2017年型の大学生向けのおすすめの電子辞書について知ろう!
いくつものメーカーによって販売されている電子辞書は、使用している年齢層が幅広くなってきています。
高校生や大学生では大抵の人が持っていて、中学生でも持つ子どもが増えていき、小学生も増えています。
このように普及している電子辞書ですが、大学生や社会人になると学習の分野が少しずつ限られてくると思います。
大学生の場合はどのような電子辞書を選ぶのがおすすめなのかなどを紹介いたします。
大学生向けの電子辞書
電子辞書にはいくつものモデルがあることはご存知かと思います。
小学生向けや中学生向け、高校生向けや大学生向け、そしてビジネス向けなどがあります。
モデル分けされているのはそれぞれに収録されているコンテンツが異なり、その年齢に合ったものが収録されています。
高校生までだと学習する内容が決められているので、スタンダードモデルであれば問題なく使用することが出来ます。
ですが、大学生になると少々変わってきます。
大学生は人によって学習する内容が違うので誰もが同じ電子辞書というわけにはいきません。
もちろんスタンダードでもカバーできるところはありますが、専門用語の場合はカバーしきれなくなってしまいます。
なので、専門的な学習をするための人も含めて、おすすめの電子辞書を紹介していきます。
カシオ
カシオでは様々な電子製品が販売されていて、その中でも電子辞書のEX-wordシリーズが普及しています。
EX-wordシリーズは毎年新しいものが製造されていて、大学生向けもそれぞれの分野に適したものがいくつもあります。
それを紹介していきます。
EX-word XD-G9800
XD-G9800はカシオの大学生向けの電子辞書です。
大学生向けのスタンダードですが、基本的に実践的な英語をしっかりと学ぶための製品になります。
英語の大辞典が全部で5冊も搭載されていて、業務翻訳も確実に対応できる構成となっています。
大辞典だけでなく中辞典もしっかりと搭載されていて、現代英語に強い辞典もあり、英語に対しては充実したものとなっています。
国語系は広辞苑の代わりに現代語に強い大辞泉が採用されています。
中辞典も現代語に強い辞典が搭載され、漢和辞典に全訳古語辞典も搭載されているので、大学の基礎教養はしっかりと対応できます。
英語や国語だけでなく、社会に理科、生物や物理、そして百科事典などいくつものコンテンツが収録されています。
英語に重点を置いているので、TOEICやTOIFLE用の教材や問題集もあります。
英語モデルとなっていますが、他の教科も充実したもので総合的に高い機種となります。
語学科や大学院への進学、留学を視野に入れている人たちにおすすめになります。
EX-word XD-G9850
XD-G9850は理系大学生用の専門モデルです。
英語系はXD-G9800に比べると少し辞典が少なくなりますが、その分、理系の用語に対しての英語辞典が搭載されています。
社会や理科、百科事典など他の教科のコンテンツの構成はXD-G9800と同じになります。
XD-G9850は理系の専門モデルであるため、XD-G9800よりも英語系が少ないですが、大学の英語の授業にはさほど大きな問題にはなりません。
理系英語の授業ではしっかりとしたサポートをしてくれます。
理数系の学習や研究などを行う人にはおすすめの電子辞書になります。
EX-word XD-Y5700
XD-Y5700は医療系の大学生の学習をサポートする医学スタンダードモデルになります。
学習だけでなく実務のサポートにもなるように、医学は6つのコンテンツが収録されています。
医学の専門用語、薬剤の解説、医療英語などがラインアップされています。
国語系も英語系も豊富かつ多彩なコンテンツが収録されているので、専門的な用語もカバーできます。
医学生の人や医師・看護師の人たちにおすすめできます。
EX-word XD-G20000
XD-G20000はエクスワードの中でも最も多くの辞書が搭載されている最上級の機種になります。
英語系や国語系から様々な分野の専門書が搭載されているプロフェッショナルモデルとも言われています。
英語系は大辞典をはじめに英和・和英・英英辞典など大辞典が6種も搭載されています。
大学生向きの辞典だけでなく高校生向きの辞典も搭載されています。
また、ビジネス英語や英会話、自然系といった専門教科など数多くのものが収録されていて、その量は圧倒的で、学習や研究に翻訳やグローバルビジネスなど幅広く活用可能になっています。
国語系は、広辞苑が搭載され、中辞典・古語辞典・看護辞典の代表的なものが搭載されています。
また、専門的な用語の多い大辞典も搭載されています。
国文系や日本史系だけでなく、論文やレポートにも十分に有効活用が出来ます。
他は日本史や世界史、生物や物理に科学、百科事典類はしっかりと搭載されています。
ただし、理系の専門辞書は省略され、TOEICや就活などのその他のコンテンツはXD-G9800よりは弱めになっています。
語学系や大学院の進学を視野に学習する人たちにはおすすめになります。
シャープ
カシオの次に人気のあるのがシャープの電子辞書になります。
シャープの電子辞書の種類は、カシオに比べるとそれほど多くはありませんが、それぞれの年代に合わせたものが作られています。
その中でもシャープの大学生向けのものを紹介します。
Brain PW-SB4
PW-SB4はシャープの大学生・ビジネス向けモデルになります。
収録されている内容から考えられる最適のモデルと言われています。
英語系は4つの英和大辞典が搭載されています。
4つの内の2つの大辞典は、大学での専門的な英語学習においてしっかりとサポートをしてくれるものになります。
また、理系の専門用語対策の大辞典が搭載されています。
英英辞典はOXFORDとロングマンが収録されています。
カシオのXD-G9800に比べて英語系のコンテンツはやや少なめになりますが、辞典に偏りがなく万遍に搭載されています。
大学の英語学習は充分に対応できますし、専門用語でもサポートしてくれます。
国語系は他のシャープの電子辞書に収録されているコンテンツ数の割合と比べると少なめになっています。
ただし、レポートの執筆に役立つ辞典がいくつか搭載され、新しい辞典も収録されるようになりました。
国語や百科事典などはすこし少ないところがありますが、その代わりに英語に関してはより幅広く有効活用できるようになっています。
その他
大学生になると、中学や高校のように万遍なく勉強するわけではありません。
自分が進む学科や将来に関わる勉強をするためのサポートのためにも電子辞書は必要になると思います。
上記でいくつか紹介した電子辞書は2017年度のものが中心となっています。
メーカーによって異なりますが、2015・16年度と比べるとそこまでの変化はありません。
液晶の品質や大きさといった本体性能に関してはほとんど同じになります。
変わることは元々ある機能の一部分の変更や新しい機能の搭載などといったところです。
また、機能だけでなく収録されるコンテンツが少しだけ変わることがあります。
カシオはいくつか紹介したほかにも、英語だけでなく中国語・韓国語・ドイツ語などいくつかの外国語を専門にしたモデルが存在します。
機能やコンテンツが少ししか変更せずそれを気にしないというのであれば、製品の価格で決めるという考えもあります。
1年前のものであればそれほどの変更点はないので、少し価格を抑えたものを選んでも授業に対応していけると思われます。
まとめ
2017年度の電子辞書のおすすめをいくつか紹介させていただきました。
メーカーが異なる電子辞書といっても、収録される辞書は似たようなものが多くあります。
一番の違いが分かるのは、それぞれの機能になると思います。
もし買うならば、まずは自分の学習に一番対応できるモデルを選んでみて下さい。
そこから機能や価格などを考えてみるといいと思います。