自分にあった電子辞書を選ぶポイントとは?4つのポイントで解説
辞書って重たいですよね。
すぐに分からないことを調べることができるので便利ですが、分厚くて持ち歩くには不便なので電子辞書を使っている人も多いです。
ですがメーカーや種類によって機能や使い勝手は様々です。
そこで自分にあった電子辞書を選ぶポイントを4つにまとめました。
社会人や学生、英語機能、サイズやバッテリーのもちなども書いていくので、気になっている人は目を通してみてください。
何につかうための電子辞書かを考える
機能が色々ありますが、基本的には日常で使うか特別な勉強で使うのかの2パターンに分かれます。
まずはどちらをメインとして使うのか考えるようにしましょう。
機能や種類が充実していて多くあるので選びにくいですが、自分にあっているものでないと逆に使いにくくなってしまうので注意しましょう。
学校の勉強や日常的なことに使う場合
特に大きな目的があるわけではなく単なる「辞書のかわり」として使うならスタンダードなタイプの電子辞書がおすすめです。
入っている情報は国語辞典や英語辞典といったものが基本で、中には旅行で使える英文なども入っていることもあります。
オールマイティーな辞書でもあり、学生にも人気がありますね。
基本的な5教科を収録していることもあるので、勉強に使うにも便利です。
値段も有名メーカーでも1万円前後からあるので、「特別な勉強につかわない」場合は、スタンダードなタイプの電子辞書を選びましょう。
特別なときに使う場合
特別なときとは人によっても違いますが、例えばビジネス英語やTOEICに向けて勉強する場合です。
スタンダードな電子辞書とは違い、収録されている英単語の数が多いのでしっかり勉強したい人におすすめです。
他にも留学の際にもっていく電子辞書を探している、英語以外の言語を勉強している場合などですね。
そんな場合はできるだけ登録されている単語の多い電子辞書を選びましょう。
特にビジネス英語を勉強したい場合は、難しい単語は普通の電子辞書にはのっていないので「ビジネス英語」と書かれているものがおすすめです。
普通の生活の枠をこえて勉強をする場合は、情報量の多い電子辞書を選ぶと失敗にしにくいですよ。
音声機能が必要かどうか考える
音声機能がついているかどうかで値段も変わりますが、できればあった方が便利な機能です。
では音声機能付きを選ぶかどうかの基準を解説していきます。
こんな人は音声機能つきがおすすめ
英語の勉強のための辞書なら、音声機能はあった方がいいです。
単語を調べるためだけなら必要ありませんが、その単語を発声してくれるので圧倒的に勉強には便利になります。
TOEICのために勉強している場合でも試験のスコアにリスニングは重要なので、音声機能はあったほうがいいですね。
英単語だけをみても読めない場合やアクセントが分からない場合があるので「会話できるようになるための英語勉強、TOEIC対策として」購入するなら音声機能のある電子辞書がおすすめです。
基本的に語学を学ぶなら必須ともいえる機能です。
音声機能が必要ない人
全般的な学習のための電子辞書を探している人なら、特に音声機能は必要ありません。
音声は語学の勉強のための機能といっても過言ではないので、そうでないなら安く買える音声機能なしがおすすめです。
ただし今後語学を勉強することがあるかもしれないと考えるなら、念のために音声機能つきを選んでおくといいですよ。
日本語の勉強のための辞書として使うのなら音声機能はまず必要がない機能です。
電子辞書のサイズの選び方
電子辞書はサイズが小さいですが、それでもその大きさは色々です。
大きいタイプと小さいタイプがありそれぞれ向いている人がいるので、その基準やメリットを紹介していきます。
小さめのサイズがおすすめの人
まず、持ち歩くことがよくあるのなら小さいサイズがおすすめです。
特にビジネスに使う場合はいちいちカバンから電子辞書をだしているとスマートではなく時間もかかるので、ポケットにおさまるほど小さいサイズの方が便利です。
サッと出してサッとしまえる方がスムーズなので、「人と対面しているときに使う機会がある」という人は小さめの電子辞書がおすすめです。
また留学のために使う電子辞書を探している人にも、小さめのサイズがおすすめです。
留学しているなら分からない単語が日常的にでてくるので、すぐに出して使える方が便利ですよ。
留学先の学校やホームステイ先の家族との会話で語学勉強することがメインになるので、じっくり辞書と向き合って勉強という機会は少ないですから、大きなサイズよりも小さい方が便利です。
大きめのサイズがおすすめの人
大きめの電子辞書がおすすめなのは、「じっくり向き合って勉強したい」人です。
知らない言葉や単語を調べるのはコンパクトサイズの方が便利ですが、長時間向き合うとなれば大きい方が見やすいのでストレスが少ないです。
電子辞書の中には問題集や問題が収録されているものがありますから、そういった問題をしっかり解いていきたい人には特におすすめです。
大きいといってもノートパソコンほど大きくもないですし、もちろん持ち運ぶこともできます。
電子辞書を使う場所が主に自宅という人には、コンパクトさよりも画面の見やすさ重視で選ぶと使いやすいのでおすすめです。
追加機能があるかどうかも大事
電子辞書の中には、追加機能がプラスできるタイプのものもあります。
追加できる内容はメーカーや種類にもよりますが、「ある分野に特化したもの」や「言語」などです。
本体となる電子辞書にパソコンを使って機能を追加する、データカードを挿入して機能を追加するといった方法がありますから、購入前に確認しておきましょう。
ですが必要ない場合もあるので、追加機能がある電子辞書が向いている人、向いていない人を紹介していきます。
追加機能のメリットや向いている人
メリットは、本体さえあればあとから好きな辞書などを追加できるという点です。
例えばビジネス英語の電子辞書を買ったあとで、他の言語も勉強したくなっても持っている電子辞書の本体にデータを入れるだけなので、余計な費用がかかりません。
追加機能がなければ新しく買う必要がありますが、2台持っていて使い分けるのはとても面倒です。
大手メーカーの方が追加機能できる辞書の種類が多いので、先に「追加できる辞書の種類」を調べておくといいですよ。
この機能がついている方が先々を考えると便利なので、「他にも勉強したいことがある」「この先他のことも勉強したくなりそう」と思うなら、使機能がある電子辞書を選んでおくのがおすすめです。
追加機能のデメリットや向いていない人
追加機能ができる電子辞書は便利ですが、どうしても機能が多いので金額が高くなるというデメリットもあります。
そして先のことを考えて追加機能のある電子辞書を買っても、使わないことももちろんあります。
どうしても機能が多い方がお得な感じはしますが、「あった方がいい機能だけど使わない可能性が高い」と思うなら特に必要ないかもしれません。
データカードを差し込むタイプなら簡単ですが、自宅や自由に使えるパソコンがないという場合はCDROMタイプでの追加はできないので、注意しましょう。
まとめ
電子辞書はとても便利で種類も多いですが、どんな機能が自分にあっているかは人それぞれです。
まずは何のために買うのか、どんな場面で使うのかを考えてからだと選びやすいですよ。
タッチパネルの操作、追加機能、音声機能など色々な機能がありますが、「普通の辞書のかわり」として使うならあまり使う機会はありません。
逆に「しっかり勉強するため」「いろいろな場面で使う」なら、機能は多い方が後々便利ですよ。