どっちも効果的だけど…電子辞書派と紙の辞書派のそれぞれの意見

辞書には、電子辞書と紙の辞書があります。

そして、そんな2つがあるわけなのですから、普段使う辞書が、電子辞書であるという方と、紙の辞書であるという方の2パターンがあります。

では、それぞれなぜ電子辞書を選び、なぜ紙の辞書を選んだのでしょうか?

ここではそんな、それぞれの意見についてまとめてみたいと思います。

電子辞書は調べるのがすごく早い

電子辞書派の意見としては、やはり紙の辞書と比べて調べるのがすごく早いという意見が多いです。

紙の辞書だと、一つの言葉を調べるのに1分以上かかることもあります。

でも、電子辞書の場合であれば、10秒かからない程度で調べることが出来ると言えるでしょう。

それだけのスピードの差があれば、やはり電子辞書を選ぶのも納得できる話になります。

調べる能力は辞書で一番大切な点

こうして、何かを調べる能力と言うのは、辞書において一番大切な点だと言えるのではないでしょうか?

なぜ辞書を使うのかと言うと、それは何か分からない言葉を調べる為になります。

分からない言葉を調べる為に辞書を使うのに、ソレを調べるの時間がかかっていたのでは、やはり同じ時間で調べられる言葉の数も変わってきます。

となるとやはり、あまり数を調べることが出来ない方は、辞書として大切な能力で劣っていると言わざるを得ないでしょう。

つまり、紙の辞書は、電子辞書よりも辞書としてはおとっているという事になります。

もちろん、辞書としての能力で劣っていても、電子辞書ではなく紙の辞書を選ぶ方もいるわけですから、紙の辞書にはそれなりのメリットもあるのでしょうが、こと何かを調べるという能力では、電子辞書の方が上で、何かを調べることが多いという方にはやはり、電子辞書がおすすめになります。

電子辞書は持ち運びが簡単

電子辞書を使う派の意見としては、持ち運びが簡単だという事もあります。

電子辞書は、あまり大きいものではありません。

もちろんそこまで小さいものではありませんが、パソコンのように大きいわけでもありませんし、当然紙の辞書よりもかなり小さいと言えます。

そして、小さいだけではなく、重さもあまりありません。

すごく軽いというわけではありませんが、少なくとも紙の辞書に比べるとかなり軽いことは間違いないでしょう。

そうして、小さくて軽いわけなのですから、当然それを持ち運ぶことは簡単だと言えるでしょう。

そしてそんな、簡単に持ち運ぶことができるということも、電子辞書の利点になります。

外で勉強することも多いから

なぜなら、勉強する際には、外で勉強することも多いからです。

もちろん中には家でしか勉強をしないという方もいるかもしれませんが、多くの場合で、家の中だけで勉強していたら次第に気分がめいってくるでしょう。

気分がめいってくると、勉強にも集中できなくなります。

だから、気分転換を兼ねて、ファミレスやカフェ、そして図書館などで勉強したくなることもあるのです。

でも、そうして外で勉強する際、紙の辞書を持っていくとなると、すごく邪魔ですし、そして何より重たいです。

なので、それを持っていくわけにはいかなくなるでしょう。

しかし、やはり辞書がないと分からないことを調べることができません。

分からないことを調べることが出来ないとなると、やはり勉強をしていてもあまりはかどらないと言えるでしょう。

だから、効率が悪くなってしまいます。

でも、持っているのが電子辞書だったらどうでしょうか?

電子辞書であれば、軽くて小さくて簡単にカバンに入れて持ち運ぶことができます。

なので、外で勉強をしようと思った時にも、それを持って行けるようになるでしょう。

そして、分からないところはそれですぐに調べることができます。

そうなれば、勉強もはかどるでしょう。

そういうことがあるので、電子辞書の小さくて軽くて持ち運びがしやすいという利点は、すごく頼りになるものだと言えるでしょう。

紙の辞書はテストでも使えることが多い

では、紙の辞書を使う方の意見には、どのような意見があるでしょうか?

紙の辞書派の意見として多いのが、試験でも役に立つという事です。

たとえば大学生の試験では、辞書持ち込み可とされていることが多いです。

でも、ここで言う辞書とは、電子辞書のことではなく、紙の辞書のことであることも多いのです。

なので、辞書持込み可と言われて、意気揚々と電子辞書を持って行ったら、試験が終わるまで没収されてしまうことがあります。

そうなると、当然ながら辞書持ち込み可の試験なのに、辞書なしで勝負しないとならなくなります。

それではすごく不利になるでしょう。

また、たとえばそれに事前に気が付き、普段は電子辞書派の人でも、試験には紙の辞書を持っていったとします。

でも、普段電子辞書に慣れている分、いざ紙の辞書でいろいろ調べながら解答していこうと思っても、自分が求めるものが全然引けない可能性があるのです。

それではやはり、試験もいい成績にはならないでしょう。

そうならないようにするためには、普段から紙の辞書に慣れておかないとなりません。

だから、紙の辞書を普段から使用しているという方が意外と多いのです。

主に大学生がこれにあたる

試験に辞書を持ち込むことができるのは、主に大学生になります。

だから、こうした紙の辞書派だという方には、大学生の方が多いです。

大学生になると、電子辞書を買えと言われることも多いですから、電子辞書派の方が多そうな大学生ですが、意外とこういう理由で紙の辞書派でやっていっている方もいるのです。

紙の辞書はとにかく安い

紙の辞書派の方の意見としては、やはり紙の辞書は安いから紙の辞書を利用しているという方もすごく多いです。

実際には、1冊1冊の金額で見ていけば、はるかに電子辞書の方が安くはなります。

電子辞書にはたくさんの辞書が搭載されていますが、それでだいたい2万円から3万円くらいになります。

でも、紙の辞書は、それ一つで3000円くらいになります。

電子辞書は、間違いなく10冊以上の辞書は収録されていますから、電子辞書の方がはるかに安いとなるのです。

しかし、そんな風にたくさん収録されている中には、まったく使わない辞書もあるでしょう。

そんな全く使用しない辞書の分も含めて2万円から3万円出すよりは、使用する辞書だけに3000円払った方がはるかにコスパがよくなることもあります。

あるいは、そもそも2万から3万円という、電子辞書にかかる初期費用が出せないという方もいるでしょう。

2万円から3万円くらいというと、大したことない金額のように思える方もいるかもしれません。

でも、2万円から3万円がキツい方だってたくさんいます。

そういう方は、そもそも紙の辞書しか買えないのです。

だから紙の辞書派をしているという方も一定数いるのです。

コスパはどんな辞書が必要かによって変わってくる

どっちの辞書がコスパが良いかというのは、どんな辞書が必要かによって変わってくるでしょう。

英和だけが必要ならば、紙の方がはるかにコスパは良いです。

でもそれに加えて英英や和英、そして国語などあと幾つかの辞書もあったらいいなと思うのであれば、電子辞書の方がコスパは良くなるでしょう。

まとめ

電子辞書派の意見も、紙の辞書派の意見も、どちらも間違った意見ではありません。

なのでそういう色々な意見を見てみて、自分にはどっちの方が合っているだろうかという事を良く考えて、辞書を選んでいくと良いでしょう。

そうすれば、電子辞書を選ぶにしても紙の辞書を選ぶにしても、失敗しない辞書選びが出来るはずですから。