カシオの電子辞書・エクスワードを徹底解説! 今こそ電子辞書を買ってみませんか
教養ブームで、書籍店の軒先に難しい言葉を使う書籍も多く並ぶようになった昨今。
用語や基礎知識の荒波を超えるために、ハンディタイプの手軽な辞書が欲しいと思っていませんか?
確かにスマートフォンやタブレットでも用は足せますが、プロの編纂した正しい知識を手に入れるなら、やっぱり辞書。
そこで、今回はカシオの主力電子辞書の紹介をしていきます。
カシオ電子辞書の人気の秘密
電子辞書で何がいい?
と聞かれた場合、筆者は断然カシオをおすすめします。
お値段が高く「気軽に手を出すのはちょっと…」とか、「タブレットやスマートフォンのアプリでいいのでは?」という疑問も多数上がってくるかと考えます。
そのなかでも特に筆者が推す理由を、まずは挙げていきたいと思います。
とにかく収録冊子数が豊富
カシオの電子辞書の特徴として、他の電子辞書に比べて圧倒的に蔵書数が多いというところにあります。
百科事典は一冊だけでなく、3~4冊がベース。
英語にいたっては、最下位のモデルでも英和・和英辞書はもちろん、練習教材となるような冊子を収録しています。
とりわけ語学学習をする人に人気なのが特徴的ですが、カシオの巨額の投資により、ウィキペディアなどよりもずっと多くの情報を網羅しているプレミア感がいいですね。
なかには、俳句や数か国語の簡単なフレーズ・歴史の教科書を収録したものもあり、教養ブームの今こそ手に入れたい一台ではないでしょうか。
こだわりのインタフェース
インタフェースについても、つい10年ほど前に想像したような「電子辞書」とはまったくことなります。
カラーで見やすく、タッチペンも付属し、スマホ感覚で扱えるようになっています。
キーボードもJIS規格にそったものになっており、パソコン世代でも操作は楽々。
それでいてインターネットにない情報があるわけですから、最高と言えます。
そもそもあまりパソコンを使わない・けれども調べものにはこだわりがある…というかたは、使いやすいこの一台をもってみるのがよろしいかと存じます。
幅広い層に人気のあるフォルム・操作感を備えているのが、カシオの電子辞書の特徴です。
エクスワードの長所
さて、ここまでカシオ「エクスワード」の特徴を簡単に紹介してきましたが、具体的なお話に入っていきたいと思います。
エクスワードの長所は様々ありますが、何より一番大きいのは、学生の需要で言えばシェアトップの座をキープしつづけている点ではないでしょうか。
進学塾や学校でも積極的に推奨している電子辞書シリーズであり、操作が分からなくなってしまっても、気軽に人に尋ねることができます。
もう一点言えるのは、前述でも触れましたが、語学学習機能の高さです。
英語のリスニング教材やラジオ講座などを収録しているのは、数あるメーカー・機種のなかでも、エクスワードシリーズのみとなっています。
通勤や通学途中のリスニング・教科書などが手元にない時の学習もこの一台で解決することができますし、とりわけ英語を多角的に学びたい人にとってはかなり有利な「教材」となるのではないでしょうか。
他にも、古典学習や漢文学習・日本や海外の文化に関する辞典・百科事典の収録数も豊富です。
後述するアマゾン人気ナンバーワンのモデルも、これらをしっかりと収録しているので、セカンドライフで気軽に学習を楽しみたい人にもおすすめ。
もっと言えば、モデルによってある程度収録冊子の方向性が決まっているのもうれしいです。
需要にあわせて、しっかりと見定めることができます。
利便性の面でみても、エクスワードは極めて優れています。
キーボードはJIS規格のもので、パソコンにある程度慣れている人は勿論のこと、コンピュータは苦手だけど調べものは積極的にしたい…という人にもニーズがあります。
タッチペンも付属しており、ちょっとしたスマートフォン・タブレット感覚で操作できるのも魅力的。
突然の充電切れなどの心配もありません。
ボタン電池・単三電池などでも稼働しますし、パソコンからの給電でも動きます。
また、ひと昔前の電子辞書特有の無骨さもほとんどありません。
カラー展開は非常に豊富・重量も260g程度で、専用のカバーもあります。
アイテムに気を遣う女性でも気軽に持ち運んで使うことが出来ますし、お気に入りの一台になること間違いなしです。
このように、枚挙に暇がないほどいいところずくしのエクスワードですが、一部短所もあります。
少しその部分に触れておきたいと思います。
エクスワードの短所
まず第一に、口コミレビューからの情報ではありますが、「文字拡大機能などがなく、高齢者にとっては使いづらいシーンがある」ということです。
確かに筆者も所持していますが、なにせ小さい画面にたくさんの情報を詰め込むものですから、親世代へのプレゼントをする場合は実機をたしかめてもらってからにしたいなぁと考えるところも。
あとは、一部の声ではありますが、キーボードタッチに対するレスポンスが遅いと感じるかたもいるようです。
しかし、シェアトップの機種なのでどこの家電量販店でも実機を試せますし、この点についての個人差はお近くの店舗で試してみるのがよいでしょう。
残る問題は、案外モデルチェンジの速度が速いという点です。
毎年、学生需要のあがる年末~3月にかけて新モデルの発表が行われるようですが、購入の時期が悪いとすぐに次のモデルが出てがっかり…なんていう声もあります。
家電量販店などで意見を聞きながら購入するのが吉かもしれません。
全体的に見れば、単純に電子辞書としての欠点は非常に少ないのが特徴です。
ばりばり本を読む人・受験生・主婦や主夫のかた、誰でも気軽に便利につかえるのがよいところですね。
人気のモデル
最後に、アマゾンで人気のモデルのご紹介をして終わりたいと思います。
筆者も使用しており、これ一台さえあれば家庭で起こる疑問は大体解決できるのではないか?
と個人的に思っております。
是非ご覧ください。
生活・教養モデル XD-Y6500GD
こちらの特徴は、収録冊子のカテゴリー幅が非常にひろいことにあります。
世界史・日本史の教科書、古典、漢文、俳句、はては料理や家庭菜園に関する冊子も収録しています。
その分、英語の収録冊子数は、後述する高校生向けモデルに比べると見劣りがします。
しかしながら、文筆家・一般的にライターと呼ばれる人にも高い支持を浴びており、日本語の知識・日本語で十分な知識を手に入れるのであれば、このモデルで十分と言えるのではないでしょうか。
価格もアマゾンであれば2万円台前半と、エクスワードシリーズのなかではかなり控えめになっています。
ベストセラー商品のひとつなので、是非調べてみてください。
高校生モデル XD-Y4800WE
前述した通り、こちらのモデルは英語の学習に使える教材が豊富に収録されています。
具体的には、NHKのラジオ講座・高校で使われる一般的な文法書・単語帳など。
カシオ独自の学習機能と合わせて使えば、これ一台で英語は完璧になるかもしれません。
ただし、ご家庭で広く一般的に使えるか?
という面においては生活・教養モデルに見劣りする部分があるので、ご注意を。
まとめ
カシオの電子辞書「エクスワード」は、本文中にもあった通り、数多くの塾や学校での推奨実績・事実上のシェアももつ、電子辞書会のトップランカーです。
それゆえ、機能の拡張もますます目覚ましく、いまや「買うならこれが一番」とビジネスパーソンやセカンドライフ中のかたにも言われるようになりました