、覚えやすい紙の辞書を魅力的に感じる人も多いでしょう。
紙の辞書はついでに違う単語もおぼられる
電子辞書の場合でも、単語を調べた時に、それに近い意味の単語が出てくることはあるでしょう。
でも、紙の辞書の場合は、近い意味の単語だけではなく、スペルが近い単語がたくさん出てくるはずです。
なぜなら、紙の辞書はアルファベット順に単語が並べられているからです。
ということは、なにか一つの単語を調べた時に、紙の辞書の場合はついでにたくさんの単語を覚える事も出来るということになります。
もちろんその辞書の中には、そのレベルでは使わないような単語などもたくさんのっているかもしれません。
いや、確実にのっていると言えるでしょう。
でもいずれそうした単語も使う時が来ます。
真に頭を良くするためには、そうして幅広く色々な単語を覚えていった方が良いと言えるでしょう。
そういう使い方が出来るのは紙の辞書だけです。
もちろん幅広く覚えるにはそれだけ時間もかかりますが、そういう時間をかけても頭を良くしたいのであれば、紙の辞書はおすすめできます。
まとめ
電子辞書にも紙の辞書にもそれぞれいいことがありますが、電子辞書の方がより便利で、紙の辞書の方がより頭がよくなるといったイメージでいれば間違いないのではないでしょうか?
どちらも、辞書を選ぶ際には譲れないような魅力的な条件だと言えるので、ここから先はまさに好みや使用環境によってかわってくると言えるでしょう。