良いものを買うべき?電子辞書は1個買えばずっと使える?
電子辞書を買う際には、すごく良いものを買うか、それとも適度なレベルの手頃のものを買うか迷うでしょう。
もし高いものを買って、それがずっと使えるのであれば、高い物を買うのもアリですが、高いものを買ったあげくあまり長い間は使えないのであれば、それはあまりおすすめできません。
そこでここでは、電子辞書は1個買えばずっと使えるかという事についてみていきます。
電子辞書にも適切なグレードがある
電子辞書には、実は適切なグレードがあります。
ここでいうグレードとは、金額のことではありません。
確かに金額にもグレードはあります。
金額が高ければ、便利な機能がついていたり、あるいは収録されている辞書の種類が多かったりもしてくるでしょう。
だから、そういう意味でのグレードもありますが、ここで言っているグレードとは、そういう意味でのグレードではありません。
では、ここで言っているグレードとはどのような意味になるのでしょうか?
ここで言うグレードとは、対象年齢のことです。
電子辞書には、中学生向けの内容の辞書が収録されているものもあれば、大学生向けのものもあれば、社会人向けのものもあります。
なので、そのグレードが変わってくると、当然その電子辞書では物足りなくなるでしょう。
ずっと使えるかは年齢による
そうしてグレードがあるわけなのですから、その電子辞書がずっと使えるかどうかというのは、その電子辞書を使う方の年齢にもよると言えるでしょう。
その電子辞書を使う方が、もうすでに大人なのであれば、良い電子辞書をかえば、これから先ある程度長く使うことは出来るでしょう。
だから、もしある程度大人なのであれば、良い電子辞書を買うのもおすすめできます。
でも、たとえば中学生なのであれば、これから高校生向けに買い替えたり、あるいは大学生向けに買い替えたりしないとならなくなります。
ということは、長くても3年では買い替えないとならなくなります。
3年で買い替えないとならないのに、たとえば6万円する電子辞書を買っていたら、年間で2万円かかることになります。
電子辞書は、2万円くらいで買えるものも多いですから、本来であれば、3年間で2万円くらいで済むはずなのに、それが3倍にもなってしまいます。
それはやはりコスパが悪いでしょう。
なので、若い世代に電子辞書を買う場合には、ずっと使えるという事はないと思っていた方が良いでしょう。
ある程度安いものを買うのがおすすめです。
電池の問題でずっと使えないという事もある
電子辞書は、電池の問題によっても、ずっと使う事は難しいと言えます。
電子辞書の電池方式は2パターンあると言えます。
まず一つは、乾電池で作動するタイプです。
こちらであれば、乾電池を買い替えるだけで問題なく使用出来るので比較的にずっと使用できると言えるでしょう。
しかし、充電式の電子辞書の場合は話が別です。
電子辞書には、充電式の電子辞書もあります。
そんな充電式の電子辞書を使用している場合には、その電池が問題でずっと使えなくなることが多いのです。
充電式の電池は次第に弱ってしまう
なぜなら、充電式の電池は、次第に弱ってしまうと言えるからです。
充電式の電池と言うのは、どんな電池であっても、充電と放電を繰り返していくうちに、弱っていってしまいます。
たとえばノートパソコンでも、最初は電源を外してもある程度長い時間使えたのに、充電と使用を繰り返しているうちに、電源につながないと1時間も持たなくなるという事があります。
そのように、充電式の電池と言うのは、基本的に弱るものだと言えるのです。
そんな風に弱ってしまう充電式の電池のタイプの電子辞書では、長く使おうとしても、いずれ、朝フル充電だったのに、昼にはもうほとんど電池がなくなってしまっていって、結果外では全然使えなくなるということが出てきます。
そういうことがあるので、充電式の電池を使用しているタイプの電子辞書の場合は、その電池のせいで長く使う事は出来ないと言えます。
ということはつまり、充電式の電池を使用しているタイプの電子辞書を買うのであれば、高い電子辞書を買うのは勿体ないという事です。
それは、たとえ高くて良い電子辞書でも、逃れることは出来ませんから。
壊れてしまうリスクもある
また電子辞書には、壊れてしまうリスクもあると言えます。
というのも、電子辞書は、たとえ高くても、或いは安かったとしても、乱雑に扱われがちなものになります。
カバンの中にダイレクトに入れられることも多いですし、そしてそんな風にカバンの中に入れていると、それがカバンの中にはいっていることを忘れて、カバンごと乱雑に扱ってしまったりします。
もしくは、自分としては丁寧に使っているつもりでも、何かの拍子に落としてしまったり、踏んづけてしまったりすることはあります。
だから、電子辞書と言うのは意外と壊れやすい物だと言えるのです。
修理費用は高いことが多い
そしてそんな電子辞書の修理費用は、高いことが多いです。
液晶割れなどの葉損の場合は、3万円くらいしてきてしまうこともあります。
それではもはや、修理するよりも買い替えた方がコスパよく感じるようになるでしょう。
しかし、もし高い電子辞書を買っていたら、そういう時に簡単に買い替えることは出来なくなるでしょう。
だから、高いお金を払って修理しないとならなくなります。
でもそれはやはり、気分的にはあまり良いものではないでしょう。
電子辞書は壊れづらいものではない
そして電子辞書と言うのは、あまり壊れづらいものではありません。
それは、先にあげてきたように、乱雑に扱われることが多いからという事ではなくて、シンプルに、耐久性があまりないからだと言えます。
スマートフォンなどもそうですが、ちょっと落としただけで割れてしまったりするでしょう。
だから細心の注意を払って扱わないとなりません。
でも、どれだけ注意していても、うっかりと落としてしまうことはあります。
ましてや電子辞書は、大きさもまずまずありますから、落としやすいと言えるでしょう。
ということはつまり、壊れやすいということになるのです。
なので、ずっと使えるとは思わない方が適切でしょう。
基本的にはずっとは使えない
このように、電子辞書と言うのは、グレードがあったり、あるいは電池に問題があったり、もしくは壊れやすかったりするので、基本的にはあまりずっとは使えないと考えた方が良いでしょう。
ずっとは使えないということは、いずれ買い替えることを想定して買うべきものなのです。
なので、すごく高い最高級の電子辞書のようなものを買うのは、おすすめできません。
お金にすごく余裕があれば話は別ですが、今の時代あまりそういう方もいないでしょう。
だから、そうではなく、基本的には相場くらいの値段の電子辞書を買うようにするのがおすすめです。
それならば、適度に買い替えつつ、ずっと自分に適したもの、そして状態の良いものを使用して勉強していけるようになるでしょう。
そうできるに越したことはありません。
まとめ
電子辞書は、色々な面から、ずっと使えるという事はないと言えます。
なので、ずっと使えるようなハイグレードの電子辞書を買うのはダメです。
また、そもそも大人になるとあまり電子辞書を開く機会もなくなります。
勉強することがなくなっていきますから。
そういう意味でも、あまり良い電子辞書を買うのは損だと言えるでしょう。