語学勉強に欠かせないアイテム!電子辞書と紙の辞書はどっちを使えば良い?

学生の方に限らず社会人の方でも、資格試験や英会話の学習の際に辞書を頻繁に使用することがあります。

辞書は分からないことを調べるための便利なアイテムですが、電子辞書と紙の辞書はどちらがより便利に使うことができるのでしょうか。

ここでは、電子辞書と紙の辞書それぞれの特徴やどちらを使えば良いか見ていきたいと思います。

電子辞書の特徴について見てみましょう

単語を入力して分からないことを調べる

電子辞書は本体に並んでいるキーボードやボタンを使って入力して分からないことについて調べます。

紙の辞書のようにページを捲る手間が省けるので、知りたいことを手早く調べることができます。

画面に大きく単語や意味が表示されるので見やすいところも魅力のひとつです。

単語の正しい発音を聞くことができる

電子辞書の機種によって調べた単語の意味や使い方だけではなく、単語の正しい発音を聞くことができます。

正しい発音を覚えることは英会話学習の重要なポイントとなりますが、耳で聞くことによって単語が覚えやすくなるので試験勉強にも役立ちます。

コンパクトで場所を取らず携帯しやすい

電子辞書はコンパクトで場所を取らないので、バッグやポケットに入れて携帯しやすいところが魅力です。

外出先でも分からないことがあれば、ポケットから取り出してボタンひとつですぐに調べ物ができるので便利です。

海外の旅行先で現地の方とコミュニケーションをとりたい時でも、コンパクトな電子辞書があれば強力にサポートしてもらえます。

問題集のコンテンツ付きのものがある

電子辞書の中には幅広い種類の問題集コンテンツが付いたものがあります。

自宅だけではなく図書館やカフェなど外出先で勉強する時にノートやテキスト、辞書などを持ち歩くのはかなりの荷物になってしまいます。

その点、問題集コンテンツ付きの電子辞書なら、ひとつで辞書と問題集の役割を持つので勉強に必要なものをスマートに持ち運ぶことができます。

紙の辞書の特徴について見てみましょう

ページをめくって分からないことを調べる

紙の辞書はページを捲って分からないことについて調べます。

該当するページが見つかるまで、ページを何度もめくるなどの手間がかかるので調べ物をするだけで時間がかかってしまいます。

しかし、該当するページを開いた時に、並んでいるほかの単語と意味をあわせて見ることができるので、ひとつの調べ物で別の単語を同時に見て学習できるところが電子辞書にはない特徴のひとつです。

単語にマーカーを引くことができる

覚えたい単語がある時、辞書に直接マーカーを引くことができます。

暗記用のマーカーとシートを使えば、辞書が単語帳の役割を果たすので手軽に暗記の勉強ができます。

コンパクトな大きさの辞書もあるので、ポケットに入れておけば調べ物に使ったり単語を覚えたい時に使えるので幅広く活用できます。

半永久的に辞書を使用することができる

紙の辞書は電子辞書のように落としても故障することはありません。

また、電池や電源が必要ないので半永久的に辞書を使用することができます。

電子辞書は新しい機種が登場すると古い機種が製造中止することもあり、古い機種が破損したり故障した時、場合によっては修理できないこともあるので半永久的に使用するのは難しい場合があります。

サイズによっては重たくて場所をとる

紙の辞書はコンパクトなものもあれば、大きくて分厚く重たいものがあります。

自宅の本棚から取り出して調べ物をする時は問題ありませんが、外出先に気軽に持っていくことができません。

外出先で勉強したい時でも、重たい紙の辞書を持ち歩くだけで移動の際の負担になってしまいます。

大きめの辞書は小さめの辞書よりも字が見やすいというメリットはあるものの、それでも持ち運びにくいというデメリットの方が勝ってしまいます。

電子辞書が向く人の特徴について

ひとつでいくつもの機能が欲しい人

ひとつでいくつもの機能が欲しい人は電子辞書が向いています。

電子辞書はひとつで調べ物だけではなく、問題集をはじめとするほかのコンテンツが付いているので幅広く活用できます。

また、機種によってコンテンツの追加ができるので、自分が使いやすいようにカスタマイズできるところが大きな魅力なのです。

英会話の時に使う単語の正しい発音を勉強したい人

単語を覚えるだけではなく、単語の正しい発音を学びたい方であれば電子辞書がおすすめです。

ボタンひとつで単語を調べて発音を聞く、目で見て耳で聞く学習方法で単語をしっかり覚えることができます。

また、機械的な発音ではなくネイティブの正しい発音が本体から流れてくるので、本格的な発音の勉強ができて便利です。

TOEICの勉強をしたい人

TOEIC試験を通して自身の英語のレベルを確認することができます。

ハイスコアを取れば就職活動をはじめとする幅広い分野に役立つので、社会人の方の中には日頃からTOEIC試験に向けて勉強している方がいます。

TOEIC試験の問題集コンテンツ付きの電子辞書があるので、ポケットに入れておけば外出先でいつでも手軽に試験勉強することができます。

移動中に手軽に勉強したい人

電車やバスを利用して長時間かけて通学や通勤をする方がいますが、移動するためだけに時間を費やすのがもったいないと思う場合には、移動時間を利用して語学や試験勉強をすると良いでしょう。

電子辞書ならコンパクトなので、移動中にカバンやポケットからすぐに取り出して使えるので時間を効率良く使って学習することができます。

紙の辞書が向く人の特徴について

電子機器の操作が苦手で使い方が分からない

電子機器の操作が苦手で電子辞書をうまく使いこなす自信がない方であれば、紙の辞書を使用すると良いでしょう。

また、これまで長く愛用してきた紙の辞書があり手に馴染んでいて手放せないという場合、使い慣れた紙の辞書を使用する方が良いでしょう。

使い慣れたものの方が調べ物をする時に時間がかからないので、操作を覚えて使い方に慣れるための時間をかける必要がなくこれまで通り手軽に調べものができます。

高価な電子辞書を購入できない

学生の時は幅広い分野を学習する必要があるので、多機能で高性能な電子辞書があれば毎日の中で活用することができます。

しかし、学生の方の中には高価な電子辞書を購入することができない方もいるかもしれません。

そんな時は図書館で勉強することで、自分が持っている紙の辞書以外にも幅広い種類の辞書や事典を使って思う存分勉強することができます。

自宅でじっくり勉強する人

図書館やカフェなど人が多くいる場所では勉強に集中できない方であれば、自宅でじっくりと時間をかけて勉強することをおすすめします。

自宅で勉強する場合には本棚に辞書や事典を揃えておくことができるので、わざわざ高価な電子辞書を購入する必要はないかもしれません。

自宅で勉強する方なら紙の辞書を使いこなすと良いでしょう。

まとめ

電子辞書と紙の辞書はそれぞれ特徴に違いがあるので、自分が使いやすいと感じるものを選ぶことが大切です。

現在は機能性が高い電子辞書が幅広い層に人気がありますが、機種によっては電池が切れやすいなど不便な点もあります。

電子辞書と紙の辞書のそれぞれの良さと悪さを把握した上で最適な辞書を使って勉強すれば、効率良く必要なことを学べます。