中高一貫の子に電子辞書を買うならば高校生用?それとも中学生用?
中高一貫の学校は最近すごく増えてきています。
それには、勉強面や人間関係の面ですごくメリットがあると言えるのですが、そんな中高一貫に通う学生に電子辞書を買うという際には、中学生用を買うべきか、それとも高校生用を買うべきか困ってしまうところもあるでしょう。
そこでここでは、中高一貫の子に電子辞書を買うならば、高校生用かそれとも中学生用かということについてみていきたいと思います。
中高一貫の子には高校生用がおすすめ
まず結論から見ていくと、中高一貫の学生に電子辞書を買うのであれば、高校生用の電子辞書がおすすめになります。
電子辞書は、大は小を兼ねるが当てはまるものだと言えるでしょう。
なので高校生用の電子辞書であれば、中学生用のことも問題なく調べることが出来るでしょう。
しかし、中学生用の電子辞書の場合、自分が調べたいことが搭載されていない可能性があるのです。
そうなれば、やはり高校生の勉強を始める際には、また改めて高校生用の電子辞書を買い与えないとならなくなります。
それは、コスパが悪いでしょう。
電子辞書はどちらもまずまず高い
電子辞書は、高校生用であっても、あるいは中学生用であっても、どちらもそれなりに高いと言えます。
なので、高校生用の電子辞書をまた後で買い直さないとならないとなると、その負担はそれなりに大きくなってしまうでしょう。
中高一貫に多いのは、やはり私立なのではないでしょうか?
最近では公立も増えてきてはいますが、それでもやはり現状多いのは私立になるはずです。
そしてそんな私立は、学費がすごく高いです。
公立と比べると雲泥の差になるでしょう。
そんなすごく高い学費をはらっているのに、さらにまた電子辞書の分のお金がかかるというのは、抵抗がある方もいるでしょう。
私立に通っている学生の全てが、経済的に恵まれているわけではないでしょうから。
電子辞書は6年くらい持つ
中高一貫の子に買い与えるならば、中学生用の電子辞書ではなく高校生用の電子辞書がおすすめだというのは、電子辞書は6年くらいであればそれ一つで持つからということでもあります。
中高一貫の子に高校生用の電子辞書を与える際に困るのが、それを与えたところで、高校3年生になるまでその電子辞書が持つのかということになるでしょう。
たとえば、もし電子辞書が3年しかもたないのであれば、高校生用の電子辞書を中学1年生の段階で買ったところで、結果使わない機能ばかりで持てあますことになるでしょう。
それではあまり意味がありません。
でも電子辞書は、3年しかもたないと言うことはまずありません。
基本的には6年位は問題なく使用できるでしょう。
だから、最初に高校生用の電子辞書を買った方が、やはりコスパが良いと言えるのです。
全ての電子辞書でそれだけ持つわけではない
ただ、すべての電子辞書でそれだけ持つわけではありません。
場合によっては2年3年程度でダメになってしまうこともあるでしょう。
たとえば、充電式の電子辞書の場合は、そのくらいで電池が弱ってきてしまうことがあります。
そうすると、朝きちんと全開に充電してから出かけたのに、お昼ごろには電池が切れてしまうようになったりもするのです。
もしそうなってしまったら、やはりまた買い直さないとならないので、それはやはりすごく損だと言えるでしょう。
なので、高校生用の電子辞書の中でも、電池式の電子辞書を買うのがおすすめになります。
それであれば、電池の持ちが悪くなるということはありません。
電池の、持ちは全て乾電池の性能便りになりますから、電池が切れたとしても、また新しいのを買えば良いだけになります。
その分安心して6年間使用していけるでしょう。
乱雑に扱うクセがある子の場合は注意
また電子辞書の問題だけではなく、子ども自体の問題も関係していると言えます。
たとえば、ものを乱雑に扱うクセがある子どもは、やはりその分だけ電子辞書を傷つけてしまう可能性が高くなるでしょう。
その傷も、たとえば何かでひっかいたような傷であれば大した問題にはならないでしょう。
でも、何かを落としたような傷の場合はどうでしょうか?
それを繰り返しているうちに、割れてしまうことも出てくるでしょう。
そうしたら、6年使用するつもりで買い与えたものが、2年くらいで壊されてしまうこともあります。
それでは高校生用の電子辞書を与えても無駄になります。
なので、子どもの特性を良く考えて選んでいかないとならないと言えるでしょう。
高校生の勉強を始めるのも早い
中高一貫の学校のメリットとして、勉強のペースが早いという事があります。
どうせずっとそこで勉強していくわけなのですから受験勉強もいりませんし、たとえば中学2年生の年齢までに中学の授業を終わらせて、それから高校生の勉強にうつるという事もあります。
それはつまり、高校生用の電子辞書が求められるシーンも早く訪れるという事になります。
そうして高校生用の電子辞書を求められるシーンが早くくるのであれば、やはり最初から高校生用の電子辞書を与えていた方が得でしょう。
中学生用では2年しか使用できない
もし中学生用の電子辞書を与えていたら、それは2年しか使用できないことになります。
2年しか使用できないとなると、それはどう考えてもコスパが悪いと言えます。
対して高校生用の電子辞書は、6年間たっぷり使えますから、コスパは比べ物になりません。
たとえば中学生用の電子辞書が3万で、高校生用の電子辞書が4万だったとしましょう。
中学生用の電子辞書は、2年で3万なので、年間で1万5000円になります。
逆に高校生用の電子辞書の場合、6年で4万なので、年間の費用は7000円くらいになるでしょう。
このように、年間で見た時に倍くらいかわってきてしまうのです。
ましてや中学生用の電子辞書を買っている場合には、これにくわえてさらにもう一台の、高校生用の電子辞書に買い替えた際にお金もかかります。
となるとそのコスパの差はさらに広がるでしょう。
どうせ電子辞書を使うならば、コスパよく使えた方が良いに決まっていますから、やはり中高一環の子に電子辞書を与えるならば、高校生用の電子辞書がおすすめになります。
中学生用を買うメリットがない
ここまでのことをいろいろ見てきて気づいた方もいるかもしれませんが、中高一貫の子に与える電子辞書として、中学生用の電子辞書を選ぶメリットは、全然ないと言えるのです。
そうして全然メリットがないのに、中学生用の電子辞書を購入していっても、それは損しかしないでしょう。
どうしても中学生用の電子辞書をあたえたいとか、それを与えないとならないという理由があるのであれば、話は別になります。
でもそんな理由がある方がどこにいるのでしょうか?
そんな理由はまずほとんどの方において、無いことでしょう。
それならばやはり、中高一貫の子に電子辞書を贈る際には、高校生用の電子辞書を贈るようにしていってください。
そして長く使えるように大事にしてもらうというのもまた、一つの大切な教育だと言えるのではないでしょうか。
まとめ
中高一貫の子に電子辞書を買うならば、中学生用ではなく高校生用の電子辞書を買うのが正解になります。
高校生用の電子辞書を買っていても、しっかりと中学生の部分もカバーできますし、それを買って損になることはまずないでしょう。
それならばやはりソレを買うしかありません。
是非、高校生用の電子辞書を選んでいってください。